2009/4/10

  • 『Oggi』5月号

    「Oggi的『遠近両用』目力アップテクニック」 老眼鏡のことではありません。オフィスなどで意中の彼に、遠くからまたは至近距離から見られても、好感度の高いアイメークテクニックを紹介しています。
  • 『Body +』5月号

    「パーツ別 カラダの悩み改善法」 ペタ胸、ポニョ腹、垂れ尻など、女性にとっては身につまされる言葉が並びます。 表紙に踊る小顔、くびれ、美脚この全てをクリアする方程式の答えがここに。
  • 『葬』第1号

    「超簡単! プチ祭壇づくり」 「フリースタイルなお別れ雑誌」、つまり、お葬式にまつわる雑誌の創刊号。 A5判のハンディサイズです。お葬式の祭壇を手作り、DIYスピリットを感じます。
  • 『smart』5月号

    「悩めるブサイク芸人、劇的“大変身”!!」 ブサイクをネタにしている芸人さんたちをおしゃれに変身させようという企画です。 ザブングルの加藤歩さん、フットボールアワーの岩尾望さんらが華麗に変身。 メイクしたり、カツラをかぶったりと、それはもう大変な騒ぎになっています。 でも、それじゃウリがなくなるのでは。。。

四季のある日本では、季節に応じて、魚介類もさまざまに旬を迎えます。
桜鯛に初ガツオ、アサリなど。そんな旬の味覚を獲れたてピチピチで食べるなら、漁港もしくは市場が一番とばかりに、男性シニア誌3誌が、特集しています。

その名も「市場メシ、港ごはん。」と題し、表紙においしそうな海鮮丼や、にぎり寿司などの写真をこれでもかっ、と載せているのは『自遊人』5月号。
北は北海道から、南は九州までの市場や漁港を取材。「安くて旨い」を合い言葉に、定番メニューはもちろん、ローカル色豊かな品までをカバーしています。
ちなみに、ご当地メニューとしては、北海道・苫小牧の名物!? ホッキカレーや、生シラス、桜エビなどがのった、沼津魚市場食堂の「駿河丼」などがエントリー。

一方、昨今のご時世を反映しているのは『日経おとなのOFF』5月号。
「漁港の町で一日三食 朝獲れ地魚」と高らかにうたうタイトルの横には、「現地の価格は3分の1」、また宿泊費をかけないためでしょうか、「東京・名古屋・大阪から日帰りで行ける」という文字が踊ります。
内容的には、那珂湊おさかな市場でみつけた2000円以下の海鮮丼や、伊豆稲取のうまいキンメ鯛を食べさせる店などが、興味をそそります。

しかし、そんな少ない予算で、できるだけおいしいものをと頑張る2誌をしり目に、あくまでも独自路線を歩んでいるのは『サライ』。
「列車に揺られて『旨し旅』」と題した4月16日号では、北海道・小樽で豪快な漁師料理を提供している「青塚食堂」や、料理自慢で知られる西伊豆の「民宿 かいとく丸」といった庶民的なスポットから、フグでお馴染みの下関「春帆楼」、湯布院の名宿「玉の湯」といった高級路線までを紹介。

世の中がどんなでも、とにかく俺たちは「本物」を追求するぜ、という強い姿勢がそこからは感じられます。
まぁ、鉄道でゆったり旅しようという段階から、そもそもの余裕が違いますね。