2009/1/23

  • ママさんボクサーが世界に挑戦

    WBC(世界ボクシング評議会)女子スーパーフライ級王座に、男女を通じて国内最年長のプロボクサー、45歳の猪崎かずみ選手が2月に世界初挑戦することが決まり、きのう花形ジムが発表しました。
    王者リュー・ミョンオクがタイトルを返上したために、くりあがったメキシコのアナマリア・トーレスと戦う、タイトル・マッチとなりました。
    エアロビクスのトレーナーから、2人の娘を出産後にボクシングをはじめ、もしこのままタイトル奪取となると、世界ヘビー級のジョージ・フォアマンが持つ45歳9カ月の最年長世界王座奪取記録を抜くことになります。

  • 相撲評論家もタジタジ、横綱朝青龍の完全復活

    3場所連続休場で、横綱審議委員会から「また休場すれば、引退勧告を出す」と最後通牒を突きつけられていた、横綱の朝青龍。中田英寿などを呼んだ、序盤戦を気合いで乗りきると、すっかり勝負カンを取り戻したのか、破竹の12連勝で全勝街道を突き進んでいます。相手は1敗の横綱白鵬だけ。マッチレースとなりました。
    報道陣に対してすごんだり、愛想がないのは相変わらずで、12連勝は全勝優勝した2006年の九州場所以来と聞かされても、「気にしてない。一日一番」とコメント。一部からはフィーバー状態で品格問題を「棚上げ」気味の角界に苦言を呈する声も出ています。

  • テニスの全豪オープンは波乱含み

    錦織、森田、伊達などが早々に姿を消したテニスの全豪オープンはきのう第4日を迎えて、男女シングルス2回戦などを行われました。
    女子シングルス2回戦では昨年と一昨年のウィンブルドン選手権を制したビーナス・ウィリアムズが、スペインのカルラ・スアレスナバロに6-2、3-6、5-7で敗れる波乱となりました。

  • オーストラリアが今熱い!!

    UCI(国際自転車競技連盟)のプローツアーとして去年から正式に承認。
    開幕戦を飾るのはオーストラリアのアデレードで今週からスタートした「ツアー・ダウンアンダー」です。真夏のステージレースで、なおかつ平坦なコースが多いため、スピード勝負の見ごたえあるレース。
    そして今年のダウンアンダーは、ツール・ド・フランスを7連覇し、癌を科学治療で封じ込めた、ランス・アームストロングの3年半ぶりの復帰によって、歴史を超える闘いがくりひろげられます。
    現役時代から精力的に活動していた、癌撲滅のチャリティ活動をさらに推し進めるため、選手活動に返り咲いたアームストロング選手の新しい所属チームはカザフスタンのチーム「アスタナ」となりました。

    復帰レースは、全長51キロの周回コースの「キャンサー・クラシック」。
    こちらは出遅れて23秒差の64位と奮いませんでしたが、一目観ようとする観客や各国からのメディアが集まり、活躍への期待が高まっています。

    37歳のランス・アームストロング選手は木曜日の第3ステージ終了時点で、徐々に調子を上げて総合で39位。チームも8位につけていて、8日間の戦いのほぼ半分というところ。後半に向けての猛チャージ。そして今年のツール・ド・フランスへの再挑戦に向けて、成果を残したいところです。