2009/2/6

  • ひろがるスポーツ界の大麻汚染

    ラグビー・トップリーグの東芝はきのう、トンガ出身で前日本代表ウイング・クリスチャン・ロアマヌがJADA(日本アンチドーピング機構)による1月のドーピング検査で、大麻に含まれる化学物質のカンナビノイドに陽性反応を示したと発表しました。この結果を本人は否定していますが、暫定資格停止処分を受け、8日のトップリーグプレーオフなどの試合には出場できません。


  • 昭和の名プレーヤーがまた一人

    プロ野球の昭和を代表する強打者で評論家の山内一弘氏が2日肝不全のため都内の病院で死去していたことが分かり、スポーツ紙の1面をにぎわしています。
    1952年に毎日(現ロッテ)に入団した山内さんはミサイル打線の中核として活躍。その後世紀のトレードといわれた小山正明投手と入れ替わりに阪神に移籍。
    「シュート打ちの名人」「打撃の職人」などの異名を取り、現役引退後は指導者としても尽力。
    教えだしたら相手チームの選手であっても止まらないことからついた異名が「かっぱえびせん」でした。


  • 福士に続いて野口の、強化合宿リタイア

    アテネ五輪での女子マラソン金メダリスト野口みずき選手が、左足付け根の炎症で、今日からニュージーランドで始まる日本陸連の合同合宿を辞退です。
    先週の練習中、11月に負傷したのと同じ部分に違和感が生じ、大事をとりました。既に福士加代子選手もかかとから土踏まずが痛くなるという、左足底筋膜炎で合宿を辞退。 北京五輪の惨敗にリベンジするため合宿とはいえ、トップ選手のリタイアはまさに「痛い」。


  • 日本アイスホッケーが冬季五輪予選で、手痛い1敗!

    2010年バンクーバー五輪におけるアイスホッケー男子の最終予選E組は、ドイツのハノーバーできのう開幕しました。98年長野五輪以来の出場を目指す日本は、世界ランクが22位で、同じ組の3チームの対戦相手はいずれも格上です。 とはいえNHLの選手登録をしているプロはどのチームにもおらず、ノーチャンスではない、という組み合わせとなりました。
    代表22選手のうち半分近い9名が今シーズン限りで廃部となる西武の選手。
    それだけに、日本の将来のためにも気持ちで戦うとチームはまとまっています。
    そして、その初戦がさきほど終了。世界ランク10位の強豪ドイツを相手に初戦を戦いましたが、1-7で完敗しました。日本は立ち上がりの約6分間に2点を失い、そこからの反撃はならないまま。
    第2ピリオドにも3点を連取されて、守りきって相手の焦りを誘う、というマホン監督の思惑通りの試合展開に持ち込めませんでした。
    このあと7日にスロベニア、8日にオーストラリアと戦いますが、グループ1位のみの勝ち抜けだけに、苦戦を強いられることになりそうです。