2008/6/27

今週もハワイからの放送ということで、Mag Rackはアメリカ・バージョン。


  • 『メンズ・ヴォーグ』6/7月号


    第2特集は「LENGTH MATTERS(長さ問題)」恥ずかしくないショート・パンツ。どこにでも行けるクラシックから最新のスリムカットまで、なんですが、LEONよりも薄い。他の男性雑誌はもっともっとタイトルにインパクトなし。アメリカ人こそギラとかモテが好きなはずなのに…。

  • 『GLAMOUR』『InStyle』『Cosmopolitan』7月号


    いずれも放送では言えない危ないタイトルが夏に向けて炸裂しています。やはり夏に向けて開放的になるというのは洋の東西を問わないようですが、男性雑誌よりもより過激な「夜の秘め事系」のタイトルも洋の東西を問わないかも。

  • 『OTAKU USA』7月号


    表紙にカタカナで「オタク」と書かれているくらいで、基本的には日本のアニメやマンガの紹介雑誌です。特集はドラゴンボールとSpeed Racer。えっご存知ない?40年前の「マッハゴーゴーゴー」はアメリカ人のハーとをがっちり掴んでいます。

  • 『fitness』7月号


    その名の通りの直球の特集は「Banish Cellulite(セルライトを追放する)」。もちろんBeach Body Special号ですから当然ですが、この種の日本の雑誌と違うのは、食べ物特集とその広告が多いこと。通販の健康グッズなどでは、取り扱い説明DVDと共に、料理レシピ本が付録でついているのがお国柄です。


日本でじっくり調べてから、きっちりとスケジュールを決めてハワイに来る。それはとても重要です。しかしながら、リピーターとして来た時にも同じだと手垢がついたところばかり行っているような気になる。そんな方には是非現地で手に入れるガイドブックも活用してみてはいかがでしょうか。

『OAHU GOLD』『THIS WEEK OAHU』

こちらは空港などに置いてあるフリーマガジンです。発行が月2回なので、タイムリーな情報とクーポン券がウリ。日本語は書いてありませんが、それだけに本土から遊びに来た人たちとのツアーで、視点が違う体験が可能です。

日本語が踊る紙面に抵抗がある人でも、『MODERN LUXURY HAWAII』ならばハイグレードな旅が約束されています。この本はアメリカ各地で出版されている季刊のムックですが、ハワイ版は同じ記事を日本語と英語で書かれています。夏号の特集は注目のレストラン、カリスマシェフ、話題のスパイシーフード。そしてネイバーアイランドでのおしゃれ情報が満載です。

それでも物足りない本格志向のハワイ通ならば、『Honolulu Magazine』。18のアウトドア体験、こだわりワイキキガイドはもちろん、圧巻は紙面の半分をさく大特集の「最高110億円の不動産情報」アメリカの不動産価格は下落傾向といいますから、実際にはもう少しリーズナブルにてに入るかも、と思いめぐらし週末の折り込みチラシとは違った感慨にふけるのはどうでしょうか。不動産会社の担当者も写真付きで登場していますから、物件を見て回るツアー。これこそ究極のハワイの過ごし方かも知れません。しかし日本に帰国してからのギャップについては、番組としては補償しかねます。