2010/2/5

  • 『pen』261号

    「旅の達人80人に訊いた、世界でいちばん好きな場所。」
    表紙の写真が旅の高揚感を象徴しています。ナスカの地上絵近くを通る道の上で、歌舞伎の見得を切っているかのようなポーズで写っているのは、女優の永作博美さん。 右端に写っている、ソンブレロをかぶった現地の人が、いい味出してます。
  • 『GOETHE』3月号

    「カラダの最先端メンテナンス術」西倉式美容整体がすごい。
    一度受ければもとに戻らない骨矯正を、ゲーテ副編集長が体験。
    その結果、頬骨は−2.3センチ、エラ部分は−5センチに。ちなみにお値段は、 小顔矯正の場合、エラ、あご、頬骨など1か所につき21万円だそうです。ひー
  • 『Seventeen』3月号

    「激モテ バレンタイン! 告れるコーデ150連発!!」
    登場するコーディネートの大半はミニスカートやショートパンツ。 しかも素足。
    ロングブーツを履いているとはいえ、寒くないのか? 
    告白する前に風邪をひかないように、ご注意ください。
  • 『CLASSY』3月号

    「今夜は“攻める鍋”? “守る鍋”?」
    攻める鍋とは、食べ応えがあって、辛くて脂っこく、大勢でワイワイ食べられる鍋。
    守る鍋とは、野菜やきのこが多く、ヘルシーで胃にやさしい味つけ。
    そして静かな雰囲気で食べられる鍋だそう。 あなたはどちらですか。

まだまだ寒さ厳しいですが、季節を先取りするという雑誌の誌面はスプリングモード全開。
春は脚を出す服装が増えるからでしょうか。
さまざまな雑誌が美脚を取り上げています。

美脚といっても、ファッション誌の場合、トレーニングで脚を引き締めようということではなく、「アイテムやコーディネートで美脚を演出しよう」と指南しています。

トレンドアイテムを紹介しているのが、『Domani』3月号。
「あなたの代わりに美脚に見える“ブラックサルエル”探してきました」
本当にスタイルよく見える10本だけを厳選したらしいです。

ただ、ブラックサルエルを履けばいいというわけではないってことですよね。
試着時に確認したいポイントは、「メリハリがつく広めなベルト幅」や、「ヒップをカバーするふくらみ、ヒザ下が長く細く見えるように、ヒザから裾にかけてスリムなもの」そして色は「黒限定」だそうです。
横から見ても、後ろから見ても、美脚に見えるのが、ブラックサルエルの優れた点。誌面では実際にサイドとバックの写真も紹介されています。

「ほっそり“パギンス”で、春美脚を手に入れよう!」と謳うのは『Oggi』3月号。
特に男性にとっては聞き慣れない、このパギンスという言葉。
レギンス以上、パンツ未満で、今年の春のトレンドボトムだと言われています。
モデルが着用している写真を見ると、シンプルゆえ確かに下半身がスッキリ。
ヒールを履くのがポイントでしょうか。私も勉強になります。
ただ、モデルのみなさんはもともとスタイルがいいので、美脚に見えて当然?

そういう意味で説得力たっぷりなのが、『Soup』3月号
「キレイな脚は着こなしで作れる!」脚に悩みのある一般女性4人がモデルで登場。
リアリティのある誌面を展開しています。彼女たちが気にしているのは、ももの太さ、おしりの大きさ、O脚ぎみの脚、短めの脚。
それを解消する、さまざまなコーディネート例が紹介されているのですが、中でも目から鱗なのが、脚をキレイに見せるよりも、脚そのものを見せないテク。

  • ワイドキュロットとロングブーツで脚を全体的に覆ってしまう。
  • 極太のワイドパンツで脚全体の太さを隠す。
  • またはカーディガンのボタンをわざと掛け違えたり、帽子とショートベストを着用して、相手の目線を上半身に誘導する。

もはや反則ともいえるこのテクニックですが、「自分をよりキレイに見せたい」という乙女心に感服です。
でも、これが世の中の現実ですよね。