2009/5/22

  • 『Tarzan』534号

    「カラダ大図鑑 内臓を鍛えろ!」 これまで、さまざまな形で身体の鍛え方を伝授してきたターザン。 最新号では、とうとう内臓にまで言及。果たして、その鍛え方とは!?
  • 『オレンジページ』6月2日号

    「『安い肉』をとことんおいしく!」 「こま切れ肉がふんわり、柔らかに!」「厚みのある肉がしっとり、ジューシーに!」 など魅惑のキャッチコピーが並びます。丸めて焼いたり、タレにつけたりと脱帽。
  • 『the 寂聴』第4号

    「特別対談 本木雅弘 地図のない世界」 瀬戸内寂聴さんが責任編集するムック。 第4号では、映画『おくりびと』で注目の本木雅弘さんをゲストに迎えて対談を行っています。 2部構成の対談は50ページ以上にわたる超大作。 20年前からのモックンファンだという寂聴さんの熱い思いが伝わってきます。
  • 『VERY』6月号

    「妻の『色気』で、ハッピーファミリー宣言!」 妻の色気が家族を幸せにする!? という斬新な考えから、イケてるダンナ、略してイケダン150人に本音を聞いたそうです。夫が妻に求める色気は、ビールのCMに登場する女優・檀れいさんが醸し出しているような「どこか昭和な」癒しとか。 ファッションなら、ひざ丈のスカートに白いコットンのエプロン。だそうです。

薄着の季節の到来。たるんだお腹やプルプルの二の腕、頭をよぎるのはダイエットの文字です。この季節、雑誌はこぞってダイエット特集を企画。
それぞれの雑誌の立ち位置によって、アプローチ方法はかなり異なるようです。

ギャル雑誌の『ポップティーン』。6月号の特集はずばり「人生最大のダイエット物語」です。10kg〜20kgマイナスのヘビー級ダイエットに成功した読者20人が、その体験談を報告しているのですが、スーパーのレジ袋に穴を開け頭からかぶってお風呂に入るとか、線路の下でひとりカラオケとか、笑えるメソッドもめじろ押し。
ギャルたちの涙ぐましい努力が目に浮かぶようです。

一方、無理は禁物とばかり、最初から無理せず行こうと決め込んでいるのは、20代〜30代の女性をターゲットにした『ChouChou』。タイトルが「ダイエットは続かないから、やせる新習慣始めましょ。」ですから…。

電車の中でもできるスロートレーニング、デスクワークの傍らに骨盤を引き締める、バスタイムにリンパの流れをスムーズにするなど、ここで取り上げられているのは、すべて簡単ゆるい方法ばかり。気になったのは、「寝る前に腸もみリラックス」です。

腸もみは、精神的なリラックスやデトックスに効果があるのだとか。なるほどと感心していると、ありました、同じような記事が…。それは『ゆほびか』7月号の「一日1分!『腸ほぐし』ダイエット」。一日1分、腸をマッサージするだけで、便秘が解消され、痩せて肌もきれいになるというからうれしい限りです。

医師の蓮村誠先生によると、腸ほぐしはアーユルヴェーダに通じるところがあるとか。そう考えると、タイトルななめ読みでご紹介した『ターザン』の「内臓を鍛えろ!」もあなどるわけにはいきません。

筋肉を鍛えるように、これからは内臓も鍛える。ただし、食べ過ぎ飲み過ぎで胃腸を酷使することと、鍛えることは意味が違いますので、くれぐれもご用心。