2010/9/17

野球のチャリティ・オークション、売り上げはキャンプ地の宮崎などへ

日本野球機構はきのう、今年のオールスター戦で出場者が着用した直筆サイン入りユニホームのチャリティ・オークションによる売上金の寄付先と金額を明らかにしました。 口蹄疫被害の義援金として宮崎県に1,500万円を、災害救護活動支援費として日本赤十字社に残りの333万7,551円を寄付しました。 ちなみにユニホームの落札金額で最も高かったのは日本ハムのダルビッシュ選手の93万7,000円だとか。

白鵬が52連勝!千代の富士の記録まであと1つ

大相撲秋場所5日目は両国国技館で行われ、横綱白鵬が平幕の栃ノ心にすくい投げで52連勝。 昭和以降で双葉山に次ぐ53連勝へ王手をかけました。 10月3日の引退相撲のあいさつのため、国技館を訪れた元横綱朝青龍も、同郷の後輩を「誰も止められないでしょ。盤石だもん」と絶賛しました。 白鵬は今日、記録をかけて平幕の琴奨菊と対戦します。


ロシアの冬季オリンピック不振は無駄遣いのせい!?


ロシアのラジオ放送Voice Of Russiaによりますと、ロシア最高検察庁・捜査委員は、バンクーバー冬季オリンピックの準備期間に、予算などの資金が効果的に使用されなかったとの会計資料に基づき、資金を不正に使用した詐欺罪が数十件報告されたと発表。 2つの事実について、合計2億3,100万ルーブル(およそ6億3,410万円)分を刑事事件として立件し、現在必要な調査や捜査が行なわれているということです。

男女陸上短距離界のエースが登場です

19日の日曜日はスーパー陸上が川崎市等々力陸上競技場で行われます。 まずは女子短距離で100、200メートルの日本記録保持者、福島千里選手。 4月末今季初戦となった織田記念で、自身の日本記録を0秒03更新する11秒21を叩き出しました。 続く静岡国際陸上では200メートルで日本人初の22秒台となる22秒89で日本記録を再び更新、今年前半は絶好調でした。 それでも「精いっぱい走った感覚がない。条件がそろえばまだいける」とコメントして注目が集まりました。 しかしその後は気持だけが先行し、記録がついてこないというジレンマに苦しみます。
そこで新たな刺激を求めて、8月に日本女子短距離勢としては初の海外遠征を経験。欧州での2戦でともに100mで11秒3台をマーク。 アウエーでの内容のある結果に、「経験だけじゃなく戦えたことは、もう1ステップ上がるためになる」と好感触をつかんでいます。

そして今年は福島よりいい記録を持つアスムヌや、マディソンが参戦。 「ロンドンまでにたくさんの経験を積んで、1日もムダにしたくない」。 早くもロンドンへの視界が拡がっています。

また男子のエース塚原直貴選手は、昨年は世界陸上短距離2冠がある タイソン・ゲイに挑み2着。 今年は4月にそのタイソン・ゲイのコーチであるブラウマン氏のところに渡米して、武者修行を行いました。 しかし帰国後、両足の太もも裏に肉離れを発症し休養を余儀なくされました。 そして今回は100メートルで白人選手初の9秒台をマークしたフランスのルメートル選手と激突します。 「今の状態だと同じ土俵で戦えるか疑問だが、スタートラインに立つ以上、失礼のないように頑張る」と控えめですが、アメリカで学んだ技術と日本の技術を融合させるべく、急ピッチで調子をあげています。