2010/5/14 ゲリラ・ガーデニング

みなさん、ガーデニング、されていますか?
ちょうど今は、お花や野菜の種を植えるのに適している季節。
でもですよ……自分の土地でなく、公共の土地や空き地には、たとえそれが遊休地となっていても勝手に耕したり、種を植えてはいけません。

ところが、無許可でチューリップやラベンダーを植えてしまう、ゲリラ・ガーデニングがイギリス、ロンドンでちょっとした話題となっているようなんです。

もともとガーデニングがさかんなお国。
なぜゲリラ・ガーデニングなんてするのでしょう?
その意図は?

今朝は、ロンドンで「On Guerrilla Gardening」という本の著者であり、ウェブサイトGuerrilla Gardening.orgを立ち上げたRichard Reynoldsさんにお話を伺います。

» The Guerrilla Gardening
» On Guerrilla Gardening


まず、ゲリラ・ガーデニングってどんなものですか?


広い意味で自分の家の庭から出て、おこなう庭づくりのことです。

「ゲリラ・ガーデニング」、という本をお出しになっていますが、どんなきっかけからゲリラ的にガーデニングをしようと?

僕は田舎の出身でガーデニングが大好き。 でもロンドンでは広い庭つきの家やマンションに住むことは難しいんです。 だったら、手入れされず、放置されている空き地に小さなお庭を作ろうと思ったんです。 法律的には違法になりますが、誰も傷つかないし、誰かに損害を与えるわけでもありません。 それに通勤途中、道端に咲いた花々はみんなの目を楽しませてくれる。 だから、警察も見て見ぬふり黙認しているんですよ。

リチャードさんのウェブやFacebookでその活動が広まり、自分の土地でない場所を勝手にガーデン化する動きはヨーロッパ中に広まっているようですね。
みなさんからの反響は?

「こんなところでも植物が育つんだ」ってみなさん驚いています。 そして、どんな環境でも根をはって育つ生命力に驚き、感動しているみたいです。 ゲリラ・ガーデニングはすでにNY、モントリオール、ベルリン、アムステルダムといった30か国に広がっています。 はじめは眉をとがらせていた土地の所有者も私たちのしていることが誰にも危害を与えるものではないことを理解してくれたりします。 そうなると、法律上は違法であったものが、誰もが容認するものになるんです。 こうした動きというのは、放置されたままの土地を手入れする予算がない行政などにとって有効な活用法だと思います。