2008/10/17

  • イギリスは、温室効果ガスの削減目標を引き上げました。2050年までに 1990年に比べて 60%の削減、、、イギリスはこの数字をかかげていましたが、今週、ミリバンド環境大臣は、「80%削減する」と発言しました。また、「経済が不安定なときに、気候変動の問題に関わるべきなのか?との声もあるが、それは間違いだ」ともコメント。
  • こちらは、目標に到達できませんでした。日本プロ野球機構は、今シーズン、試合時間を短縮することで 使用電力を削減し、地球温暖化対策に貢献しよう!そんなキャンペーンを実施してきましたが、、、レギュラーシーズンの平均試合時間は、目標に到達できませんでした。試合時間の6%短縮=「およそ12分間」の短縮を目指したのですが、短くできたのは、「5分間」。つまり、「7分間」目標に届きませんでした。この「7分間」の分については、CO2の排出権を購入する、ということ。ちなみに、平均試合時間が最も短かったのは、ジャイアンツの3時間8分。
  • 冬に積もった雪で 夏の冷房の3割はまかなえる!国土交通省は、北海道の新千歳空港で 雪を冷房に使う実験を進めてきましたが、9月になっても貯蔵した雪の45%が残っていることを確認。雪集めや、その雪を冷房に転用する際のエネルギーを差し引いても年間2100トンの CO2削減になる、とのこと。2010年度から、本格的な事業として導入することを目指します。
  • 自宅やお店で出た生ゴミ、食べ残しをどうすれば一番環境に良いか、、、 アメリカのウェブマガジン「Slate」が まとめています。一番いいのは、生ゴミが堆肥になるコンポスターに入れること。(これはもちろん日本でも市販されていますので、ぜひチェックしていただきたい) それが無理ならば、油をできる限り取り除いてから ディスポーザルを使って処理をするのが良い。また、生ごみが 埋立て地に捨てられる地域については、実は 生ゴミが地中で分解する間に メタンガスを急速に作る可能性もあるので、最後の手段にした方がいいかもしれない、とのアドバイスが書かれています。 ただし、これはアメリカの都市部を想定しているものなので、最終的にはお住まいの自治体の処理方法を参考にしていただくのが一番かと思います。

生ゴミ、、、まったく出さないのは難しいかもしれませんが、お料理の際、できるだけ捨てる部分の少ない利用法、こころがけてください。大地の恵み、地球の恵みに感謝しながら、無駄のないお料理、お願いします。