2010/12/17 ギリシャ アテネ

ギリシャの首都アテネ。1896年に第1回 近代オリンピックが行われた、パナシナイコ・スタジアムで、彼女は大きく背伸び。
そして心に決めました。簡単に食べられる朝ご飯にしよう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。

 

今朝はギリシャの首都アテネです

地中海に面した国、ギリシャ。
日本のおよそ1/3の面積に1100万人あまりが暮らします。
そして古代ギリシャから連綿と続くスポーツの盛んな地。 2004年に夏のオリンピック開催に合わせて、アテネオリンピック・スポーツ・コンプレックスという施設が建設されましたが、紀元前4世紀から改築と修復を重ねてきた総大理石造りのパナシナイコ・スタジアムは、アテネの街のランドマークといえるでしょう。

6年前に野口みずき選手が、先頭でゴールしたハイライトでもある、マラソンのゴール地点として使われたこの由緒正しいスタジアム。 42.195キロ離れたマラトンの地をスタートし、ここをゴールとするレース「アテネ・クラシック・マラソン」は、毎年開催されています。 今年はマラトンの戦いから2,500年の記念大会として行われ、日本人も含めて、沢山の参加者でにぎわいました。

地中海の太陽のめぐみを受けた……

オリーブオイルをたっぷりと使うギリシャ料理。
国民一人当たりのオリーブオイルの使用量は世界でもトップクラスといわれます。 それに合わせて、熟したトマトもまた、食卓には欠かせません。 そして羊やヤギの乳からつくるギリシャの代表的なチーズ「フェタ」。 ねっとりとしていて、塩味がきつい「フェタ」は、そのまま、もしくはサラダと共に食べる場合もありますが、パイ生地で包んだものをオーブンで焼いて食べるのが、朝食ならではの食べ方。
街の中にスタンドも出ていて、ファーストフードのように出勤途中で食べながら歩いている人も目にします。 コーヒーと一緒に、スライス・トマトを添えて、どうぞ。

食塩水につけて熟成させるこのチーズは、ドイツなどにもありますが、現在ヨーロッパではギリシャ産のみを「フェタ」と呼ぶ事に決まっているようです。