2009/12/11 世界のホームパーティ事情

いよいよクリスマスが近づいて、忘年会、パーティのシーズンです。
キリスト教の国ではクリスマスデーは家族とともに過ごすものですが、この時期ホームパーティはやるのでしょうか。
あの国はどうでしょう。 今朝も2つの国の実情を探ります。

そもそもホームパーティは盛んなのでしょうか

タイ、バンコク 山崎幸恵さん

庶民は招待状を作成するようなものは、ほとんどやりません

ごはんは家族だけで食べるということでしょうか

ご飯の時間、というものが特に決まっていないので、常時おかずやご飯があって、気が向いたときに食べる場合が多く、近所に住む親戚などがフラッと立ち寄り、ご飯を呼ばれて帰ることはしょっちゅう。 いつ誰が乱入するかわからないので、タイ料理の基本は大皿から取り分け。

パーティというよりも大勢で食べるのが当たり前なんですね。
しかし暑さが厳しい時期はどうするのでしょうか。

少しでも涼をとろうと軒先に縁台を出して、夕涼みしながらビールをやっている姿を良く見かける。 そのうち近所の人が集まりだして、いつのまにか宴会に、というパターンも多々。

地方出身者は、モーラムという演歌のような音楽を大音量で流しながら踊っています。
開催場所は室内ではなく、路上なので、「ホーム」パーティーではないかも。


そもそもホームパーティは盛んなのでしょうか


スウェーデン、マルメ 丹呉由紀子さん

季節ごとに盛んです

特にパーティが盛んなシーズンというのはあるのでしょうか

スウェーデンでは12月に入って毎週のようにホームパーティに呼ばれている。 暦や慣習を大切にする国民なのか、イースター、夏至のミッドサマー、夏のザリガニまつり、そしてクリスマスと季節ごとに家族じゃなく、 友人を呼んでパーティをする。

今の季節は忘年会を家でするようなもの。

パーティが盛んな理由はどうしてなのでしょうか

税金の高い国なので、外食で飲み食いするとかなり高額になることもあって、家で集う機会が多い。 招かれたら、パーティをして招くのが礼儀で、招かれたのに招かないでいると、嫌われたのかも?など思われてしまう。