2008/12/5 社会福祉法人「日本聴導犬協会」

今朝は、犬を通じて社会貢献活動をされている団体をご紹介しました。
お越しいただいたのは、「社会福祉法人 日本聴導犬協会」の有馬さんと、聴導犬のしろ君です。

「社会福祉法人 日本聴導犬協会」の有馬さんと、聴導犬のしろ君

「捨て犬」から、聴導犬・介助犬に訓練する障がい者福祉と動物福祉の2つの福祉をになって、1996年に設立しました。
今年、創立12年目を迎えますが、おかげさまで、盲導犬育成の団体以外では、日本で初めての完全バリアフリーで最大規模の施設が建てられました。
全国のみなさまのお力添えの賜物です。来年2月からは、聴導犬・介助犬訓練士を養成する「訓練士学院」も開校いたします。
「聴導犬」は、耳の不自由な方に、生活で必要な音をしらせます。
教える音は、ドアベル、目覚まし、ファックスの受信音などです。
特に、警報機や人を呼んでくるという、補助動作は、耳の不自由な方の命を守る役割になります。
聴導犬は、聴覚障害者の方の命を守ることを最も期待された補助犬です。
聴導犬になるためには、ユーザーとなる方と一緒に、厚生労働大臣が指定する法人での試験を受け、認定を受けなくてはなりません。
試験に合格した候補犬は、現在18頭になります。
聴導犬のために、書き損じはがきや未使用のテレかやプリカなどの送付はありがたいことです。
それと、聴導犬は最も誤解されやすい補助犬といわれ、犬種もペットと変わらないことと、聴覚障がいは障害が外見に見えないため、聴導犬の専用コートをつけていても、同伴拒否に合いやすいのです。
ぜひ、聴導犬の名称を覚えていただき、多くの方にご理解をいただければ、幸甚です。

社会福祉法人 日本聴導犬協会