2008/8/29 【東京JAZZ2008】【金の卵 学校選抜オールスター デザインショーケース】

【東京JAZZ2008】 

8月最後の週末。夜もずいぶん過ごしやすくなりました。秋の訪れを待ちわびる。そんな季節にぴったりなのが、今夜、金曜日から日曜日まで、三日間にわたって開催される「東京JAZZ」。すでに今年で7回目。会場はビジネス街の丸の内や銀座からもほど近い東京国際フォーラム。
初日となる今夜。そのオープニングを飾るのは6度のグラミー賞に輝くサックスの名プレイヤー、デイヴィッド・サンボーン。ジャズベーシストの巨匠、ロン・カーター率いるカルテット。
そして土曜日は、今年90歳の御大、ジャズピアニストのハンク・ジョーンズが、ロン・カーター、そしてNHK交響楽団との夢の競演!
さらに、躍進めざましいジャズピアニストの上原ひろみと、気鋭のタップダンサー、熊谷和徳によるパフォーマンスもあり、と世代を超えた幅広い年齢層に受け入れられるプログラミングとなっています。さあ、そんな「東京JAZZ」の楽しみ方を事務局の山田正さんに伺いました。

東京ジャズですが、29日から31日までの本公演、もちろんこちらもアーティストが出て、数々の名演を繰り広げるのですが、25日から31日まで丸の内周辺で無料のさまざまな関連イベントが行われています。
今年、変わった企画としては、フランス日仏交流150周年を記念して、企画された「フレンチジャズクオーター」というプロジェクト、こちらの中から選りすぐりのフレンチジャズアーティストが、オープニングとして出ます。こちらもおすすめの一つですね。

銀座、丸の内の街角にフレンチジャズが流れる、といった企画もあるんですね。そうそう。東京JAZZ。東京国際フォーラムで行われる本公演は有料なんですが、ほかにも、無料のジャズライブが開催されているんです。こちらは、アップルストア銀座、丸の内のケンウッド・スクエア、丸ビル・丸キューブで、すでに今週月曜日から開催されています。
あいにく、東京国際フォーラムでの公演に関しては、8月29日、30日、31日とも「前売り券」は完売となっています。しかし、当日券が販売されるということですので、東京JAZZのホームページをご覧になって、早めに会場を訪れていただくことをお勧めいたします。
Jazzy でmellow な週末。どうでしょう?

東京JAZZ

【金の卵 学校選抜オールスター デザインショーケース】
デザインを学ぶ学生たち、、、生活用品、工業製品、あるいは、サービスなど、これからの社会を作っていく「金の卵」ですね。

そんな学生さんたちが、未来の社会を想定して、将来、どんなことが社会問題となり、どうしたらデザインでその問題を解決できるのか、問題設定から、解決策までをプレゼンテーションするショーケース、、、見せ場ですね。それが、「学校選抜オールスター デザインショーケース」。きのう、木曜日から六本木にあります、アクシスギャラリーで始まっています。

全国23の大学で、デザインを専攻している3年生による社会への提案ということで、プロダクトデザイン、情報システムデザインなど約40点が発表されています。

参加大学は、東京芸術大学、慶応義塾大学、筑波大学、千葉大学など。たとえば、千葉大学の学生による、写真の新たな楽しみ方を提案するシステム。犯罪防止や、リアルタイム中継を目的に設置されているカメラ。10年後にはあらゆる場所に設置されていることでしょう。監視されている、と思いがちですが、それを新たなコミュニケーションツールに利用するという提案なんです。ユビキタス技術を使うことで、自分の写真をいつでも、どこからでも撮ってもらえる。そしてその撮った写真画像は名刺サイズのカードにすぐ送信され、コミュニケーションツールとして使えることになります。

何か新しいモノをデザインするだけでなく、システムをデザインするということなんですね。

学生ならではの柔軟で、既成の枠にとらわれない斬新なアイデアは、そのものがすぐに商品やサービスにつながる、ことはなくても、それがヒントになったり、もしくは、技術的にあと10年、20年後には実現可能になったりするかもしれません。今、産学共同で進められている商品開発、技術開発なども増えていますからね。

「金の卵」を見つけにアクシスギャラリーを訪れてみてはどうでしょう?「金の卵 学校選抜オールスター デザインショーケース」は、9月7日、日曜日まで六本木のアクシスギャラリーで開催中です。

金の卵 学校選抜オールスターデザインショーケース