2008/12/19 世界の大掃除事情

  1. ロンドン 日本の放送局のロンドン支局に駐在されている、伊佐治健さん

    英国の大掃除の時期はスプリング・クリーニング。長くて暗い冬が終わって、草木も芽吹く春に心機一転部屋をきれいにしようというもの。
    春のスプリングクリーニングの時期には、例年あちこちでその土地のランドマークの大掃除が話題になる。
    イギリスは古い歴史ある建造物や橋などが多く、掃除も一苦労。
    ビッグベンでおなじみのイギリス議会でも大掃除が、長い年月をかけて順次進められている。土地によっては大掃除が苦手といわれる地域も。
    ウエールズ地方の人は、ロンドンに住む人に比べて掃除がきらいで、トイレなども汚いなどという不名誉な調査結果が出たこともある。

  2. ストックホルム 主婦の矢作智恵子さん

    クリスマスを神聖に迎えたいという思いからクリスマス前に掃除はおこなう。
    その意味で日本のお正月前の掃除と似ているかも。
    けれど、大掃除というほどのものではない。
    とても寒いので日本でやるような、窓を開けての掃除などは考えられない。

  3. 北京、日系商社にお勤めの古川邦美さん

    中国では旧正月前に、大掃除を行うので、12月に大掃除というのはない。
    特に今年は北京オリンピックがあったため、北京は街を一掃するほどきれいにした。
    なので、元旦はきれいに迎えることがえきる。旧正月前の掃除のやり方は、日本と殆ど同じ。