今朝は、ロンドンとコネクト。
地球環境問題に対する企業の取り組み、進んでいますね。
しかし、持続可能な活動をしています、というエコメッセージを打ち出していても、ポスター、チラシ、販促物など、そのコミュニケーションの方法が地球の資源を消費するものであったら?
そんななか、世界初、企業広告もサステイナブルに、そんな広告代理店があります。
「CURB Media」というこの会社。
コンクリートの汚れを、企業のロゴの形に搔き落とすことで究極のエコ広告を打ち出すことを提案しています。
クライアントには、イギリスのBBC、ハーゲンダッツ、Vodafoneといった企業をはじめ、ユネスコも名を連ねるというこのCURB CURB Media。
具体的にどんなエコ広告を制作しているのでしょうか?
創立者のおひとり、Anthony Ganjouさんにお話を伺いました。
» CURB Media
世界中の企業と仕事をしているんだ。
アディダス、プーマにはじまり、ユネスコのために名古屋市のプロジェクトのためのキャンペーンを打ち出した。
欧米の有名ブランドとも仕事をしているよ。
たとえばvodafone、イギリス最大のスーパーwaitroseや、日本でもパナソニック、日産といった企業の広告キャンペーンに関わっている。
企業が我々に求めてくるものはそれぞれ異なるけれど、僕たち、CURB Mediaが提案するのは、OrdinaryなものでExtraordinaryに見せること。
自然といった身の回りにありふれるものを使ってすごいものにすることなんだ。
それも、サステイナブル、持続可能な方法で。
みんなが驚き、魅了されるような広告を打ち出すこと。
みんなが携帯電話で写真をとって、ネットにアップしたくなる、(Twitterで)Tweetしたくなる、話題になって「みんなが広めてくれる」、見るだけでなく何か行動を起こしたくなる、インタラクティブな広告を作っているんだ。
いい質問。 たくさんあるけど、すぐに思いつく2つ選ぶとすれば、一つは、世界最大の医薬品会社ということで、ホタルのように発光するバクテリアだけを使った広告を打ちだした。
ほかには、ヨーロッパの企業向けに苔だけをつかって成長していくビルボード広告を作ったのもかなり変わっているかな。
実は今、苔だけを使って若者たちの環境意識を高めるキャンペーンをイギリス全土で展開している。
確かに空中から見ることになりますね。
ただ、丘などの傾斜面に文字を描き出すことも多いので、空の上からでなくても、遠くから見れば認識できるものも多い。
うん。 僕たちはどちらのメディアも重視していますよ。
ただ、どんな広告を作ったら一般の人が携帯電話で写真をとって、ソーシャル・ネットワークやTwitterで話題になるか、それを考えている。
Facebookにのったり、Twitterで話題になればウィルスのようにその広告が広まる。 つまり、一般の人たちが自然に広告を広めてくれる。
そうするためのきっかけに、エコロジカルな素材を使った広告を作っている。
新聞はどうかって? 新聞もいいけれど、せっかく環境にやさしい自然の素材をつかって広告を作っているのに、それを新聞のように何万部も印刷していては、環境に良くないじゃない。
だから新聞というメディアでの広告展開にはそれほど力を入れていない。
デジタルメディアにフォーカスしている。
そうは言ったものの、僕たちの作った広告は世界中のメディア、アフリカ、ジンバブエからニュージランドのメディアで取り上げられている。
僕たちの狙いは、人が見て、魅了されて、写真を撮りたくなる、他の人に伝えたくなる、そんな広告。
CURB Mediaを環境にやさしい方法でどうやってPRするか?
正直な話、僕たち自身を広告することはない。
広告を発注するクライアント企業をPRすることのが仕事なので。
ただ、クリスマスには、クライアントに発光するバクテリアを使ったクリスマスカードを送ったりしている。その写真をネットにアップすると、ネット上ですぐに話題になり、数日間で70万ものヒットを数えたりするから、そういったところで僕たちの会社は話題となっている。