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2008年03月25日
メディアアーティスト・八谷和彦さんと振り返る2年半は…?
この2年半を振り返ろう!

こんばんは。今週も聴いて下さっているみなさん、ありがとうございます。放送でもお伝えした通り、とうとうこの番組も今月で終わる事になりました…。

そこで今週のテーマは「この2年半を振り返ろう」ということで、以前ご出演頂いたゲストにもう一度お越し頂くことにしました。

さて…今夜のゲストは 2006 年 5 月 25 日にご登場頂きました、メディアアーティストの 八谷和彦(はちや かずひこ)さんです。

::: 今年中には試験飛行が!「オープンスカイ プロジェクト」

20080325a.jpg前回ご出演頂いた時には、映画「バック トゥ ザ フューチャー2」に出てくる、宙に浮く車輪のないスケートボードを作ろう!という「エアボード プロジェクト」や、どう見ても「風の谷のナウシカ」のメーヴェにしか見えない「パーソナルジェットグライダー」を作ろう!という「オープンスカイ プロジェクト」、感謝の気持ちを表すための、自動車につけるしっぽ「サンクステイル」などのお話を伺いましたね。

それは2年ほど前のお話だったわけですが…八谷さん、今でも空を飛び続けておられました!

ただ、空を飛ぶものは失敗すると、その先には死が待っていますから、あんまり慌てて作ったりしないんです、と八谷さん。

今は、「トライク」という、ハンググライダーにエンジンがついているような乗り物で、空を飛ぶ練習をされているのだとか…。

八谷さんの制作されているその「オープンスカイ」の機体のほうも、前回お話を伺ったときはまだだったジェットエンジンも何度もテストされ、そのジェットエンジン付きの機体を現在製作中なのだそうです。

スポンサーなしでずうっと続けてこられたこのプロジェクトも、今年中には試験飛行して終了される予定なのだとか。いよいよ、お作りになった機体で空を飛ぶ準備も整いつつあるんですね…。


::: 「サンクステイル」は…?

20080325b.jpg そしてもう一つ、「サンクステイル」のお話も楽しかったですね。

商品化もされていたこの作品、残念ながら今では生産も終わってしまったようですが…でも、八谷さんの作品の中で最も「笑いが取れる」ということもあって、講演などの際はよく、この作品の映像をお持ちになるのだそうです。

ただこの作品、実際にお作りになって気づいたことは、やっぱり自動車に標準装備にして電源を取れるようにしないと、電池を替えたりするのが面倒くさいのだとか…。

なので目標は、小型車のオプションパーツにすること。いつか、“2万円で「サンクステイル」標準装備になります!” なんていう車種が…?

ところで薫堂さん、以前、首都高の事故をなくすキャンペーン「TOKYO SMART DRIVER」で、マナーの悪いドライバーを叱るのではなくて、マナーの良いドライバーを褒めるという新しい活動を始められるというお話をされていましたが…。

どうやらこの感謝の気持ちを表す「サンクステイル」、もしかしてその褒める手段にできたりすれば…とひらめいてしまったようです。

そのうちにこの可愛いしっぽをつけた車が、首都高であなたの運転を褒めてくれるかもしれませんね。


さて、八谷さん、これからインドネシアで展覧会があるのだそう。

4 月 18 日から末まで、ジャカルタとジョグジャカルタ、バンドゥンという都市で同時開催されるこの展覧会、日本のアーティストやコンテンポラリーダンサー、漫画家さんなど、いろいろなジャンルの方々による出展が。

もし、この期間インドネシアに行かれる方は、ぜひ!


みさと

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八谷和彦さんの情報はこちら
⇒ http://www.petworks.co.jp/
  ~hachiya/Hachiya_Kazuhiko/Information.html


国際交流基金「KITA!! : Japanese Artists Meet Indonesia」
⇒ http://www.jpf.go.jp/
  j/culture_j/exhibit/contemporary/indonesia.html


さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています!(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。「コメント」は投稿してから反映されるまで、少し時間がかかります。)
今日の曲は、「Fly Away / Lenny Kravitz」でした。

TOKYO LAB. STAFF | 21:50 | コメント(0) | カテゴリー:
2006年07月07日
「東京はじめて物語」リスナーからのメッセージをご紹介。
東京はじめて物語
こんばんは。今週の「東京はじめて物語」いかがでしたでしょうか?
今日はみなさんからのメッセージをご紹介しますね。


::: 横浜市のラジオネーム「さっちん」さんから、ドムドムバーガーのお話。


「みさとさん! ドムドムバーガー知らないんですか!!
まあ店舗が少ないので無理もないかもしれませんが、私は子供の頃、ハンバーガーといえばドムドムでした。
今はなくなってしまいましたが、サイドメニューの『バターコーン』が大好きで、学校帰りによく食べました。
今でもファーストフードではやっぱりドムドムを応援したくなっちゃいます。
『♪ドムドムだったらうまくいく!!』です!」


うーん、ブログの方でも、「まさ」さんから、東京タワーにあったでしょ!と頂いています…そうでしたっけ!?

ドムドムバーガーさん、ごめんなさい! 今度見つけたら必ず入りますから。

「♪ドムドムだったらうまくいく!!」というのは、東京でやっていたコマーシャルなんでしょうか??

いいなあ〜、「さっちん」さん、なんだか都会っ子ですねえ。こういう所で、東京出身の人とお話が合わないんですよ…ちぇ。いいけど。


::: 品川区のラジオネーム「ラジオヤジ」さんから、カツ丼のお話。


「東京名物といえばカツ丼が東京で生まれた食べ物なのをご存知ですか?
カツ丼と言われてすぐに思い浮かぶいわゆる卵でとじるカツ丼は、大正10年(1921)に早稲田大学の学生だった中西敬二郎さんという人が考案したと言われています。

さらに福井名物のソースカツ丼も、それより少し早い大正2年(1913)、ヨーロッパ軒創業者の高畠増太郎さんという人が東京の料理発表会で披露したのが始まりと言われています。その後は東京で売り出していましたが関東大震災を機に移転したため、福井名物として知られることになったそうです。

ちなみにカツカレーも東京発祥なので、東京人は本当にトンカツが好きだと言えそうですね。」


なるほど、カツ丼は東京がはじめてでしたか!

東京の方はカツが好きとは…負けず嫌いな江戸っ子気質ですね。オヤジギャグでした?今の。

ちなみに薫堂さん情報によると、銀座のスイスグリルというお店で、プロ野球選手の千葉さんという方が、ワガママで注文されたのがはじめてだったとか。

それから、味噌ラーメンも、東京がはじめてではないですが、札幌のラーメン屋さんで、お客さんが「味噌汁にラーメンを入れてくれ」と言った事からはじまったそう。

で、ポテトチップスも、アメリカのレストランでのお客さんのワガママからはじまったらしいですね。

レストランには、随分ワガママなお客さんがいらっしゃるようで。

私もワガママ言ってみようかな…とは言ったものの、新しいお料理を生み出すワガママというのは、ちょっとコダワリがないと、言えませんよね。

私には、まだちょっと早いかなあ。

みさと

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「ドムドムハンバーガー」
⇒ http://www.orangefoodcourt.co.jp/
domdom/dom_index.html


さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。)
今日の曲は、「The First Cut Is The Deepest / Sheryl Crow」でした。
TOKYO LAB. STAFF | 21:50 | コメント(0) | カテゴリー:
2006年07月06日
まもなく87歳!「カルピス」はじめて物語 / 「カルピス株式会社」広報部・石井宏一郎さんにきく「カルピス」誕生のストーリー
東京はじめて物語
こんばんは。初恋の味といえば? カルピス。
初めての恋の味なの!? うーん、そうだったかなあ…。あんまり昔のことなので、忘れちゃいました。

さて、今日は、ここ東京で1919年に産声をあげて、明日の7月7日で87歳となる、そのカルピスについて、「カルピス株式会社」広報部の石井宏一郎(いしい こういちろう)さんに電話でお話をお伺いしました。


::: カルピスのはじめて物語。


カルピスの産みの親は、後のカルピス株式会社の創始者となる、三島海雲(みしま かいうん)さん。

貧しい家に生まれた三島青年は、大成功を夢見てモンゴルへ渡り、新事業に向けて活動をされていましたが、あるとき、体調を崩してしまい、お世話になっていた家で飲まされたのが、モンゴルの酸乳。

これが大変効いたようで、三島さんは、これだ!と感動し、その後、この乳酸飲料の開発に取り組みます。

モンゴルの酸乳、私も飲んだ事あります。美味しいんですよね! おいしい岩塩でたっぷり味付けした、羊のお肉も大好きです! ナイフでガリガリ削って食べちゃうのです。とまあ、そんな話はいいとして。

さて、何度か失敗と成功を繰り返し、とうとう辿り着いたのが、脱脂乳にお砂糖を加えたものを発酵させた、カルピス。

何でも、そのネーミングは、カルシウムと、サンスクリット語で「一番おいしい味」を意味する「サルピス」からきているのだそう。

そして更に、作曲家・山田耕筰氏と、サンスクリット学者・渡辺海旭氏からのアドバイスから決定されたのだとか。名付け親は、そんな有名人でしたか!


::: 明日は、いろんな味のカルピスで乾杯!


カルピスの味といえば、幼い頃、あの青い水玉のパッケージの他に、オレンジの水玉の入ったみかん味のカルピスを見ては、子供心に、何となく貴重なものに感じて、嬉しかった覚えがありますが、実は今までに、たくさんの味が登場していたんですね。

「ふじりんご」「巨峰」「みかん」それに、季節限定ものなどもありまして、今年の味は「パイナップル」だそう。

それから、今ではもう幻となりましたが、40年代には、「グリーンティカルピス」なるものがあったとか。

じゃあ、カルピスのお誕生日でもある明日の七夕には、天の川を眺めながら「パイナップル」カルピスをいただくことにいたしましょう。

そうそう、カルピスの包装紙のあの水玉は、天の川を表しているんですって。山田耕筰氏も、カルピスを飲みながら「七夕」を作曲されたのでしょうか…。違うかなあ。

みさと

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「カルピス」
⇒ http://www.calpis.co.jp/

さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。)
今日の曲は、「Get Together / Madonna」でした。
TOKYO LAB. STAFF | 21:50 | コメント(0) | カテゴリー:
2006年07月05日
話題の「オーツーサプリ」誕生の秘密とは?「白元」代表取締役・鎌田真さんの「東京はじめて物語」その2
東京はじめて物語
こんばんは。今夜は昨日に引き続き、「白元(はくげん)」の代表取締役社長・鎌田真(かまだ まこと)さんにお話をお伺いしました。

今日は、私のお気に入り「ゴキパオ」のオハナシから。いえでも、別にあえてゴキブリをやっつけたいわけじゃないんですが、たまにお部屋に入ってくるのでしょうがないんです…。


::: 「ゴキパオ」はじめて物語。


20060705a.jpg さて、ご自分のお家で作られたものだとも知らず、「ソックタッチ」をお友達と並んで買われた鎌田少年も、それから時が経ち大人になって、いよいよ「白元」に入社されます。

その頃、ちょうど時を同じくして、白元さんでは、大正製薬さんから殺虫剤の営業権の譲渡を受けました。

そこで、以前から殺虫剤業界でやってみたいと望まれていた、入社したての鎌田さんの初仕事は、新しい殺虫剤の開発となったのでした。

ところが、ここで早速壁にぶつかります。

今までの白元さんの製品は、雑貨品と呼ばれるジャンルで、製造販売にも、何の制約も受けなかったものだったのに対し、殺虫剤、殊に虫に対して毒になるものは、法律でいろいろな規制を受けなければいけない。

でも、殺虫剤業界に入りたての白元さんは、その認可を何一つお持ちではなかった。その認可を取るのには、それこそ何年もかかります。

そこで、鎌田さんはお考えになったわけです。「毒がダメなら、他の方法を考えよう。」 と。

なるほど、逆境から生まれる、鎌田家代々の発明魂なんですね。

それから考えられたのは、一つは、あの筋肉を冷却するスプレーのようなもので、ゴキブリを凍らせてしまう方法。

でも、これはたくさん当てなければ凍らないし、近くから当てなければ、スプレーは空気中で暖まってしまう。そこでこちらの方法は断念。

そして、もう一つは、パーティなどで使われる、発泡性のひものようなものを出すスプレーで、ゴキブリを動けなくして、包んでしまう方法。

鎌田さんによると、ゴキブリは、太古の時代から、あの体の軽さからくる俊敏性のために生き延びてきたのだそう。

なので、ちょっとでもスプレーが掛かってしまうと、途端に動きが鈍くなるのだとか。なるほど、そうだったのか!

そこから、あの「ゴキパオ」が登場したわけです。ほんとに、いつもお世話になってます。ありがとう、鎌田さん!


::: 空気も、お金を出して買う時代なんですね…。


20060705b.jpg 最近の白元さんのヒット商品、もう一つは、セブンイレブンさんと限定で作られた、「オーツーサプリ」。

これは鎌田さんが、アンチエイジング学会の先生とお話をされたときに、「アンチエイジングとは、日頃の生活習慣そのものである」というお話が出たことから始まります。

今、私たちの日常に一番溶け込んでいるものは、コンビニエンスストアであると思いつかれた鎌田さんは、セブンイレブンさんに、アンチエイジング売り場を作りましょう、と提案。

こうして、いくつかの商品が提案された中で、白元さんの「オーツーサプリ」はセブンイレブンさんで展開されることになり、現在、セブンイレブンさんの売り場には、たくさんの「オーツーサプリ」の缶が並んでいます。

売れ行きは好調で、社内ではサンプルをもらう事も難しいようですよ…。

次々とアイデア商品を生み出し続ける白元さん、次は一体どんな商品を思いつかれるのでしょうか…鎌田さん、楽しみに待ってます!

みさと

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「セブン-イレブン 酸素缶 O2 supli」
⇒ http://www.sej.co.jp/shohin/sanso0605.html

「株式会社 白元」
⇒ http://www.hakugen.co.jp/

さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。)
今日の曲は、「Breath of life - free TEMPO Remix (A green field mix) / Jazzida Grande」でした。
TOKYO LAB. STAFF | 21:50 | コメント(0) | カテゴリー:
2006年07月04日
「ソックタッチ」の開発秘話に迫る!「白元」代表取締役・鎌田真さんの「東京はじめて物語」その1
東京はじめて物語
こんばんは。
初めて、といえば、私が初めて東京に出て来た頃、一番閉口したのは、あの大きな黒いゴキブリ。
私の田舎にはゴキブリなんかいなかったもので、あのすばしこさと見た目の悪さは、噂通りコワイものだなあとショックを受けました。

見た目もイヤなら、退治するのも一苦労、スリッパで叩いたりなんかは絶対無理だし、殺虫剤も大量に振りまいてやっと仕留めても、それを掃除するのもキモチワルイ…。

でも最近はゴキブリを包んで捨てられちゃう「ゴキパオ」があるから、大分楽になりましたが…と、商品の宣伝みたいになってきましたが、この「ゴキパオ」の発売元の白元(はくげん)さん、はじめて物語をたくさんお持ちとの事で、今日は「白元」代表取締役・鎌田真(かまだ まこと)さんにスタジオにお越しいただくことになりました。


::: 「白元」はじめて物語。


20060704a.jpg 創業大正12年、今年で85年目になる白元さん、お名前を聞いて思い出すのは、「パラゾール」「ミセスロイド」といった防虫剤ですが、実は他にも私たちになじみのある商品を、たくさん出されています。

「アイスノン」「ソックタッチ」「ノンスメル」、あ、「ホッカイロ」も白元さんでしたか!

もともと「鎌田商会」という社名だった白元さん、まだ洗濯洗剤も改良の余地があった時代に、洗濯物を白くするという蛍光洗剤「白元」が大ヒットしてから、どこに行っても「白元さん」と呼ばれたために、昭和47年に社名を「白元」に変えられたのだそう。

今はその商品自体は姿を消し、鎌田さん自身もよくご存じない、鎌田さんのお父様やおじいさまの頃のお話です…。


::: たった6畳で1千万本!? 「ソックタッチ」


20060704b.jpg 薫堂さんも子供の頃にお世話になったという「ソックタッチ」、私はコギャルブームに流行ったもの、という認識しかなかったのですが、そんな前からある商品だったんですね…。

実はこの「ソックタッチ」が生まれた30年前には、ハイソックスブームというものがありまして、当時の子供たちがハイソックスをずり落ちないようにするのに苦労していたようです。

鎌田さんのいとこが、それをおじいさんに相談したところ、お家にある薬品を使ってノリのようなものを作ってくれたのだとか。

それがあまりに学校で好評だったために、商品化してみたところ、子供たちの間で大ヒット。

当時、同じく小学生だった鎌田さんはそれを知らずに、お友達と並んで「ソックタッチ」を買われた事もあったそう。おじいさんも、どうして鎌田さんに教えてあげなかったんでしょうね…。

それから時は流れ、ハイソックスブームが去ると共に、「ソックタッチ」も需要がなくなり、店舗にも在庫があるかどうか、まさにその姿を消そうとしていたそのとき、今度はコギャルブームが訪れるわけです。

ルーズソックスを留めるのに苦労していた娘さんたちに、ハイソックス世代のお母さんが教えてあげたようですね。

けれども、もうその時には既に「ソックタッチ」は生産も中止になり、製造する機械も捨ててしまい、その製造法さえも失われかけていた白元さんでは、急遽、もう定年退職していた当時のパートのおばちゃん達を呼び集め、「ソックタッチ」チームを再結成。

たった6畳ほどの制作室で作られた「ソックタッチ」、今度の最盛期では、年間で1千万本を販売されたというから驚きです。工場見学に来られるお客様もみなさんびっくりなさるとか。

アイデア商品を次々と出される白元さん、他にもたくさんのはじめて物語をお持ちのようで、明日も引き続き、お話をお伺いすることになりました。
明日もお楽しみに…。

みさと

data
「株式会社 白元」
⇒ http://www.hakugen.co.jp/

さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。)
今日の曲は、「Good Day / The Click Five」でした。
TOKYO LAB. STAFF | 21:50 | コメント(0) | カテゴリー:
2006年07月03日
「東京発祥」って、何がある? 小山薫堂と東野みさとの「東京はじめて物語」
東京はじめて物語
こんばんは。日に日に暑くなりますね。
でもクーラーは体が冷えるから嫌いです。そんなときに役に立つのは扇風機。君はホントにつくづくエライ! 一体いつ、誰がこんなものを発明したんでしょう…まあ、そんな大げさな話でもないか。

さて、神奈川県のラジオネーム「ゆみこ」さんからこんなメールをいただきましたよ。

「私の出身地の神戸は、日本で初めて水族館ができた所です。
調べてみたら、神戸は日本で初めて映画が上映されたところだったり、日本初の乗馬クラブやゴルフ場があったこともわかり、驚きました。
東京って、情報や流行の発信地というイメージがありますが、実際に東京から生まれた『はじめて』のモノって、何があるんでしょう?」


というわけで、今週のテーマは、「東京はじめて物語」です。

さて、まずは日本で初めてハンバーガー屋さんができたのは、東京らしいですよ。それも、1970年に町田市にできた「ドムドムハンバーガー」。

へえ〜知りませんでした。というか、「ドムドムハンバーガー」というハンバーガー屋さん自体を知らなかったんですが…皆さんご存知のようで。田舎者なもので、すみません。

それから、流れるプールは1965年の「としまえん」が日本初なんですって。

へえ、そんなに前から流れるプールって、あったんですね。子供の頃は、よく行きました。懐かしいですねえ…。

でも、やっぱり千曲川で泳ぐ方がエキサイティングでしたねえ。どうでもいいか、そんな話は。

田舎者の私に、東京の初めてのことなんか聞かないでくださいよ…薫堂さん、何かありませんか?

クンドウ親分によると、お寿司でお馴染みの「江戸前」の初めては、「江戸城の前のお堀」で捕れた鰻だったそう。それが転じて、東京湾で捕れる魚類も「江戸前」と呼ぶようになったのだとか。

江戸前の前は、目の前、という意味だったんですね。私はてっきり、男前と同じ使い方の前で、江戸っ子らしい振る舞いのお寿司屋さん、なんだと思っていました。

さすが親分、いろいろご存知ですねえ。


::: じゃあ、個人的な「初めて」は?


じゃあ、初めての体験でショッキングだった事件、といえば?

薫堂さんが印象に残っているのは、「初めて携帯電話を持ったとき」だそう。

まだあまり携帯電話を持っている人がいなかった頃、1990年前後あたりだったそうですが、やっぱりちょっとしたステータスでしたよね。

そういえば、ショルダーフォンのコマーシャル、未だに覚えています。

ゴツいバイクに乗った男性が、海辺でバイクを停めて、海を見ながら電話をする、というものだったと思うのですが…違ったかなあ。どなたか、覚えていらっしゃいませんか?

あんな大きくて重いもの、なんでわざわざ旅に持って行くんだろう…とおかしかった覚えがあるんですが。

それはさておき、今週の東京の初めて、明日から一体どんなお話が聞けるんでしょう。お楽しみに!

みさと

data
「ドムドムハンバーガー」
⇒ http://www.orangefoodcourt.co.jp/
domdom/dom_index.html


「としまえん」
⇒ http://www.toshimaen.co.jp/

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今日の曲は、「(Drawing) Rings Around The World / Super Furry Animals」でした。
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2006年05月04日
ドイツ在住の新聞記者・磯山友幸さんに聞く「ブランド王国スイスの秘密」
東京ブランド・ストーリー
こんばんは。スイスというと思い出すのは「サウンド・オブ・ミュージック」。私のアタマの中では、「亡命」=「スイス」という公式が根強く残っておりますが…

一方、薫堂さんはといえば、スイスという国に対して、なぜかヨーロッパの中でも異色な、品があって洗練されたイメージをお持ちのようです。

しかし、その理由は本人にもわからず、そんな時に、その謎を解き明かしてくれたのが、「ブランド王国スイスの秘密」という本だったそう。

そういうことなら、今日は、その「ブランド王国スイスの秘密」という本をお書きになったドイツ在住の新聞記者・磯山友幸(いそやま ともゆき)さんにドイツから(!)、お電話でお話をお伺いしてみましょう。


::: スイスの物価の高さと、ブランド戦略。


20060504a.jpg 磯山さんがこの本をお書きになるきっかけとなったのは、磯山さんが2年前にスイスはチューリッヒという街に駐在されていた頃に遡ります。

スイスという国の物価は恐ろしく高いそうで、当時でもマクドナルドに入って千円以上、スパゲティが2千円、和食屋のてんぷらソバが3千円…はあ、日本のマクドナルドでは、「100円あったらマックに行こう」とCMしていますが、スイスときたら、千円あってもマックにも行けないわけですねえ。

そこで経済記者の磯山さん、いい物を高く売る技術、値段を下げずに売るという方法…更には、その物を、適正な価格で買ってくれる人がいること、つまりブランドというものに注目すると、その秘密を解き明かせるのではないかと、思いつかれたわけです。

磯山さん曰く、今の「ブランド王国スイス」になる以前、30年前までのスイスは、日本と同じく、「大量生産した時計を安く売る」という歴史を辿ってきたのだそう。これは意外なお話です。

でも、それで日本のクォーツ時計に負けてしまった。

それからがスイスの「ブランド戦略」のはじまりだったそうですが…


::: ブランドマネージメントにおいて、一番大切なこととは。


磯山さんが仰るには、「ブランドのイメージを簡単に変えないこと」だそう。

例えば、スウォッチという会社は、「Blancpain(ブランパン)」「Breguet(ブレゲ)」といった、たくさんの高級時計ブランドを買収してきた歴史を持ちますが、その事実は一般にはあまり知られていません。

それは、スウォッチが、それらを傘下に置きながらも、それぞれのブランドの良さ、イメージ、技術を崩さずに守っている、更に磨きをかけているということでもある、と磯山さん。

そうして、そのブランドの良さを武器に、いいものをきちんとした価格で取引すれば、ますますいい技術者やデザイナーが雇え、ますますブランドは育っていくわけですね。

何ヶ月もかかってやっと出来上がる高級な時計も、その値段だからこそ社会に存在できると…。


::: そして、これからの日本が学ぶべき点とは?


さて、ここで日本がスイスの今のあり方から学べる事とは、その保護の方法である、と磯山さん。

日本が保護する、というと、外から守る、手をつけずにそのままに置く、というイメージがあります。

一方、スイスとは、「外から受け入れる」歴史を持つ国だそうで、そもそも時計技術が発展したのも、フランスで16〜17世紀にかけて迫害されていたユグノーと呼ばれる新教徒の人々が、フランスからジュネーブに亡命したのがきっかけ。(このユグノー達の多くが手工芸者で、この時に時計の技術もジュネーブに一部お引っ越ししてきたわけです。)

製薬や機械、食品などでも同じく、スイスにはそういった歴史があるもので、外の物を受け入れて成長してきたフシがあるようです。

つまり、何もせずにそっとしておくのではなく、いい所はそのままに、更にそれをうまく取り入れて一緒に成長していかなくては、ということですね。本当の「保護」とは難しいものです…。

みさと

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「ブランド王国スイスの秘密」
→アマゾンへ

おや、私の「スイス」=「亡命」もまんざら嘘じゃあありませんでしたね。スイスの技術とは、亡命の歴史なり。

番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。)
今日の曲は、「TIME TO GO / FULL MOON」でした。
TOKYO LAB. STAFF | 21:50 | コメント(0) | カテゴリー:
2006年05月03日
カルティエ・コミュニケーション部の前田真里さんを迎えて…
東京ブランド・ストーリー
こんばんは。あなたは、腕時計をいくつ持っていますか? 私は恥ずかしながら一つも。先日買ったものもスグ動かなくなり、もう縁がないものと諦めたのですが…。それは私の愛情が足りないのかもしれませんねえ。機械も人も、愛情を注がなければじきに動かなくなります。

さて、今日はそんな愛のない私もオベンキョウです、カルティエ・コミュニケーション部の前田真里(まえだ まり)さんにスタジオにお越しいただきました。


::: 「この世に存在しないものを。」


1847年、宝石細工師ルイ・フランソワ・カルティエの手により設立されたCartier。パリのモントルゲイユ街13番地に現れた小さなメゾンを、現在のように世界的に有名なブランドに成長させたのは、今も変わらず受け継がれている、その品質に対するこだわり。

宝石、技術、デザイン、全ての面で完璧を求めたその真摯な姿勢は、ナポレオン3世の姪と言われるマチルダ皇女をはじめ、フランスの貴族たちに愛され、やがてCartierを、15ヶ国もの王室御用達のメゾンへと押し上げます。

ただ、前田さん曰く、Cartier史上一番輝きを増したのは3代目のルイ・カルティエがこのメゾンを継いでからだそう。

当時(1900年代)パリにはたくさんの芸術家が集まり、芸術活動も盛んだったこの時代、ルイ・カルティエ氏の交遊関係にも、私たちも知っているような有名人が数多く、彼らから受けた影響が、当時のCartierの作品の中には色濃く見られるようです。

20060503b.jpg その中でも長い間親交のあったアーティストのジャン・コクトー氏は、ルイ・カルティエ氏に、かの有名な「トリニティ」を注文する際に、「この世に存在しないリングを作ってくれ」と依頼したのだとか。

そしてその精神は、100年以上経った今もなお、受け継がれているのだと思います、と前田さん。

ちょうど前田さんがつけていらしたので、見せて頂いたのですが…ほら、その指輪、見たくなったでしょう? こうやってあなたも少しずつ、その魅力にはまっていくのかもしれませんよ…。


::: 世界で初めての、「腕時計」


20060503a.jpg さて、「サントス」という時計はご存知ですか?

こちらもCartierの名品ですが、この時計を作ることになったのは、ルイ・カルティエ氏が、ブラジルの飛行愛好者サントス・デュモン氏に相談を持ちかけられたのがきっかけだそう。

時計と言えば懐中時計しかなかった当時、飛行機を操縦しながら見る事のできる時計をと依頼され、世界初の腕時計がここに誕生するわけです。

時計は丸いもの、とされていた常識も打ち破り、四角い筐体を持った時計、という意味でも初めてであり、ここにも「この世に存在しないもの」という精神が具現されているんですね。


::: 「カルティエ ラブ」


20060503c.jpg 今、カルティエのウェブサイトで公開している「あなたは束縛したい人? 束縛されたい人?」のメッセージ。

大雑把に言いますと、1970年に発表された、自分では着ける事も外すこともできない、愛の絆というようなことをコンセプトを持ったブレスレットのプロモーションですが、ここで面白いのは、束縛したいかされたいかで、様々な恋愛ストーリーをアドバイスされるというラブ・コンシェルジュ的な要素を持っているというところ。

モニカ・ベルッチさんやルーシー・リューさんはともかく、渡辺謙さんや安藤美姫さんのコメントなんかもあって、なかなか興味深いです。渡辺さんの恋愛論、気になるでしょう…?

さて、カルティエ現代美術財団では今年7月2日まで、東京現代美術館で展覧会が行われているようです。こちらのほうも、雑誌などでご存知の方もいらっしゃると思いますが、木場まで、出かけてみる価値はありそうですよ。

みさと

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「Cartier(カルティエ)」
http://www.cartier.com/

「Cartier LOVE(カルティエ ラヴ)」
http://www.cartier-love.com/

すらっと背が高くて、おっとりとした愛らしい話し方、見目麗しく、知識も豊富な前田さん、カルティエにお勤めと聞けば、なんだか出来過ぎたお話のようにさえ思えます。さて、明日は経済の面から見たブランドのお話です。

番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。)
今日の曲は、「Morenito / Stephane Pompougnac feat. Clementine」でした。
TOKYO LAB. STAFF | 21:50 | コメント(0) | カテゴリー:
2006年05月01日
小山薫堂と東野みさとが語る「東京ブランド・ストーリー」
東京ブランド・ストーリー
こんばんは。今日は暑い日でしたね。30度!? まだ5月だというのに、真夏のお天気です。観測史上、という言葉を最近よく聞くと、友人も申しておりましたが、日本の気候は一体どうなってしまうんでしょう?

さて、今週のお話は、ブランド。ラジオネーム「パリ男」さんから、こんなメッセージを頂きましたよ。

「僕のつきあっている彼女はブランド品が大好きで、いつもデートでいろんなショップにつきあわされます。最初はとても退屈でしたが、おしゃれな洋服やアクセサリーを見ているうちに、自分もだんだんブランドに興味が出てきました。番組で、今お薦めのブランドやブランドメーカーの裏話などを聞かせてください。」

これはまた、大変な彼女をお持ちで…という感想を持ってしまいそうですが、果たして、この彼女のように、その虜になってしまったブランドの魅力とは一体何なのでしょう?

それをわからないで冷やかすわけにもまいりませんね。今週はそこを、掘り下げてみることにいたしましょう。

さて、かく言う私は、ブランド品というものを特に持っていず、何を語る事もできませんので、薫堂さんにお聞きしてみることにしましょう。

薫堂さんのお好きなブランド品の買い方は、商品の中でも、モノが秀逸で、しかも値段が安かった時。お買い得だと思われたとき、だとか。

買い物の基本、と言ってもいいかもしれません、このお買い物の方法は、普段主婦の方も日常生活でされていることでしょう、正しい買い物の形の一つですね。

薫堂さんが購入されたエルメス製・革の靴べら、1万2千円を高いとみるか、安いとみるか。みなさんは、いかがでしょう?


::: ゲイジュツと似たり。


お話は変わりまして薫堂さん、先日お仕事でジュネーブに行かれたそうですが、出発する前に、決して時計は買わないと心に決めていたにもかかわらず、一つの時計に魅入られてしまったのだとか。

それは、ピエール・クンツという時計師さんの作った時計。

会場で同世代のクンツさんと意気投合してしまった薫堂さん、彼の「Cupidon(キュピドン)」という、ハート型の文字盤を持つ可愛らしい時計について、話を聞いているうちに、どうしても欲しくなってしまったようです。

ピエール・クンツさんの時計といえば、普通の時計師ではちょっと真似できない、レトログラードという技術を採用した、とても複雑な構造と、何の制約も受けない、クンツ氏独自のウィットに満ちた美しいデザイン性を持つことで有名ですが、このCupidonにも、彼のちょっとした遊びがあるとか。

まず、秒針が3つ。3つの針がリレーをしながら1分を刻む、というちょっと考えつかない発想。そしてこの3つの秒針の意味は…他のモデルには、文字が書いてあるものもあるようですよ。

そして、クンツさんが奥さんのために作ったというこの時計、時計の蓋を開けると、中には可愛いキューピッドが、時計のハートをめがけて矢を射る姿が…。

開けなければ見えない、このキューピッドの姿に、自分は妻への想いを込めたのだ、と語るクンツ氏のお話に、思わず薫堂さん、「この人の時計を買おう」と心を決めてしまった、といういきさつがあったわけです。

そういう、モノ作りに対する信念や想いといったものに弱いと仰る薫堂さん、それは、真のブランド好きに共通することなのかもしれませんね。

みさと

data
「ピエール・クンツ」
http://pierrekunz.jp/

なるほど、今週もひとつ、眼が開ける一週間になりそうです。明日はまず、とはいえ買う方のお話も聞いてみなくては。ということでブランドを「買う」側から迫ってみようと思います。お楽しみに。

番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。)
今日の曲は、「Love In Gas Music #2 / Doopees」でした。
TOKYO LAB. STAFF | 21:50 | コメント(0) | カテゴリー:
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