2010/9/3

冬季パラリンピック、最強のメダリストが引退

冬季パラリンピックで活躍したアルペンスキー女子座位の大日方邦子選手がきのう、東京都内で記者会見し、2014年のソチ大会を目指す日本代表からは引退すると発表しました。 1998年のパラリンピック長野大会で日本初の金メダリストに輝き、今年のバンクーバー大会での銅メダルを含め、日本最多である10個のメダルを獲得、「18年の競技生活の経験を社会にお返しするべく、スポーツ文化の発展にかかわりたい」と引退コメントです。

来年2月に目標を設定したランナーにお知らせです

東京マラソン財団はきのう、先月末で応募受付を締め切った『東京マラソン2011』の最終申し込み状況を発表しました。 フルマラソン・10kmマラソンともに過去最多の応募で、申し込み者数の合計は前回を、2万人以上上回る33万5,147人。 その内訳は、フルマラソンへの応募が定員3万2,000人のところ27万2,134人で倍率9.2倍、10kmが定員3,000人のところ3万9307人で倍率13.6倍。 都営住宅への入居なみに難しいのではというのが、毎年落選し続けているスタッフのぼやき……

水泳の北島康介選手が一時帰国、日本代表入りに向け好感触

先月アメリカで行われた水泳のパンパシフィック選手権の男子平泳ぎで2冠を達成した北島康介選手が、現在練習拠点のアメリカから帰国しました。 以前番組に出演していただいた時にお話を伺いましたが、今回は小学校を訪問し、一日先生として水泳教室を行うイベントのための帰国です。 北京オリンピック以降、約1年間の休養で昨年11月に復帰。 2人3脚だった平井伯昌コーチから離れて一人で調整。 「新しいスタイルができている。 これからも自分のペースでやりたい」と、手応えを感じているコメントをスポーツ各紙が報じています。 次は11月の広州アジア大会です。

速報。錦織圭。2回戦突破。テニスの全米オープン4日目です

暑いのは東京だけではありません。
ニューヨークもテニス全米オープンが先月末に始まってから連日猛暑が続いています。 昨日も摂氏35度、今日も33度とまるで東京並みで、必然的にコート上では40度を超しているはず。 大会の規定では、女子は気温が摂氏30度を超えてスタートした試合について、第2、第3セットの間に、10分間の休憩を取れることになっていますが、男子はレフェリー判断という過酷な条件なのだそうです。

そんな中行われている4日目。 20歳の錦織圭選手とクロアチアの21歳、マリン・チリッチの試合が未明に行われ、5-7、7-6、3-6、7-6、6-1とフルセットの末に錦織圭選手が逆転勝ちを収めました。 二人の対決は2年前に1度だけあるものの、錦織選手のストレート負け。 06年のジュニア世界1位でもあったチリッチは、今年の全豪オープンでベスト4に食い込み、実績を積み上げている強敵でした。

歴史を振り返ると2年前の全米オープンで世界ランク4位のフェレール選手を下して3回戦を突破した錦織選手。 この時が日本人選手としては戦後初の快挙でした。 その後去年のひじの疲労骨折というブランクから今年になって復帰。 徐々に調子を上げているだけに、更なる活躍が期待されます。

また男子世界ランク2位でのフェデラー選手も1回戦に続いて2回戦をストレート勝ち。 女子では同じく世界ランク2位のウォズニアッキ選手が6-0、6-0という完璧なストレート勝ちで、それぞれ2回戦を突破しています。