2009/11/13 日本認知症コミュニケーション協議会

認知症の人に寄り添い、認知症についての知識をもち、アクティビティ・プログラムを用いて日常生活を支援していける人材「認知症ライフパートナー」を検定試験を通して育成していきます。

「ことば」によるコミュニケーションが、むずかしい認知症の人の思いを受け取り、わたしたちの思いを伝えるには、「こころ」と「からだ」をうごかし「五感」を刺激するプログラムで、その人らしい暮らしを演出する。その方法に「アクティビティ・ケア」 があります。

ここでいうアクティビティとは、その人が生きてきたなかで好きだったこと、いい思い出、得意だったこと、生活習慣、仕事などからケアプランを考えます。
たとえば音楽を聴く、唄う事が好き。菜園で野菜を育てる、調理をすることが得意であった。
また、化粧をする、散歩、ゲームをするなどもアクティビティに入ります。
楽しく無理なく出来る、その人にあったアクティビティ・プログラムを計画、実施します。

そのプログラムのなかにその人の役割が少しでもあることがとても大切なことです。
詳しくは、とてもわかりやすく評判のよい「認知症ライフパートナー」公式テキストをお薦めします。

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