2010/2/5 BACH Technology

お聞きの音楽ファイル。 MP3形式の方、多いのでは?
そのMP3に革命です。
MP3の次をゆく新たなフォーマットが登場しました。

Music DNAというこのフォーマット。
ノルウェーの会社、BACH Technologyが開発したもので、MP3方式の音声ファイルに、「歌詞、アーティスト情報、さらには、映像コンテンツを組み込むことが可能になる」というもの。
デジタルミュージック分野におけるMP3以来の革命とも言われています。

お金を払ってもほしい、プラスアルファの価値をつけることで、音楽の違法ダウンロード、違法コピーを防ごう。
そんな目的があるようです。

具体的にどのようにしたらMusic DNAのコンテンツをダウンロードできるのか、デジタルミュージックの次なるスタンダードになりうるのでしょうか。

BACH Technology社の創業者、Dagfinn Bacさんに、お話を伺います。

» Music DNA

Music DNA。
ずばり、どんなソフトウェアで、どんなことができるのでしょうか?

Music DNAは、音楽自体を解析します。 エンドユーザーがダウンロードした音楽を解析することで、そのユーザーの音楽の好みを分析して、インターネット上でユーザーの好みにあった音楽へと誘導することを可能にする、そんなソフトウェアです。

だから、DNA,遺伝子なんですね。
ほかにはどんな機能を持っているのでしょうか?

Music DNAは、音楽を分析して、その音楽と似た音楽を探すことを可能にします。 また、ユーザーがダウンロードした音楽に、歌詞、アーティストのツアー情報といったアップデート情報とともに、画像も添付することができます。

Music DNAはメタデータ、つまり、データに関連する情報、ここでは音楽データに関するさまざまな情報をつなぎ合わせるソフトウェアのひとつです。
デジタルミュージックストアに提供して、エンドユーザーの志向にあわせたミュージックリストを作ることを可能にします。

なるほど。 だから、iTunesと競合することにはならないんですね。
インターネット上には違法の音楽ファイルがあふれていますが、どのように解決するのでしょう?

Music DNA形式になれば、ダウンロードした音楽が違法の場合、それ以外のプラスアルファの情報がアップデートされない。 だからプラスアルファを求める音楽ファンにとっては正規のダウンロードを選ぶインセンティブになることを期待しています。

では、どこで正規ダウンロード可能な音楽を見つけることができるのでしょう?

Music DNAはあくまでソフトウェアの会社なので、みなさんを正規音楽ダウンロードサイトへと誘導することはできません。 みなさんのお気にいりのオンラインミュージックストアがMusic DNAと契約を結んでいただければ、いいですけど。それまで待ってください。

現時点でどんなレーベルやアーティストと契約を結んでいるのでしょう?

今のところ、大手レーベルとの契約はしていない。 インディーズのイギリス系、Beggars Group、アメリカのTommy Boy Entertainment and Delta recordsなど。

欧米ではこの5月か6月には、Music DNAフォーマットの音楽をダウンロードできるようになります。


日本のユーザーも言語の問題を気にすることなく利用できそうでしょうか?

はい。