2010/8/20

  • 交通渋滞が激しい中国の大都市。渋滞緩和のため「ストラドル・バス」というモノレール車両の構想が進んでいます。 Straddleというと、「またぐ」という意味がありますが、「Straddle Bus」。 一見、二階建ての電車のような車両ですが下の部分が空洞になっており、2メートルまでの高さの車ならその空洞を通過可能です。 「走るトンネル」という感じですかね。 空洞の上、2階部分は、1,400人を収容する乗車スペース。
    新たに地下鉄を作るよりも費用は安く、電気と太陽エネルギーで動くため、二酸化炭素排出量を抑えられる交通網として期待されています。 今年5月に北京の産業博覧会でもお目見えした「ストラドル・バス」、早ければ今年中に、186キロメートルに渡る路線工事が始まる予定です。
  • ワイヤレスの電気自動車充電システムが登場?
    クリーンエネルギーの電気自動車も、充電を忘れると大変。 そんな心配をするユーザー対象に、アメリカのEvatranという会社が開発した、「プラグレス・パワー」。 こちらは電源に繋いだコントロールシステムを床においておくだけで、自動的にフル充電してくれるという優れものです。 新技術のため、まだ試験運転中ですが、近いうちに市場に出てくる可能性も。
  • 貯蔵しておいた雪を、夏に利用する実験が北海道美唄市で始まりました。
    どこで再利用するのか?オフィスビルのサーバールームなんです。 実は、美唄市。 サーバールーム、データセンターなどを誘致したいとしてこの実験に取り組んでいます。
    屋外に設置した およそ70トンの雪の下にパイプを通し、そのパイプに水を流して冷房に利用します。この雪による冷房システムを使って、北海道美唄市にサーバールームを設置した場合、東京都心に比べて エネルギーにかかる費用が20分の1程度におさえられる見込み。 

エアコンを使わずにはいられない東京の夏です。特に今年は猛暑……フィルターのお掃除、シーズンの途中でもお願いしますね。 フィルターを綺麗にしておくと、エネルギー効率が高まります。