2009/10/30

  • 「藻」から燃料が作りだせる!そんな研究が進んでいます。 「藻」は、濁った沼や池、排水でも培養できることや、育つ過程で、二酸化炭素を減らすことから、再生可能エネルギーの有望な原料として注目されています。 実用化には、まだまだ年数が必要なものの、今年の9月に行われた実験では、藻から作った燃料とガソリンを混合した燃料で、サンフランシスコからニューヨークまで、車を走らせることに成功したとのこと。
  • 水分の蒸発を利用したエコな冷蔵容器が登場。

    考案者は、新興国への技術移転を目指しているデザイナー ローフス・ヤコブさん。
    ボール型の器が二重に重なった構造のこの容器、器と器の間に温度を保つための発砲ガラスが入っています。
    そして内側の器は湿った布で包まれていて、布の水分が蒸発する時の冷却効果によって容器全体の温度が下がるという仕組みです。
    温度を保つためには、数日に1回、水を注ぐだけ。
    これがあれば、電気が通っていない場所でも、食べ物の腐敗を防げますね。


  • 普段の生活をちょっと変えるだけで、フランスの年間排出量と同じ程度の温室効果ガスを減らすことができる。
    そんな研究結果を、アメリカ・ミシガン州立大の研究グループが発表しました。
    この研究では、二酸化酸素の排出量を減らすために、アメリカ人ができることを、17項目挙げているんですが・・・
    「赤信号になりかけの時にスピードを上げない」、「洗濯物を乾燥機ではなく物干し台で干す」、などのちょっとした行動でも、17項目全てを行えば、二酸化炭素の排出量を10年後までに、年間1億2300万メートルトン減らせることが明らかに。
    ちなみに、この量はフランスの全排出量をやや上回る規模とのこと。

自宅の冷蔵庫・・・壁と接するように設置していたり、モノを詰め込みすぎたりしていませんか?
それだけで、余計な電力を消費してしまいます。
まずは、身近な冷蔵庫のチェックから、始めてみませんか?