2009/2/6 世界の雪まつり事情

  1. スイス、グリンデルワルト日本語観光案内所 安東康代さん

    さっぽろの雪まつりが起源となったグリンデルワルトスノーフェスティバル。
    1983年日本とスイスの修交120周年の年、札幌雪祭りで雪像を実際手がけていた自衛隊員がもともと親日的なグリンデルワルトで高さ9mのハイジの像を作ってくれたのがはじまり。
    それから毎年参加国も増え、今では約10カ国の4人1組のチームが1週間掛けて、3.5m四方の雪の塊を作品に仕上げる。
    毎年テーマがあり、今年は「瞬間」がテーマ。
    各国いろんな角度から瞬間を表現し、一番人気はロシアの作品は大きな笑い顔と泣き顔が背中合わせで並んでいる像で、人の感情がふとした事で瞬時に変わる事を表現していた。


  2. カナダ、ケベック市 イリス・ジェルメンさん

    ケベックのウィンターカーニバルが1月30日から2月15日まで開催中。
    今年で50周年。アイス彫刻国際大会や氷犬ぞり大会、雪風呂、市内を流れるセントローレンス川をカヌーで下るレースなど幅広いイベントが街中で行われている。


  3. 中国、ハルビン市 木下英一さん

    ハルビンでは11月に国際氷彫祭りがあり、今年で23回目。
    ディズニー雪祭り組織委員会公認。オランダ、スコットランド、アメリカ、ロシアなど約10カ国の国と地域から30チームが競いあう。
    立派な建物も氷でできるので、その中に誰でも入って昇ることができるけれど、寒くて滑るので危ない。