2008/11/7

  • 『BRUTUS』11月15日号

    「ふるさと♡愛する地方都市」う〜ん、この場合、東京生まれの東京育ちはどうなるのでしょうか?ど真ん中「東京で食べよう!ふるさと自慢B級グルメ選手権」で我慢です。

  • 『DIME』11月18日号

    「ウワサの『調味料&薬味専門レストラン』のすごいメニュー」マヨネーズに、醤油に、ワサビに、唐辛子に、パクチー。これら調味料や薬味をそれぞれ主役にしたレストランが注目を集めているとか。昨年11月経堂にオープンの「パクチーハウス」は、世界初で唯一のパクチー専門店だそうです。

  • 『コレカラ』12月号

    「今ドキッ」『コレカラ』は50代からの暮らし応援マガジン。そんな50代の皆さんに、トレンド情報を提供するレギュラーコーナーが「今ドキッ」です。今号のお題は「ヒット連発! 話題のあのグループを知る」。羞恥心とPerfumeが登場でした。

  • 『MAQUIA(マキア)』12月号

    「叶姉妹の香港ビューティクルーズ」おそらくは叶恭子さんのコメントを活かしたと思われる各ページのタイトルがすごいです。「漢方は20年以上のお付き合い、調合によって広がる美の可能性に強いパッションが生まれます」「買い物は大好物。五感が冴え渡り幸せのウェーブが!」、そして「旅には美しいメンズも必要です オホホ」。いつでもどこでも、寸分の隙のないファッションとともに敬服いたします。

突然ですが「盛り」という言葉を聞いて何を思い浮かべるでしょうか?ここ六本木ヒルズの森タワー? 盛りそば? ご飯大盛り? それともこの度、めでたく「おふくろさん」が解禁になった森進一さん?

いえいえ、今回の「盛り」は、髪の毛のトップをうず高く盛り上げた髪型のこと。水商売の女性の間では以前から一般的だった、この言葉を大々的に取り上げたのは、雑誌『小悪魔ageha』でした。

本家本元だけに、最新号12月号でも「盛り」は健在。「agehaの歴史上登場した全1万642のうち、セットサロンで一番多くオーダーされた盛り髪はどれ!? グランプリ♥」と題した特集では、六本木、歌舞伎町など全国10都市の「盛り」オーダーランキングを紹介しています。

面白いのは、それぞれのヘアスタイルに付けられたネーミング。六本木の1位は「男前スジかぶせ硬派サイド流し♥」、歌舞伎町の1位は「アシメサイドUPで恋の巻き迷路ヘア♥」。ダイエット特集に合わせて表紙を踊る「もう肉はいらない」の言葉と同じくらい、私、ジョン・カビラには意図がわかりません。

驚いた事にこの「盛り」は着実に拡がっているんです。『小悪魔ageha』に酷似した、ピンクのキラキラ表紙で勝負しているのが、『Popteen(ポップティーン)』12月号。「『黒髪でも盛りたい…』略して『黒盛り』大作戦!」では、校則がきびしくて髪を染められない女子高生に、黒髪でもかわいくなれるテクニックを伝授。

ギャル系を中心に、浸透している「盛り」はとどまるところを知りません。コンサバ女性ファッション誌の代表格である『CRASSY.』。12月号には「デイリーもパーティもグンと華やかに! ふんわり“盛って”NEWまとめ髪」というタイトルもお目見えしています。

しかし、盛りのボリュームも、キラキラ具合も、ネーミングも、すべてが控えめ。いや、一般男性からしてみれば『CRASSY.』でも十分刺激的なのですが、『小悪魔ageha』を知ってしまった以上は…。恐るべし、『小悪魔ageha』。『LEON』に引き続き、『小悪魔ageha』はパトロールの必要性大です。