2010/8/27

  • 『ジッパー』10月号

    「今、いちばんカワイイのは SWEETこまり顔」
    この秋絶対流行ると『ジッパー』が断言。 中でも「こまりドールメイク」と「こまりキャットメイク」が大本命なんだとか。先週ご紹介したドールメイクがここでも登場です。 それにしても、モデルさんはふたりとも口が小さい!
  • 『STORY』9月号

    「実例・最近湘南族は“ゆるリラ可愛い”」
    ここ数年湘南に移住してきた「移住湘南族」や週末を湘南で過ごす「週末湘南族」が急増中。 そんな女性たちの普段着のお手本が、ゆる〜くリラックスできて可愛いスタイルなんだとか。 クルージングしたり、オープンカーで買い物に出かけたり、リビングでイタリアのサルディーニャ島の話に盛り上がったり。 不況は関係なし。
  • 『an・an』1722号

    「あなたも私も予備軍です。いま、“気づかイスト”が増殖中!」 KYの反対。 気を使いすぎな新人類が、巷に増えてきたようです。 その特徴が8つ紹介されています。 例えば、狭い道で前から来る人を先に通して「通行人にすら、よく思われたい。」とか「肉親すら、気づかいの対象である。」など。 最後は気を使うことに疲れ、俗世と断絶してしまうんだとか。
  • 『ブレンダ』9月号

    「暑いの嫌だし、オシャレじゃないのはもっと嫌! だったら……まとめ髪にしちゃえばいいじゃんっていう話」
    独り語り風の斬新な見出し。 長すぎます! オシャレなまとめ髪を4つ紹介。 中でも「小顔サギまとめ髪」って名前がすごい。
    そのポイントは、
    1)おだんごヘアでてっぺん高め。 2)首まわりはスッキリと! 3)おくれ毛を使って、顔幅を狭く錯覚させる!
    ぜひお試しください。

もうすぐ9月。雑誌は秋冬ファッション一色です。
中でも今シーズン、数多く取り上げられているキーワードが、ミリタリーです。

まずは『PS』9月号「秋はダンゼン、ミリタリーMIXでいく!」
4大トレンドをミリタリーアイテムに取り入れたスタイルを紹介。 ネーミングが秀逸です。
フェミニンな甘辛MIXが「フェミリタリー」。 大人っぽいリュクスな雰囲気で「ミリタリュクス」。 マリンの要素を取り入れた「海リタリー」。 レトロでトラッドなおじさんのイメージを加えた 「OJIミリタリー」これだけモデルの表情も渋めなのがおもしろい。

「お手本はあの人! まねっコでミリタリーStyle12」でお手本にする人物がすごい。
例えば、ナポレオン、チェ・ゲバラ、ドラゴンクエストの主人公など。 もちろんコスプレではなく、オシャレな最新スタイルです。

一方、タイトルに勢いを感じるのが『ar』9月号「ミリタリー女子、街へ出よ!」。
SWEETミリタリー娘として、ショートパンツ、ニット、パンツ、ジャケットの4アイテムを軸としたコーディネート例を紹介していますが、これ、いずれも甘ミリ(甘めのミリタリー)だそうです。
確かにハードな服というよりは、人気アイテムのカーキ色といった雰囲気。
「姫&Boyでミリタリーを遊べ」では、彼氏のコーディネートを真似してアメカジとMIXしたり、甘さと辛さをマリアージュしたミリタリープリンセスなるファッションが紹介されています。 ベルトがリボンになっているあたりがプリンセスっぽいですね。

ミリタリーファッションの流行は女性だけではありません。 男性誌はどうでしょうか?
『POPEYE』9月号「ミリタリー最前線」。
フライトジャケット、フィールドジャケット、ピーコート、トレンチコート。 アウター別にコーディネートや商品が紹介されていますが、女性誌と比べると、ミリタリー濃度はかなり高め! またアイテムの色合いもカーキ以外に黒やネイビー、ベージュなどさまざまです。 すべて外国人モデルでの撮影で、ジープまで撮影現場に持ち込むあたり、スタッフの意気込みを感じます。

結局ミリタリーといっても、迷彩柄はほとんどなく、アウトドア志向と古着ブームの延長線上というところでしょうか。
とはいえ、これで山に行くと周囲の色に溶け込んでしまいますから、くれぐれも「道を外さない」ようご用心!