2010/4/2 世界の入学祝い事情

いよいよ4月。 きのう今日で入学式という人々も多いでしょう。
東京で学校に入って、新しい習慣で初めてこの番組を聴いたという方に、カビラから入学祝いとして心から、「おめでとうございます」を言わせていただきたいと思います。
さて、海外に「入学祝い」という習慣はあるのでしょうか。
今日も2カ国にコネクトします。

まず小学校入学あたりでは、入学祝いはあるのでしょうか?

ロンドン、竹沢祐子さん
「入学も卒業も祝う習慣はありません」

ソウル 菅野朋子さん
「あります」

小学校の入学に関して、儀式的なものはどうなのでしょうか?

ロンドン、竹沢祐子さん

主に小学校(プライマリースクール、5歳から9月より)について言うと、イギリスでは特に入学(卒業も)を祝うという習慣はない。
式典などの学校行事もなく、自宅でのお祝いというのもない。

ランドセルもなく、入学時は手ぶら。 また、全員が一斉に同じ日に始業するわけではないそうで、9月の1週目から、1週ごとに10人ぐらいずつ授業を始めて、3週目に1クラス全員、約30人が揃うという感じで、ダラダラと集まることになる。

イギリスでは携帯電話が持てるようになるのが、普通中学生からということもあり、中学の入学時に携帯電話を買い与えるというのは最近見られる。

ソウルではどうでしょうか?

ソウル 菅野朋子さん

入学祝いはする。 日本と同じくお祝い金をあげたりする習慣で、近い親戚が集まってお祝いをしたりと日本とあまり変わらないよう。

大学の入学祝いとして、特に女子学生はお祝いと称して美容整形手術を施したりするそう。