2008/9/5

  • 『MAQUIA(マキア)』10号

    「厄払いスキンケア」マキアによると、女性の肌にとっての厄年は27.7歳。毛穴、シワ、血行不良が、その主な症状のようです。昔でいうなら、お肌の曲り角。今は肌厄年ですか…。

  • 『オレンジページ』9月17日号

    「『プレミアム副菜』図鑑」ボリューム感と、ご飯のすすむ味付けにこだわったのがプレミアムな副菜。シンプルな主菜をアシストする実力派らしい。料理表現もいろいろあるんですね。

  • 『旅の手帖』9月号

    「『金』と『餅』と『あの世』をめぐる 平泉からみちのくの旅」創刊32年の歴史ある旅行雑誌『旅の手帖』。世界遺産登録に向けて何かと議論をかもしている平泉を中心にみちのくを取材。「とにかく“戸”をめぐる旅」と題し、一戸から九戸まで戸のつく集落を2泊3日でパトロールしているのにも笑えます。

  • 『diaries』3号

    「シチリア男に気をつけろ。」サブタイトルが「地中海のダンディたちに、人生謳歌の流儀を学ぶ」。『LEON』の影響間違いなし、男性誌でのイタリア男性はファッションだけでなく、ライフスタイルや生き方のお手本のようです。確かに、ここに登場するシチリア男。ジローラモさんも真っ青です。かなり濃い。ジョン・カビラは薄味です。

世界のファッション、 グルメ、ゴシップから文具、時計&クルマまで都市生活者の興味の数だけ存在する雑誌を、素早くチェックします。耳から雑誌を立ち読み!ランチタイムの話題には事欠かないコーナーです。

秋の行楽シーズン。ドライブがてら、車で遠出する季節到来です。男性は程度の差こそあれ、車好きな人が多いですよね。男性誌の多くがレギュラーページとして、車のコーナーを持っているのも、そのため。そこで今週は、そんな男心をくすぐる自動車にページを割いている男性誌を読み比べてみましょう。

車の特集として、一番スタンダードなのは『UOMO(ウオモ)』10月号です。今年6月に発表されたばかりのBMW X6(エックス・シックス)を全6ページでフィーチャー。スペックを中心に、その魅力を写真とともに紹介しています。

この『UOMO』に限らず、車の紹介ページでもっとも重要なのは写真。手あか一つ付いていない、ピカピカのボディがお約束で、たいていの場合、試乗体験などを除くと人物はなし。背景も車がもっとも美しく見えるロケーションが求められます。つまり、主役はあくまでも車というわけです。

しかし、中にはその基本を押さえつつ、媒体独自の路線を打ち出す雑誌も。それは『LEON』10月号「目利きオヤジのモテるコロガシデート」。車とデートスポットをからめた連載の拡大企画です。この号では5車種で、5つのスポットを各2ページで紹介。車はベンツ、マセラッティ、デートスポットは箱根の老舗旅館、房総のイタリアン、神楽坂の家庭料理の店など。いかにもなセレクトなのですが、面白いのは車よりデートスポットの写真の方が大きいこと。神楽坂に出動した「スマート」にいたっては、おでんの料理写真より小さい。これは『LEON』にしかできません。

一方、車の特集を通り越して、自動車メーカー自体を取り上げる壮大な企画をやってのけたのが、『ATES(アテス)』10月号。「トヨタの秘密。」と題し、トヨタを徹底解剖しています。数字、歴史、歴代社長の名言集といった基本的な部分から、本社の会議室と応接室に飾られている現代アート作品の紹介などマニアックな部分までをカバー。中でも興味深いのは、「マンガで振り返る、3車種の物語。」でしょう。

『頭文字<イニシャル>D』に登場するAE86型スプリンタートレノ、通称ハチロク、『サ−キットの狼』の2000GT、『よろしくメカドック』のセリカXX(ダブルエックス)。世界ナンバーワン企業であるトヨタと、日本が世界に誇るマンガのコラボ。これは確かに無敵です。熱いです。