2008/5/30

  • 『Forbes日本版』7月号

    「日本の億万長者」今年3月に、アメリカ『Forbes』誌が発表した世界の億万長者には、日本人が24人ランクインしていたそう。誰かは誌面を見てのお楽しみです。

  • 『VOCE(ヴォーチェ)』7月号

    特集「夏はBody Beauty 顔よりカラダです!」表紙を飾るエリカ様に目を奪われがちですが、この特集はすごいです。美しい胸の作り方企画「“読むブラジャー”美バストのこしらえ方」のキャッチ。「トレンドはヨコ乳(CHICHI)シタ乳(CHICHI)魅せ!」って、タイトルだから読みましたけど、この番組としてはNGとディレクターからの指示。もう読めません「C.H.I.C.H.I」

  • 『磯・投げ情報』7月号

    「初夏の海は太ッ腹! お土産こんなに!? 美味しい本命&手堅い抑え+お土産最終防衛戦」お土産に事欠かない釣果が期待できる釣り場を厳選して紹介。この雑誌は堤防・磯・投げ・ボート釣り愛好家向けですが、釣り雑誌の専門化には目を見張るものがあります。『関西のつり』とか『月刊へら専科』とか『トラウティスト』。

  • 『GQ JAPAN』7月号

    「古今東西、デキる男はみーんな、やっぱり肉が好き!」はいっ、もちろん私ジョン・カビラも肉大好きです!!

気が早い雑誌の世界。「旅のデスティネーション」を特集する号が増えています。しかし定番スポットに行くだけでは飽き足りない人も少なくありません。そんな人のために、男性ライフスタイル誌の中にはユニークな企画を打ち出します。

男として父として格好よくありたい男性向けラグジュアリーライフスタイル誌『OCEANS』は7月号で、「夏の『絆』バカンス」50プラン」を特集。家族の絆を深めてくれる旅先を家族目線で厳選しています。その内容は、『ハリーポッター』や『ナルニア国物語』といった人気映画のロケ地を巡るというのんびりしたものから、インドネシアでコモドドラゴンに会う、フィリピンで地底川を探検するなど比較的ハードなものまでを網羅。そこには“家族では行くけど、ありきたりの家族旅行では終わらせないぜ”という熱い父の思いが込められているようです。

一方、『エスクァイア日本版』は、おしゃれピープルが読むライフスタイル誌。ひと味違うタイトルで勝負です。その名もずばり「秘境へ。日本人の精神と思想の原風景を探して」。ここで紹介されているのは、宮崎の高千穂、鹿児島のトカラ列島、徳島の祖谷(いや)など。文化人らによる秘境感や秘境について書かれた書籍なども織りまぜつつ、こちらはどちらかというと秘境のスピリチュアル系。

さて、これら一般のライフスタイル誌とは一線を画す形で旅を取り上げているのが『BRUTUS TRIP』です。なにせコンセプトが「人生は『TRIP』の繰り返しである」ですからね。デスティネーションの取り上げ方も雑誌のサイズもレイアウトもかなり個性的。5月28日に発売された第2号では、17人のクリエイターにベルリンの魅力を語ってもらったかと思えば、イエメンでお宅拝見したり、95億円で発売中のドラキュラ城に出かけたり。さすがは人生そのものが旅というだけあって何でもありです。

こう見てくると、一口に旅といってもかなり奥深い。この件については一度、世界を旅した旅人・中田英寿さんに感想を聞いてみないといけませんね。