2008/4/11 アカデミー賞 作品賞ノミネート作品

【ジョージ・クルーニー主演、「フィクサー」】
明日、土曜日に封切りとなるジョージ・クルーニー主演の映画「フィクサー」。

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本年度のアカデミー賞で、作品賞、監督賞、主演男優賞をはじめ7部門でノミネートされた話題作。
監督は、「ボーン・アイデンティティー」シリーズのトニー・ギルロイ。
主演のジョージ・クルーニーの役どころは、もめごとをもみ消す、便利屋という意味の英語「フィクサー」。

ストーリーは、アメリカの巨大農薬会社に対する 巨額の薬害訴訟をめぐって繰り広げられる社会派サスペンス。
巨額の金が絡む訴訟がうまく和解に持ち込まれるかにみえた、、、その矢先農薬会社による隠蔽が発覚。依頼人の社会倫理に反する行為を知ったとき、弁護側は何をすべきなのか。(ジョージ・クルーニーが立ち上がるわけです!)
さて、この映画「フィクサー」の見どころを PRを担当されている楽舎の工藤 多佳子さんに伺いました。

見所は、巨大な陰謀に巻き込まれていくジョージクルーニー扮するマイケルレイトンが自ら孤独に戦っている姿、ラスト10分、誰も見逃せないジョージクルーニーがそこにあります。ぜひ、ジョージクルーニーの演技にもご期待ください。個人的にジョージクルーニーの大ファンなのですが、ラスト長回しのジョージクルーニーには、釘付けになります。ジョージクルーニーファンの方、ラストまでお見逃しないよう、ご覧下さい!!

ストーリーがよくできていて、展開が非常にスリリング。そして、この作品で、今年のアカデミー賞で助演女優賞に輝いたティルダ・スウィントン。責任あるポジションにつくことのプレッシャーからくる不安を見事に表現しています。
映画「フィクサー」は、明日からみゆき座ほか、TOHO系劇場で全国ロードショーとなります。

映画「フィクサー」WEBサイト


【キーラ・ナイトレイ主演 「つぐない」】

こちらも本年度のアカデミー賞で、「フィクサー」と同じく7部門でノミネートされました。1930年代、イギリスの裕福な家庭を舞台に芽生えた若い男女の恋。それが、たったひとつの、軽率なウソによって、愛し合う男女を取り返しのつかない運命へと導いていく・・・というラブストーリー。

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主演は、はかなげで、気品に満ちたキーラ・ナイトレイ。
涙をそそること必死のこの映画。見どころを映画のPRをされているザジフィルムズの菅野祐治さんに伺いました。

この映画の見所は、主演の衣装です。前半に出てくる、キーラ・ナイトレーの緑のドレスが、美しくてセクシーです。そのドレスを着たままラブシーンがあるのですが、すごくドキッとします。そのときに身に着けている宝飾品がシャネルで、その辺もチェックポイントかなぁと思います。クライマックスのラストシーンでは、事件を引き起こした妹が成長したシーンが出てくるのですが、ここである真実が明らかにされるのですが、ここで観客の方がグッときてそのままエンドロールになるのですが、そこで感動の余韻に浸ることが出来ると思います。

映画はイギリスのベストセラー小説「贖罪」を元にしているんですが、原作が13万語のところ、映画のセリフでは2万語にまで短縮しているんだそう。
ちなみに、主演男優のジェームズ・マカヴォイは・・・映画「ラスト・キング・オブ・スコットランド」で英国アカデミー賞男優賞を受賞。今後は、アンジェリーナ・ジョリーと共演する予定で、今年注目の俳優です。
映画「つぐない」は明日から新宿テアトルタイムズスクエアほか全国順次公開となります。

映画「つぐない」WEBサイト