2008/5/23 【食の大地 イタリアン・メルカート】【映画「ランボー 最後の戦場」】
【食の大地 イタリアン・メルカート】
イタリアの生活文化を紹介するため、2006年の12月、港区汐留に誕生した複合施設、汐留イタリア。その屋外広場に今日、明日イタリアの光景さながらの青空市場「イタリアン・メルカート」が登場します。
メルカートに並ぶのは、南イタリア、プーリア州から運ばれた特産品です。ブーツの形をしたイタリア半島。そのアキレス腱に位置するプーリア州ですが、地中海に面して海岸線が縦に800キロ広がることから、イタリアのカリフォルニアとも言われているんですね、、、
温暖な気候から「食の大地」食物庫とも言われるプーリア州。その市場さながらに食材が並ぶという「イタリアン・メルカート」。その魅力を汐留イタリアの兼子聡子さんに伺いましょう。
食の大地「イタリアンメルカート」では、イタリアのワインや食材を味わうだけではなく、お店のかたがたとの会話を通して青空市場という空間を感じていただきたいと思っています。今回は、イタリア半島のかかとの部分にあたるプーリア州をメインに日本発上陸のワインなど約50種類が試飲できるようになっております。もしワインを試飲する場合には、500円をお支払いいただいて、ワイングラスと交換にしていただいて、それで50種類が飲めるようになっております。
500円で、ワイン50種類が何度でも試飲できてしまうというのはお得ですね、、、、日本初登場となる無農薬有機栽培のブドウで作られたビオワインをはじめ、プーリア州特産のロゼワインも並ぶ。
プーリア州はオリーブオイルの生産量がイタリアナンバーワンなんだそうです。
メルカートでは特産品のレモン、アーモンドを使ったお菓子も登場。
また、汐留イタリア内にあるイタリア料理のレストランでは、プーリア州の郷土料理、耳の形をしたパスタ「オレッキエッテ」もメニューに登場。
「食の大地、イタリアン・メルカート」は汐留イタリア前広場で今日、明日と開催です。
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【映画「ランボー 最後の戦場」】
明日、土曜日から公開となる映画「ランボー 最後の戦場」。ベトナム戦争の帰還兵ジョン・ランボーが、紛争の絶えない危険な地域で、生と死のはざまで悪と戦う、、、壮絶なアクション映画シリーズの第4作目となります。ランボーを演じるのはもちろん、シルベスター・スタローン。1982年、85年、88年と続き、20年ぶりとなる本作品。その舞台は、今最も危険な地域のひとつ、ミャンマーです。軍事政権による迫害から罪のない人々を救うため、20年ぶりに立ち上がったランボー。スタローンはこの映画にどんなメッセージを込めたのでしょうか。映画「ランボー最後の戦場」の配給会社、ギャガ・コミュニケーションズの阿部祥記さんに伺いました。
スタローンが今回作るにあったって一番重視したところが、今の世界で起こっている現状をよりリアルにいろんな人に知ってほしい！と。それを知ってもらったうえで、少しでもいい方向に向いて、ミャンマー人の命が少しでも助かればいいと。
スタローン本人が国連に電話をして直接「今世界で一番危ない場所はどこですか？」と聞いたところ、「ミャンマー」という答えが返ってきて、ではミャンマーで撮ろうということで、スタローンがミャンマーを舞台にとったのですけれども、あと、これはアクション大作映画なので、見終わった後に本当にスッキリするんですよね。見終わって、すぐはスカッとした気持ちになりますが、時間がたつにつれて、考えることが多くて、スタローンはこんなことを伝えたかったのか。あんなことを伝えたかったのか。今世界ではこんなことが起きているんだ。っていう部分がすごく伝わってくると思います。
「今、世界で最も危険な地域の現状を伝えたい」ランボーのこれまでのシリーズも、当時の世界情勢を反映したものでした。第一作目はアメリカにおけるベトナム戦争の心の傷を扱ったもの。第三作目は旧ソ連のアフガニスタン侵攻を扱ったもの。60年間続いているミャンマーの内戦を扱ったこの映画。スタローンは、「見るに耐えないシーンもある。でも、事実を知らない世界中の人に見てもらいたい」と先日の来日記者会見の場でも語っていましたね。世界で今なお途絶えることのない、争い、戦争。その前線に立つ兵士たちは、戦うことが好きでその場にいるわけではない。
スタローンとともにミャンマーの軍事政権に立ち向かう5人の傭兵たち。それぞれのキャラクターを通して人が何のために戦うのか、、考えさせられる。是非映画をご覧になって、今、わたしたちが生きているこの瞬間に世界で起きていることに思いをめぐらせていただきたい。映画「ランボー 最後の戦場」は明日、土曜日から 日比谷スカラ座ほか、全国東宝洋画系にてロードショーとなります。
