2009/7/10

  • 『Casa BRUTUS』8月号

    「MY ベスト大自然遺産を教えてください。」 カーサ・ブルータス恒例の世界遺産特集。旅の達人たちにお気に入りの自然遺産を聞く企画にしびれます。 今年の24時間テレビのランナー、イモトアヤコさんは、コモドオオトカゲと2ショット写真で、さすが珍獣ハンター。
  • 『小悪魔ageha』8月号

    「揚羽的幻想動物ヘア事典」 一角獣に、ツチノコといった幻の生物をイメージしたヘアスタイルを公開。 でも、なぜそこに阿修羅やコロボックルが入っているかは、意味不明です。
  • 『月刊松山 捨石』8月号

    「歌うことだけが偶然であり、必然である」 なんと松山千春さん責任編集のムック。読み進めていくと、対談やインタビュー以外もページの大半が、「でな」とか「それもよ」の千春ワールド全開です。
  • 『dancyu』8月号

    「バーベキュー&焼肉でおいしく遊ぼう!」
    近々、バーベキューを予定している私のために企画されたような特集です!! 
    炎の焼肉格闘家であり、焼肉店「虎の穴」のご主人である辛永虎さんが、究極のバーベキューを指南しています。テーマは水という、究極の焼肉。
    簡単そうで、どう考えても難しいので、炎の焼肉格闘家に出張をお願いしたいです。

先ほどご紹介した『dancyu』は、1990年に創刊された食の雑誌。
「男子厨房に入らず」ではなく「男子厨房に入る」を略したもの。

それから20年近くが経ち、今や男性が料理をするのは当たり前。ウチ飯人気から、さまざまな男性誌やライフスタイルでも、男性に向けたレシピを特集しています。

まず「男の料理 基本のき」と題した特集を組んだのは『サライ』7月16日号。
塩、醤油、酢といった調味料を使いこなした、日持ちする夏メニューと、市販のウナギに一手間加えたメニューが紹介されています。
塩豚、牛肉そぼろ、そして
ウナギ。質実剛健な料理が『サライ』らしい企画ですね。

一方、パッと見が豪華で、派手な印象のイタリアンに挑戦しているのは『一個人』8月号。
こちらは「男のイタリアン入門」となっています。アルポルトの片岡護シェフが教える「イタリア料理 基本のき」から、オリーブオイルの選び方、基本のつくりおきソースの作り方、全国の名シェフによるイタリア郷土料理レシピまで、充実した内容。
これが作れれば、奥さんや彼女に感心されること請け合いです。

しかし、中には「女性をもてなす」つまり女性にモテることを大前提とした企画も。
それはずばり『彼女を手料理でもてなそう! モテるオトコのウチ飯』。
あの『LEON』がプロデュースした別冊なんですね。

チャプター1は「ディナーの決め手は媚薬的ひと皿」、2は「イタリアオヤジの美味しい知恵」、3は「最高の隠し味はふたりのキッチントーク」。

各料理のキャッチも秀逸です。「夕暮れの潮騒をキッチンでふたりじめ」して「ホットな一夜の隠し味」にスパイスを使う。紹介しているメニューもオシャレ。
キャビアのカルボナーラに、ハーブのポテトニョッキ、牛肉のタリアータ。
これで、ニキータはあなたにメロメロにちがいありません。多分。
えっ、多分って!? 20年以上前同じような事をやってモテたかどうかを考えると。。。