今朝はドイツ、ベルリンとコネクトします。
同じ国でありながら、ドイツを民主主義と社会主義という、全く異なる2つの社会に分断してきたのがベルリンの壁。
その壁が1989年の11月9日、崩壊。
それは、自由を求めた東ドイツ市民の小さな動きが、大きなうねりとなった一瞬でした。
それから20年。
ドイツ国民にとり、ベルリンの壁の崩壊が意味したものは、なんであったのか。
ドイツの文化芸術機関、ゲーテインスティチュートのProfessor Dr. Michael Jeismannさんに、お話を伺いました。
ドイツ国民にとり、ベルリンの壁の崩壊はどれほどの意義をもっているのでしょう?
20代の若者と、ベルリンの壁ができた1961年以前に生まれた人とでは受けとめ方は異なる。
けれど、壁の崩壊は、ドイツ国民全体にとって、自由を勝ち取ったことを意味する。何よりも、政府が働きかけたことではなく壁の崩壊は、人々が自分の手で成し遂げたこと。
ベルリンの壁の崩壊は、単にベルリンの人たちにとって自由の獲得を意味したわけではなく、その影響はヨーロッパ全土に及んだ。
ポーランド、ユーゴスラビア、サラエボといった国ではどんな変化をもたらしたのか、各国の劇作家が制作した芝居を上演する。
また、ドイツの東西問題は解決したかもしれないけれど、朝鮮、パレスチナ、イスラエル、キプロスと世界にはまだ東西問題は存在する。11月9日、ベルリンの壁の崩壊の日。
ブランデンブルグ門で行う式典には、こういった国の人たちを招待して壁の崩壊の意味を考えてもらいたい。