2009/10/23

プロ野球ポストシーズンがいよいよ大詰めへ

クライマックスはセ・パ両リーグで第2ステージの第2戦が行われました。 前日完敗のリベンジを期する巨人は中日に、先発全員安打で6-4の逆転勝ち。 1勝のアドバンテージを含んで対戦成績を2勝1敗としました。また前日にまさかの満塁サヨナラホームランを喫した楽天は、その流れを断ち切れず、エース岩隈投手が7回に息切れ。 日ハムが3-1で勝って、日本シリーズ進出に王手をかけました。 今日はマーくんこと田中将大投手が命運を握ります。


バンクーバー冬季五輪に向けていよいよ聖火もスタート


来年2月にカナダのバンクーバーで開催される冬季オリンピックのための聖火の採火式がきのう、オリンピック発祥の地ギリシャのオリンピアで行われ、4万7000キロ以上に及ぶ聖火リレーの最初のランナーが出発しました。
採火は神殿で巫女が凹面鏡で太陽の光を集めて着火させ、最初のランナーである、スキー大回転のバシリス・ディミトリアディス選手にトーチが手渡されました。
2004年のアテネ五輪をきっかけに、世界各国をまわるようになった聖火リレーですが、今回はカナダ国内のみを回るようです。


水泳の国際対抗試合が12月にマンチェスターで開催決定


2003年からスタートした国対抗水泳大会の「Duel in the pool」。
オリンピック、世界水泳に次ぐ国際試合として定着してきましたが、今年は5月にオーストラリアで日本との対抗試合が行われました。
12月はアメリカ対イギリス、ドイツ、イタリア混成のヨーロッパで行われマイケル・フェルプスをはじめとする男女それぞれ18選手ずつが出場する予定。
ロンドン五輪に向けて、アウエイのイギリスでの試合ぶりが注目されます。


プロゴルフトーナメントの盛り上がりに水をさすギャラリーのマナー


石川遼選手は先週の日本オープンにおいて首位で迎えた最終日。
アドレス中に携帯電話のシャッター音を発したギャラリーに集中力を欠き、リズムが乱れ、最終的にプレーオフで競り負けて2位になりました。
その様子がスポーツ・ニュースなどで放映されても、ギャラリーのマナー違反はとどまりません。
アスリート、プロゴルフアーとしての石川選手ではなく“遼くん”を見に来ているギャラリーが増えているのがその原因といえるでしょう。

今週の「ブリヂストンオープン」初日でも18番で池に入れたのち、裸足でウォーターショットする場面で、携帯電話のカメラを向けムービーモードの
音を発したギャラリーに「携帯は止めてください!」、と直接注意する場面がありました。
またその前の15番では、林に打ち込んだボールを拾い記念に持ち帰ろうとした女性がいました。
周囲のギャラリーが注意して元の位置に戻させ「局外者がボールを移動した時には無罰でリプレースしなければならない」とするゴルフ規則にのっとり、競技委員がそのままプレーをするように裁定。
もし周囲が気づかないうちにこの女性がボールを持ち帰れば、ロストボールとして石川選手に1打罰が課せられるところでした。
その状況を知らなかった石川選手「マナーは今週が一番良かったと思います。
ものすごく集中できました。ギャラリーの質が、すごく高いと思う」とコメントしたものの、後でその事実を聞かされびっくりする一幕もありました。
報道されていないこうしたトラブルは、今までたくさんあったと推察されます。
中国でタイガーウッズと再戦することが決定した石川遼。大勢のギャラリーを引き連れ、注目される彼にとっての一番の敵は、ライバルではなく、マナーを知らない、一部のファンかも知れません。