2009/7/24 The Death Race

今朝はアメリカ、NYとコネクトします。

ツール・ド・フランスは、26日のゴールに向け、ファイナル・ステージに入っていますが、そのツール・ド・フランスをはるかに超える鉄人レースを、アメリカの金融機関に勤めるビジネスマンが企画しました。

その名も「The Death Race」。
死のレースです。

参加するには、「I might die(死ぬかもしれません)」という免責書にサインをしなくてはいけないという、そんな命知らずのレースに、今、「参加希望者の数が後を絶たない」というんです。

今日は、そのThe Death Raceをはじめた
Joseph DeSenaさんに、お話を伺いました。

» PEAK Death Race(PeakRaces)


まずは、金融機関にお勤めのJosephさんが、なぜこのような命をかけたレースを企画することになったのか、そのいきさつについて伺いましょう。

5年ほどまえ、金融機関につとめ、多くの部下をかかえていた私は、極度のストレスを感じていた。 そのストレスから解放されるためにはじめたのが、耐久レース。 世界中、トライアスロン、砂漠の横断、氷河の上のトレッキングを踏破するなか、終えたときに得も言われぬ達成感を感じた。 こうした鉄人レースは自分の体の限界に挑戦するだけでなく、危機に直面したときにどう対応するか、瞬時に判断を要する頭脳レースでもある。 私の周りにいる若い金融マンも参加すれば心身ともに鍛えられると思った。
それで、Josephさんが企画された、The Death Race。 参加者は、事前に「死ぬかもしれない」という免責書にサインをしなくてはいけない、というほど危険を伴うそうですが、どんな場所で、どんな試練が待ち受けているのですか?
場所はバーモント州、ピッツフィールドという町。1年にだいたい6回企画している。 タイムリミットは24時間。 ゴールすることは不可能、下準備や事前トレーニングも役に立たないようなコースをデザインしている。 コースの内容はあえて知らされない。 それは、人生そのものがそういった険しく予測不可能な道のはずだから。 過去には華氏マイナス50度の湖のなかにずっともぐる、というのもあった。 参加者はいつでもリタイアできる。棄権する意思を表せば、すぐに助けする。

今は、居心地のよいソファに座りながらでも仕事はできる時代。
しかし、たとえば古代ローマの時代には、雨や嵐から私たちの身を守ってくれる家はなかった。
それでも人類は生き延びてきた。
それこそが生活力だと思う。
そういった生活力、精神力を鍛えるようにコースはデザインした。