今朝は、アメリカ、ジョージア州とコネクト。
「秋から新型インフルエンザの感染が広がる恐れがある」と言われていますが、インフルエンザのワクチンには輸入されるものもあります。
WHOによりますと、アジアやアフリカの発展途上国では、流通している医薬品の4分の1が、偽造された不正医薬品の可能性があるそうなんです。
「本来の有効成分が含まれていない」あるいは、「有害な成分を含む」不正医薬品がなぜこれほど流通するような事態になっているのか、そして、それを取り締まるためどんな対策が取られているのか?
国際警察組織と協力して不正医薬品の検出にあたっている、アメリカ、Georgia Institute of Technologyの、Dr. Facundo Fernandez助教授にお話を伺いました。
偽造医薬品が最も出回っているのはどの地域なのでしょう?
なぜこれほど氾濫する事態になっているのでしょう?
なかでも簡単に偽造できる薬などあるのですか?
不正医薬品が最も多く流通しているのはアジア、アフリカの発展途上国。 なかでもマラリア治療薬の偽造が氾濫している。 これは、正規の薬が高くて、貧しい国の人たちが買えないから、偽の医薬品を作って売るというビジネスが成り立ってしまう。 麻薬に対しては取り締まりが厳重で重罪になるのに、不正医薬品に対する規制や取り締まりが緩いアジアの国々で、こうした不正医薬品の売買が行われるケースが多い。
政府、および国際警察のInterpolといった機関はどのような対策を取っているのでしょう?
WHO、Interpol、NPOといった組織がもっとも力を入れているのが、こうした偽造医薬品が存在するんだということを、エンドユーザー、患者たちに知ってもらうこと。
現在は、医薬品を特殊な装置(mass spectrometer)にかざすだけで、なかの薬の分子成分を数秒で分析することができ、これによって不正医薬品を検知することが容易になったと言われています。
しかし、薬局で売られているものに関して、患者や消費者はどのようなことに気をつけるべきなのでしょう?
常識をもつこと。医薬品があまりにも安い場合、何かおかしいはず。 そしてインターネットでは、その薬が正規のものかわからないまま購入するのは非常に危険。