2009/4/3

  • 『BRUTUS』660号

    「仏像 わかる? 楽しい! カッコいい!!」 開催中の東京国立博物館・平成館で「国宝 阿修羅展」を受けての企画のようですね。 「外タレ来日。」「筋肉番付」という、おおよそ仏像とは関係なさそうなタイトルが興味をそそります。32の仏像を写真とデータで紹介するカード付き。霊験あらたか?
  • 『女性自身』4月14日号

    「美輪様 “不況”に克つ『直筆お言葉』」 霊験あらたかと言えば、こちらもかなりなもの!? 美輪明宏さん直筆色紙のプレゼント企画。「慈愛」など、ありがたいお言葉が書かれています。 美輪曰く「不景気なのは経営者も、テレビも、雑誌も皆馬鹿だからよ。」とバッサリ。
  • 『RikaTan』4月号

    「おめでとう! 入学・進級 お祝いに贈りたい科学グッズ」 理科の探検、略して「りかたん」。理科の楽しさを伝える雑誌です。この雑誌の企画委員の方々が、入学祝いなどにピッタリの科学グッズを紹介。携帯型の顕微鏡や鉱物標本、携帯気象台など、大人も欲しくなるグッズがいっぱいです。
  • 『小悪魔ageha』5月号

    「粘膜のどこに何mm引くか それは私たちには重要!!!」 唐突で申し訳ありません。ここで言う粘膜とは、まぶたの際を指しています。 age嬢のあいだでそこにアイラインを塗ることを「粘膜を埋める」というのは常識。 彼女たちの使っているアイライナーはやはりウオータープルーフなんですよね。

ハイエンド・ブランドが軒を連ね、世界各国のレストランが集まる銀座。
東京の中でも、きらびやかな特別感のある街です。そんな銀座は、雑誌の世界では京都に並ぶ定番中の定番。手を変え品を変え、年1回、いえ、場合によっては折にふれて特集する雑誌も少なくありません。現在、発売中の雑誌の誌面にも「銀座」の文字が踊っています。

20代の女性に絶大な人気を誇る『Hanako』の944号は「銀座・丸の内最新マップ」。
最新というフレーズが、『Hanako』らしいですね。ニューオープン店や新定番をベースに、穴場カフェ、ランチなど、いかにも女性好みのラインナップ。
写真も、料理やスペースがよくわかるというよりは、あくまでもイメージ重視です。

一方、創刊51年。30代以上のマダムを読者対象とする『家庭画報』には、そんなポップ感は一切ありません。5月号では「今も、これからも通いたい 銀座が誇る老舗の美味」という特集を展開。資生堂パーラー、マキシム・ド・パリ、竹葉亭本店といった気合いの入った老舗をきっちり取り上げています。ポイントはタイトルにある「今も」の文字。すでにこれらの老舗に通っているという前提が、奥様方の心をくすぐるのでしょうか。

銀座という街が特別な意味を持っているのは、何も女性だけではありません。
男性、とくにある一定以上の年齢を重ねた男性にとっても、憧れの街なのです。
『GOETE』5月号の特集は、その名も「魂のある街 銀座 大特集」。
「24時間仕事バカ!」は、ここで“男”を磨く! んだそうです。

第1部では、銀座らしい粋で品格のあるファッション指南、第2部では早朝から深夜まで、あらゆるビジネスシーンに活躍する銀座の食を紹介。ホテルの朝食から、高級クラブの美しい女性までをカバーしています。

たかが銀座、されど銀座。日本中の○○銀座で、買い食いしながらお買い物、というはちょっと緊張感が違うようですね。