2008/8/8 【秘蔵の名品アートコレクション展】【ダークナイト」明日公開】

【秘蔵の名品アートコレクション展】
利益を追求するだけではない企業の社会的役割。Corporate Social Responsibility。今、問われていますよね。ボランティアや環境活動、文化事業に関わる会社は日本でも増えていますが、欧米の美術館に行くと、よく絵画のそばに、ドイツ銀行所蔵、とか、UBS銀行所蔵とか、書かれているの、気がついたことのある人いらっしゃいませんか?企業のアートコレクションを美術館に貸出ししているんですね。
そんな企業のアートコレクション。実は日本でも以前からさかんです。ゴッホ、モネ、ルノワールと、日本の企業は珠玉のアート作品を集めています。しかし、作品の性質上、普段はなかなか一般の方に公開される、という機会はありません。
そこで、企業のメセナ活動の一環として、普段見ることのない企業のアートコレクションを一堂に集めて公開する展覧会、「秘蔵の名品、アートコレクション展」が今日、8月8日から始まります。場所は虎の門のホテル・オークラ。
トヨタ自動車、日本テレビをはじめとした企業が所蔵する、モネ、ルノワール、セザンヌ、西洋名画の数々、そして、葛飾北斎、歌川広重といった浮世絵の名品も展示されることになります。(すごい!)
そして、このアートコレクション展。売上の純益、つまり事務局側の人的経費を除いたすべてが、日本赤十字社、NHK厚生文化事業団に寄付されることになっています。
企業のアートコレクションを展示する「秘蔵の名品 アートコレクション展」は、ホテルオークラ東京の別館地下2階「アスコットホール」で、本日、8月8日から8月30日まで開催となります。
そして、もう一つ。この週末公開の映画、と言えば、これをおいてほかにはないでしょう!
「秘蔵の名品アートコレクション展」

【ダークナイト」明日公開】
アメリカンヒーローを描いたバットマンシリーズの最新映画「ダークナイト」。バットマン、、、法の外で悪と戦う騎士。ですから、「ダークナイト」なんですね。
北米ではすでに7月18日に公開されていますが、封切り後の三日間で、映画の興行収入としては過去最高となる166億円を記録したんですよね。※木曜日の深夜からの特別上映があったために、翌日の金曜日、会社の出社率が激減したとか、、、、なんと言っても見どころは、バットマンと悪の権現、ジョーカーの決死の戦いでしょう。
理由もなく、理屈もなく、退屈を紛らわすために、極悪非道な犯罪をおもちゃに、遊び狂う男。平和をさげすみ、愛をあざわらい、破滅してゆく世界を見ることだけに唯一のよろこびを感じる男。奴の名は、、、、ジョーカー。
そうです!ジョーカーが獲物に狙うのは、バットマン、、、、そのジョーカーを演じるのは、本作が遺作となってしまったヒース・レジャーです。ここまで人間は残虐になれるのか。戦慄がはしるほどのヒース・レジャーの演技です。
ヒーロー以上に悪役が注目される。そんなヒース・レジャー渾身の演技について、映画の宣伝をされているレオ・エンタープライズ株式会社の原真利子さんに伺いましょう。
今回、ジョーカーを演じているヒースレジャーさんですが、ブロックバックマウンテンで有名な方ですが、今回は本当に別人になりきっているというか、ジョーカーを演じているというか、ジョーカーがスクリーンの中を生きて動き回っているというような、すごく迫力がありまして、恐怖も覚えるのですが、恐怖以上に感動、鳥肌が立ってしまってしょうがない。という演技をしています。ぜひ目に焼き付けていただきたいと思います。
映画は、人間の心理描写も丁寧に描かれているんです。ですから、アメリカンコミックの枠を超えて、クライムムービーとして楽しめる作品になっています。そんな、映画自体、大変な話題となりそうな本作品ですが、バットマン、ジョーカーといった、人気キャラクターから生まれた商品も話題となりそうですね。
すでに等身大のバットマン人形から、ゲームソフト、バットマンiPodまで登場する裾野の広いビジネスです。ゲーム業界の方、IT関係の方、見過ごせませんね。映画「ダークナイト」は明日、土曜日から全国ロードショーとなります。
「ダークナイト」