2008/8/1

  • 『週刊新潮』8月7日号

    「8月、M6.5の大地震が東京を襲う!」怪しい予言者「ジュセリーノ」の正体」テレビなどで話題のアメリカ同時多発テロを言い当てたという、ブラジルの予言者ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース氏のトリックが明かされてます。

  • 『一個人』9月号

    「個室寝台列車を完全乗り比べ」作家の森村誠一さんがカシオペアのスイートに、民主党の前原誠司さんがトワイライトエクスプレスに、タレントの中井美穂さんが北斗星に、それぞれ乗って旅をしています。個人的には、今年3月に引退した「銀河」「なは・あかつき」の最後の日のドキュメントが熱いです。

  • 『LEON』9月号

    「これがイタリアオヤジのお洒落ワザ」『LEON』、久々にいいですねぇ、。「で、いま買い足すなら『白スラ』」「どっかに『さし赤』」「夏こそメタルの『タレサン』」と、お得意の略語オンパレード。ちなみに、白スラは白いスラックス、さし赤はさし色としての赤、タレサンはタレたサングラスのことですね。

  • 『an・an』8月6日号

    「SEXは恋でもっとときめく!」なんだか近ごろ、『an・an』が続きますが、どうしても私の琴線に触れるタイトルが多くて…すみません。今回は恒例のSEX特集。セミヌードを披露した土屋アンナさんの表紙がセクシーです。いやぁ、それにしても、すごいです。男性誌以上に直接的なタイトルの数々。そして、今回、私をもっとも驚かせたのは、俳優の豊川悦司さんが官能小説を朗読したCDが特別付録で付いている点。あっ、ない!?

お中元やお歳暮を贈ったり、帰省の手土産を考えたりするシーズンになると、必ず出現するのが、「お取り寄せ」と「手土産」の特集。女性誌はもちろん、ライフスタイル誌、中高年向けの渋めの情報誌までの定番ネタです。

最初に登場したのは「お取り寄せ」でした。そして、「お取り寄せ」があまりに一般的になってきたことから、ちょっと言葉を変えて「手土産」という表現が使われるようになったのです。フードマイレージの観点から見てエコだというのも要因のひとつでしょう。

この手の企画の定石と言えば、著名人がお気に入りの品々を推薦するスタイル。ただ、名物や名産を紹介するよりも説得力があるのが、その理由のようです。

まず『CREA』8月号。その名もずばり「贈り物バイブル2008」。佐伯チズさん、そして、おっと、ジローラモさんら10人が「私のテッパン贈り物リスト」を紹介。この号で面白いのは、47都道府県のご当地土産を各地の女子アナに聞いている点。テレビ番組の「24時間」とか「27時間」テレビを連想させますね。

そして、この推薦スタイルと双璧を成すのが、その道のプロもしくは食通による食べ比べ批評です。『Esquire』9月号「最強COOLスイーツを探せ。」。「スイーツ三賢人が断を下す お取り寄せ、日本全国アイテム別グランプリ」がそれにあたります。約130種類の冷たいスイーツをプリンやゼリー/ババロアなど5つのカテゴリーに分けて食べ比べ、各カテゴリーと総合の1位をています。これだけの数を食べ比べるのは、かなり大変でしょうね。

さて、大人の余裕をみせているのが『サライ』。なにせ「美味取り寄せ帖2008夏」という増刊を出しているほどです。歌舞伎俳優に贔屓の味を聞き、池波正太郎が旅先で愛した品々を取り寄せる。大人です。でも、私、ジョン・カビラは、むむっ。見逃しません。タイトルが「カンテサンスの岸田周三をまるごと取り寄せる」。三ツ星シェフである岸田さんご本人を、白金のお店から取り寄せると言わんばかり。でも岸田さんご愛用の食材や調理器具を取り寄せるという意味でした。まさに一杯食わされました。