2010/2/5

歴代3位優勝25回の朝青龍が土俵を去りました

大相撲初場所中におきた暴行問題について横綱審議委員会はきのう、史上初の引退勧告を全会一致で決議。 その後の相撲協会の理事会に呼ばれた横綱朝青龍は、まさに電撃的に現役引退を表明しました。 号外まで配られた突然の展開。 日本中が驚き今朝のスポーツ紙は全て1面がこのニュースです。 朝青龍は日本国籍を取得していないため、相撲協会に残ることはできず、今後の身の振り方は全く白紙。引退後については「何も考えていない。 ちょっと休みたい」とコメントです。高砂親方も監督責任を問われ、役員待遇から主任へ2階級の降格処分となりました。


速報! 石川遼選手が今シーズン最初のアメリカツアー


全米ゴルフツアーのノーザントラスト・オープンがカリフォルニア州のリビエラCCで今朝未明に初日がスタート。
石川遼選手は前半から好調に飛ばしてバーディー・ラッシュ、一時はノーボギーの5アンダーまでスコアを伸ばしましたが、最後の4ホールで2つのボギーを叩き3アンダー。
現在首位のダスティン・ジョンソンに4打差のや位タイでホールアウトです。
今田竜二と丸山茂樹は現在2オーバー107位タイと出遅れ。


紆余曲折があったアメリカズカップが月曜日にスタートへ


サッカーのワールドカップより79年、全英オープンゴルフよりも9年早い。
そんな長い歴史を持つ世界最古のスポーツトロフィーのアメリカズカップ。
ヨットレースの世界最高峰で、前回優勝チームにマッチプレーで挑むという独特の競技ルールです。
今回開催の第33回は前回優勝チームのアリンギと挑戦者とのルール設定をめぐり、2年半にわたり何度となく裁判が行われ、ここにきてBMWオラクルチームとスペインのバレンシアで行われることがようやく決定しました。
「対決の続きは水上で行われるだろう」とはチーム・アリンギの船長のコメントです。


アメリカンフットボールの王座決定戦が今週末開催


フロリダ州マイアミのサン・ライフ・スタジアムで現地時間の7日夜、第44回スーパーボウルが行われます。
インディアナポリス・コルツと、ニューオリンズ・セインツという対戦カードとなりました。
お互いにシーズン中は開幕から快進撃を続けてきたチームで、第一シードから、それぞれのリーグを勝ち上がってきただけに、まさに真のチャンピオンマッチといえそうです。

インディアナポリス・コルツはスターQBのペイトン・マニングがポイント。
選手層が薄い今シーズンのチームでも、冷静にロングパスを繰り出し、史上最多のMVP受賞4度という円熟した技を見せている反面、ランの攻撃ではリーグ最下位に甘んじているという攻撃スタイルの偏りが問題点。

一方のニューオリンズ・セインツのオフェンスは1試合で、平均400ヤード以上を獲得するリーグ・トップの成績。
そしてランが6位、パスが4位というバランスのよい攻撃がポイントです。
QBのドリュー・ブリーズは9年目で、ペイトン・マニングには現時点では及ばないものの、確実にステップを踏んでいるという伸び盛りの選手です。

つまり一発決まると大きいし、その確率も決して低くはない空中戦が得意なインディアナポリス・コルツと、地上戦と空中戦ともにスキがないニューオリンズ・セインツとの戦いということで、軍配はどちらに上がるか。
今回はのちのち語り継がれる大会となりそうです。