2010/10/22

  • 『ニコラ』11月号

    「安おしゃ♥古着っぽコーデ」
    「古着は苦手」という子が、手持ち服でできる古着っぽいコーディネートのポイントを紹介。例えば「古着っぽ森ボヘはレース盛りするべし!」。耳で聞いてすぐわかりませんが、解読すると“古着っぽい、森ガールのボヘミアンスタイルは、レース使いのアイテムを重ね着するといいですよ”ということのようです。う〜ん、難しい。

  • 『Seventeen』11月号

    「美ューティー学園」
    「波瑠・麻祐子・美玲の原寸大!! セルフアイメイク」のネーミングが凄い。「波瑠のナチュキリリアイ」「麻祐子のチョコレートデカ目」「美玲のスイートキャッツアイ」。「今日は彼をナチュキリリアイで落とすわよ!」とかデートの前に思ったりするのでしょうか?

  • 『marisol』11月号

    「今宵はシートマスク舞踏会」
    仮面舞踏会のようにドレスを着て、シートマスクを顔につけた女性たち……パロディとはいえ、怖すぎます! その姿でパソコンを打っている写真が載っていますが、いったいなにを調べているのでしょうか? すべてがサスペンス劇場に見えます。

  • 『dancyu』11月号

    「うまい牛肉が食べたい!」
    表紙を飾るのは「人形町 今半」のすき焼き。赤身部分の色つやがたまりません。メニューにはない熟成肉を特別にすき焼きにしてもらったそうです。ただし、よく読むと「熟成肉は予約時に応相談」の文字が。裏メニューってことでしょうか。ほかにも誌面にはステーキ、牛丼、ハンバーグなどがテンコ盛り状態。今すぐ牛肉のもとへ飛んでいきたい!

国民的な人気アイドルグループとなったAKB48。
男性のみならず女性にも人気で、彼女たちの特集を組む女性誌も目立ちます。さっそくチェックしてみましょう。

『月刊ポップティーン』11月号「空前絶後のAKBなりきりマニュアル!」
「AKBダンスダンスレボリューション!」では、その昔ピンクレディーの特集でよくあったような、振りつけをコマ割りで紹介。「フルで完コピできたら神認定まちがいナシ!」だとか。とにかくスゴイってことでしょうか。「なりきりすぎ! GALのAKB大賞!」では、ヘアマネ、服マネ、ポーズマネのポイントを読者モデルの実例とともに解説。AKBらしいポーズを覚えてどうするのかと思ったら、みんなで同じポーズをしてプリクラを撮るようです。しかも、にゃんにゃんポーズは“こぶしの高さの位置を変えて、体を少し傾けると可愛くなるよ!”とけっこう細かいです。

一方、AKBの中で1、2を争う人気者をフィーチャーしているのが『キューティ』11月号「前田敦子のすべて」。
表紙も飾った彼女に、プライベート、好きなもの、AKB48のコトなど100の質問をぶつけています。いくつかご紹介すると「好きな食べ物は?」の回答が「ミル貝のお刺身!」。「別人になれるとしたら」には「外国人になりたい」。それから気になるのは「あっちゃんの必需アイテム9」。彼女が愛用しているコスメの中にゲルマローラーがあるんですね。まだ必要ないと思うのですが、どうなんでしょう? サイン入りポラのプレゼントなど、もはや男性誌のよう。

彼女たちに注目しているのはモードの世界も同じ。
『VOGUE NIPPON』11月号「AKB48! ブランドデビューなお年頃♡」大島優子さんはカルティエ、前田敦子さんはティファニー、板野友美さんはブルガリ、秋元才加さんはショーメのジュエリーを、指にはめたり、首に巻いたり、手首につけたりして登場。しかもひとつふたつではなく、かなりたくさんつけていますね。ほかではあまり見られない、グッと大人っぽい雰囲気が印象的です。

聞くところによれば、東京・秋葉原のAKB48のほかにも、名古屋・栄のSKE48や大阪・難波のNMB48などもあるそうです。今後はこのアイドル・ユニットを世界中の都市のローカルタレントに拡げて、いわゆる「フォーマット・ビジネス」を輸出する壮大な計画とか。海外でも読まれている日本のファッション女性誌こそ、その先駆けになるようです。