2010/10/22

体操日本代表男子、世界選手権団体で32年ぶりの優勝、ならず

体操の世界選手権第6日はきのう、オランダのロッテルダムで男子団体決勝が行われ、予選2位の日本は2007年大会に続く2位でした。最初の「ゆか」などでミスが目立ち、3種目を終えた段階で7位。それでも跳馬、平行棒で盛り返して2位に浮上。逆転を狙った最後の鉄棒でエースの内村航平選手や植松鉱治選手が高得点をあげたものの、全員が無難にまとめた中国に今一歩およびませんでした。予選1位で北京五輪金メダルの中国はこれで4連覇、ドイツが3位に入りました。

引退からカムバックの30歳、競泳萩原智子選手が連日の日本新達成

先週はクルム伊達公子選手の決勝進出で湧きましたが、こちらは水泳です。東京の辰巳国際水泳場で行われている競泳のワールドカップ東京大会で、昨年、5年のブランクから復帰した萩原智子選手が女子個人メドレー100mで59秒94の25mプールの短水路日本記録をマークして優勝です。3種目では遅れたものの最後の自由形で逆転。前日の自由形50メートルに続いて、短水路日本記録に「想定外です」と笑顔でコメントです。

野球のポストシーズン、日米のジャイアンツが明暗!?

ナゴヤドームで行われたセリーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第2戦は。中日が2日連続の完封勝利で日本シリーズ進出に王手をかけました。2回中日のピッチャー吉見が自らのタイムリーヒットで先制し、3回にブランコの犠牲フライで2点めが入ると、あとは盤石な投手陣に巨人打線は完全に沈黙。2-0のまま中日が逃げ切りました。 アメリカ大リーグのプレーオフはナショナル・リーグ優勝決定シリーズで、サンフランシスコ・ジャイアンツがサヨナラ勝ちして対戦成績を3勝1敗とし、こちらのジャイアンツはワールドシリーズ進出に王手です。

全国障がい者スポーツ大会「ゆめ半島千葉大会」が明日からスタートです

国体が行われた千葉県で、明日から障がい者スポーツの祭典が行われます。障がいのある方々が競技等を通じてスポーツの楽しさを体験するとともに、人々が障がいに対して理解を深めることが目的のこの大会。平成12年まで別々に開催されていた「全国身体障害者スポーツ大会」と「全国知的障害者スポーツ大会」を統合し今年が10回目となります。オリンピック終了後に開催されるパラリンピックのように、国体終了後に3日間の会期で毎年開催されています。

ユニークな競技もいろいろあります。例えば陸上競技では車いすや電動車いすで障害物をよけてタイムを競う「スラローム」。やりの代わりに「ターボジャブ」と呼ばれるプラスチック製の大きな棒状の用具を投げて、飛距離を競う「ジャベリックスロー」。乾燥大豆などを袋に詰めたものを投げる「ビーンバッグ投げ」。視覚障がいの選手がハンドマイクの音を頼りに走る50メートル走など。

またサウンドテーブルテニスという視覚障害の選手による競技は、全員がアイマスクを着用。金属の小さな球が中に入っで音がするボールとラバーのないラケットを使い、音だけを頼りに競技する卓球です。そして知的障害を持つ選手が男女を問わず、チームに分かれて競技するフットベースボール。これはソフトボールのルールを基本とするいわゆるキックベースボールです。個人競技と団体競技、そしてオープン競技を含めて、今回は全国からおよそ3300人の選手が参加し、月曜日までの3日間、千葉県で熱戦が繰り広げられます。