2010/5/28 株式会社コラボラボの代表取締役 横田響子さんのHidden Story

今週は、「女性の経営者同士をコラボレーション」という事業を展開する、横田響子さんの情熱物語。

2009年5月12日、表参道ヒルズ。
ニッポンの女性社長300人が一同に会しました。
この日、開催されたのは、「J300 女性社長300人が不況を吹っ飛ばす」というイベント。
企画したのは、株式会社コラボラボの代表取締役、横田響子さん。
女性経営者同士をコラボする。それはどんな事業なのかというと……

大きく3つあって、ひとつは女性経営者さんたちの……まあ、会社を立ち上げるのは簡単なんですけど、続けていくのが大変だっていうことで、経営者さん達同士のネットワークをサポートするというのがひとつ。 2つ目は、企業さんからプロジェクトを受けて来て、それを女性経営者さんに紹介しながら一緒にやっていく。 ビジネスコーディネート、ですね。 3つ目は、ナンバー2人材っていうのが……ひとりでできることは限られているので、参謀ですよね、その人材紹介をさせてもらってます。

横田さんが会社を立ち上げたのは、2006年。
しかし、「人と人とをつなぐ仕事をしたい」その想いの源は、はるか幼い日の記憶にありました。

4歳まで海外にいて……周りに金髪の子もいる、青い目の子もいるというところで、人ってそれぞれ違うんだなっていうのを視覚で感じたというのもあるし。
向こうの幼稚園だと、朝行ったときに、「響子、何して遊ぶ?」って言われて。
「お絵描きするの? 砂場で遊ぶの? 今日のお前は何をして遊ぶんだ?」って言われて……「まじで?」みたいな。 で、みんな選ぶものが違って、遊び方も違って。 を経験したあとに日本に帰ってきたら、「みんなでお絵描きしようね」って……「あれ?みんな好きなものも違うし、得意なものも違うし」というのが印象的で。

人はそれぞれ違って、強みも違って、というのが自分の原点なんですよね。

横田さんは、大学卒業後、株式会社リクルートに入社。
企業の人事制度づくり、人材採用のサポート業務を担当。
そんな日々のなかで、「女性経営者同士をコラボする」。
胸の奥で、コンセプトが固まっていきます。

コンセプトだけですね。何で儲けるのとか、どうやって食べて行くのとか、全く決めずで。
会社と会社をマッチングすること、女性の経営者を支援していく、っていうことだけは決めてましたね。

株式会社コラボラボの代表取締役、横田響子さん。
大学卒業後 勤務した会社 リクルートを28歳で退社。
女性の経営者同士をコラボする、というコンセプトを実現するため起業の準備が始まりました。

          

そうは言っても、女性経営者さんとあんまり会ったことがなくて。

なぜかというと、リクルート時代にお会いするのは男性の経営者さんばかりだったんですね。

「女性の経営者さんはどこにおるんやろ?」と思って。 これから女性経営者さんを支援するから誰か紹介して、って。 年間200人と決めて、どんどん会って……
何に困ってるのか、どういうニーズがあるのかとか……
経営者の会に参加することもあったし、個別にお会いしてヒアリングするということもして……1年半かけて準備して、会社を立ち上げた、という感じですね。

年間200人。 女性の経営者に会うなかで見えて来たことがありました。

みなさんそれぞれの個性を持っていて、スタイルを持っていて。 一方、経営者さんの会にいくと、9割方男性で、100人いたら女性が数名いるくらいで。 めちゃくちゃマイノリティだっていうことも分かったし。
ちっちゃい会社も多かったですね。 10人以下とか20人以下くらいの。
で、いろんな経営者さんとお話してると、「お宅の会社のビジネスモデルは儲かってんの? 従業員数は?」っていうのを聞かれることが多いんですけど、女性経営者の場合は、「こんな想いで始めた」とか、「こういう風に頑張っている」という話が多くて。

 

そして、その発見は、コラボレーションのラボ、すなわち「コラボラボ」というアイディアに直結します。

ちっちゃいからこそ、自分たちで完結できることが少なかったりとか、もっと組んでいかないと面白い仕事ができなかったりするし。
20名以下だとルールが少なくて、フレキシブルに組めるのが強みですね。
ただ、自分たちが何に強いのかとか、結構明確にしていかないとひっそりと終わっていく。じゃないと、組めないじゃないですか。

得意なことは何なのか?
強みはどんなところにあるのか?
つながるためには、個性を主張することが必要である。
そして、つながれば……Uniteすれば、もっと面白い仕事ができる。

横田響子さんの挑戦は まだまだ続きます。

違うものが混ざり合ったら、化学反応で何かが絶対できるじゃないですか。
そういう瞬間に立ち会いたいというか、それも込めて、コラボラボ。

コラボレーションをラボするというか本当はファクトリーなんですけど。 ファクトリーでありたい。

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