2008/12/12

  • アテネ五輪の女子自由形800m金メダリスト柴田亜衣選手引退

    現役引退を表明した柴田選手が練習拠点としてきた鹿屋体育大ではきのう、恩師の水泳部田中孝夫監督らが記者会見しました。今後は指導者として、後進を育てる側にまわります。毎日20km近く泳ぐという過酷なメニューをこなし、腰痛を抱えながら、8年もの間毎日苦しい練習をしてきた姿を見て、「これ以上続けろとは言えなかった」と明かし、ねぎらいの言葉を送りました。

  • 北京五輪の男子ハンマー投げ室伏広治の銅メダル決定

    IOCが疑惑の目を向けていたのは、2位と3位のベラルーシ選手2人でした。
    検査の検体から筋肉増強効果のあるテストステロンが検出。規律委員会が本人から事情聴取し、慎重に調査を続け、失格が決定したものです。アテネでも繰り上がり優勝だった室伏は所属先を通じて「今回、銅メダルをいただくことになりましたが、このメダルは多くの方々のドーピング違反に対する厳しい声と受け止めています」とコメントしています。

  • ストーブ・リーグに新しい助っ人参上

    日本ハムの武田久(ひさし)投手の契約更改交渉がきのう、札幌市内の球団事務所で行われ、テレビ番組「行列のできる法律相談所」に出演する北村晴男弁護士が初めて代理人として同席。合意には至りませんでしたが、球団側は「イメージと違って、番組では見られないような笑顔」とびっくり。
    元高校球児の北村弁護士は、球界進出に意欲満々で本格デビューにご機嫌。

  • ユース五輪決定、そして男女混合競技が正式種目へ

    テニスのミックスダブルス、水泳の混合メドレーリレーなどなど、男女が一緒にチームを組んで出場する競技はいろいろありますが、 このほどオリンピックでも実現する方向に動きました。
    舞台となるのは、2010年からスタートするユース五輪。
    15〜18歳を対象に、テレビやゲームに熱心な子供たちが、スポーツに目を向けてもらうため、ジャック・ロゲ会長の肝いりで創設。「友情、フェアプレー、非暴力といった五輪精神を体現する場にしたい」とコメントしています。

    競技数は次回のロンドン五輪とほぼ同じ26競技201種目ですが、一部の種目を男女混合や大陸別チームで実施するなど、選手の交流を重視しています。
    男女混合競技はアーチェリー、陸上、自転車、テニス、水泳、そしてトライアスロンなどが候補に上がっており、最終調整中。
    そしてバスケットボールではスリー・オン・スリーを採用するなどチームスポーツでは競技そのものも、若干通常の五輪と違う予定です。 参加する約3600選手の渡航、滞在費はIOCが負担し、各国・地域は競技水準に関係なく最低4選手を派遣できることになっています。 第1回開催は2010年の夏にシンガポールで行われ、30億ドルの経費がかかると試算されています。