2008/9/12

  • 『週刊ダイヤモンド』9月13日号

    「給料全比較」100職種の給料、上場企業1701社の業種別「従業員の平均年収」ランキングなど、赤裸々な給料事情を掲載。上場企業の役員報酬って本当にステキな額なんですね。

  • 『日経おとなのOFF』10月号

    「『おとな限定』東京夜遊び最前線」ライブハウス、ディスコ、カラオケなど、アラフォー以上の世代にはグッとくるキーワードが並んでいます。それも、おとな限定だから、上質感と遊び心をプラス。とくに、お忍び系ゴージャス・カラオケが気になります。

  • 『BIRDER』9月号

    「森のドラマー キツツキ大百科」なんとバードウオッチングの専門誌です。当然のことながら、誌面は全編通して、鳥、鳥、鳥…。中でも、私、ジョン・カビラがもっとも気になったのは、♪鳥くん。金髪に細身の男性が、あのさかなクンの向こうをはって大活躍しています。イベント時などには、♪鳥くん帽子をかぶっている模様。ミュージシャンとして、活動中という情報も。ちょっと目が離せない存在です。

  • 『Free & Easy』10月号

    「“無難な男にグッドバイ”」チェ・ゲバラに学んだり、第2の人生にカウボーイになったり、きわめつけは、誰も立ち入らせない完全無欠な男の部屋を作ったりと、大忙しの特集。しかし昔とは違って、最近は「無難な男」の方が珍しいような気もしますが。

真夏だというのに首にストールを巻き、ブーツを履く。逆に、真冬にノースリーブ、ハイソックス+サンダル。最近の女性のファッションは、季節感を通り越して、完全な個人主義のようです。その多種多様ぶりを反映してか、ファッション誌も、読者の年齢、嗜好などに合わせて細分化しています。

そんな多様化している女性ファッション誌で、雑誌のカテゴリーを問わず、多く使われるのが、対決の構図。○○○vs.△△△という文字が誌面に踊ります。比較の対象は千差万別。大きいところではファッションテイスト、具体的には、ブランドや商品、ハリウッドセレブや人気モデルといったファッションアイコンの対決にいたるまで、何でもありです。

10代後半〜20代前半の女性をターゲットにした『SEDA』10月号で取り上げているのは「カラー派VSモノトーン派」。カラフルな洋服が好きな人、逆にモノトーンが好きな人、それぞれの好みに合わせて、この秋冬のトレンドを盛り込んだコーディネートを紹介しています。

一方、20代後半〜30代の、どちらかと言うとOL向けコンサバ路線の『Oggi』は10月号で「雛肌vs姫肌」を特集。肌色や顔だち、服の好みによって、似合う肌は違うというコンセプトから、目指すべき2つの肌質感を「雛」と「姫」に分類。それぞれに合ったコスメやメイク法を紹介しています。ちなみに、内側からふわっと発光するようなのが「雛肌」で、自然なツヤがあふれ出るのが「姫肌」だそうですが、私には理解不能。まったく違いがわかりません…。聴いているあなたは、わかりますか???

しかし、上には上がいるものです。それは『VERY』10月号で登場している「電動派vs.外チャリ派」。子供を乗せ、必死の形相で自転車をこぐ様子を、「夫に見られたくない姿No1.」と位置付け、いかに素敵な装いで自転車に乗るかを力説しています。VERY世代チャリ族、つまり自転車族の2大派閥である、電動自転車派と一般的な自転車、でも決してママチャリではないの!! というオシャレ派に分類。それぞれの目指すべきファッションを電動エレガンス、外チャリカジュアルと名付け、真剣にコーディネートしているのです。

たかが自転車、されど自転車。おしゃれ主婦にとっては、自転車も大切なファッションアイテムなんですね。でも、設定に無理があると思ったのに、紙面として成立しているのは凄い。恐れ入りました…。