2009/8/7 世界の花火

今週のテーマは「世界の花火」です。

いよいよ8月になって夏本番。
夏と言えばやはり花火大会ですよね。
ここのところ毎週末、東京とその近郊で花火大会があり、きのうは、神宮外苑花火でした。
今朝も2つの国にコネクトです。

イタリアでは花火の国際大会が行われています

イタリア フィレンツエの小泉真樹さん

北イタリアのマッジョーレ湖の方で、毎年「世界花火選手権」なるものが行われているそうで、時期はやはり夏。
今年第11回目は7月26日から8月30日まで、マッジョーレ湖、オルタ湖、メルゴッツォ湖、オッソーラ渓谷と会場を変えつつ、中国、ヴェネズエラ、オーストラリア、カナダ、オーストリア、イタリアなどが参加。
初日26日はトーチェの滝で行われ、爆音のない自然にやさしい花火のショーで幕開けだったとのこと。

夏以外の花火事情はというと、イタリアでは各都市の聖人を祝うお祭りの際に花火を打ち上げる。
フィレンツェでは通常守護聖人のお祭りが行われる6月24日に花火大会。

香港では夏の風物詩。。。ではありません

香港 富柏村さん

香港ではビクトリアハーバーで毎年、旧正月と国慶節に花火がある。
百万ドルの夜景でそりゃ見事!打ち上げ花火なのに漢字で「新年快樂!」とか仕掛け花火みたいに文字を映し出す。
ビクトリアハーバーには貸しきりの小型船舶が浮かび、仕掛け花火かと思えば花火の打ち上げ船が引火して燃えていたり。
ただ花火自体があまり質がよくなく、日本から花火職人を呼んだりもしたが、高温多湿すぎて高くあがらなかったり、すぐに煙幕ができて花火が始まって数分すると、もう黒煙の中に花火が埋まってしったり、ネガティブな一面も。

香港では自宅で花火の習慣はない。
香港は正月とかの爆竹が法律で禁止されている。 これは文化大革命の頃に香港でも反英暴動があり、その時に爆竹が反政府運動に使われた時に禁止された名残り。