今朝は、「スターの素質」に迫ります。
公の場でのハリウッドスターの身のこなし方。 受賞式でのスピーチなど、造作もなく自然にできてしまうのがスターと思いますよね。
実はスターも、私たちと同じように、人前ではあがるんです。
どうしたら、人前で落ち着いて品格をもって話すことができるのか、映画のオーディションで役を手に入れるためにはどうしたらいいのか、工夫しています。
こうしたスターたちのノウハウが、「The Star Qualities」“スター性”という書籍になっているんですね。
イギリスで出版されているこの本。
一般の人でも、ビジネスの場など、自分を演出するうえで役立つということで、注目されています。
「The Star Qualities」の著者、Caroline Goyderさんにお話を伺いました。
ユアン・マックレガー、ヘレン・ミレンといった大スターでも人前に出ると緊張するそうですが、本当ですか?
ヘレン・ミレンのオスカー受賞のスピーチはおよそ2500万人が聞いていたんです。 これほどの大衆の目にさらされているという恐怖をやわらげるために、ヘレンは6人の友人に話すつもりでスピーチを述べるようにイメージ・トレーニングしたんです。
それでは、そうした大スターたちは、人前で輝いてみせるために、どんなことを心がけているのですか?
私たちのふだんの生活にも取り入れることができそうですね。
役者の方たちも人前での恐怖におののくもの。 ただ、彼らはその恐怖をうまく隠すことができている。 ではどうしているか、というとゆっくりと呼吸を整え、背筋を伸ばすこと。 それができたら、スターたちと同じように何食わぬ表情で、冷静でいることができると思います。
キャロラインさんは、コミュニケーション、ヴォイスコーチとして、イギリスの国会議員、他国の女王にもスピーチや立ち居振る舞いのコーチングアドバイスをされているそうですね。
そうした人たちは、どんなことを求めているのですか?
公の場に立つ人たちですから、まわりがどんなに混乱した状況にあっても、平静を装うことが求められています。 どんなに心のうちではパニックになっていても、外見上は手を動かすことなく、すべてを見据えたように声は落ち着いて低く保つこと。
そういった方たちにはどんなアドバイスをされるのですか?
姿勢をただし、ゆっくりと呼吸をすること。 そうすれば感情をコントロールすることができるはずです。 パニックに陥ると心拍数があがり、正常な呼吸ができなくなります。 そうすると頭に充分な酸素が届かなくなります。 これは役者の方たちが実践していることですが、呼吸と体をコントロールできれば思考回路も正常な状態になるものです。