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2008年03月25日
メディアアーティスト・八谷和彦さんと振り返る2年半は…?
この2年半を振り返ろう!

こんばんは。今週も聴いて下さっているみなさん、ありがとうございます。放送でもお伝えした通り、とうとうこの番組も今月で終わる事になりました…。

そこで今週のテーマは「この2年半を振り返ろう」ということで、以前ご出演頂いたゲストにもう一度お越し頂くことにしました。

さて…今夜のゲストは 2006 年 5 月 25 日にご登場頂きました、メディアアーティストの 八谷和彦(はちや かずひこ)さんです。

::: 今年中には試験飛行が!「オープンスカイ プロジェクト」

20080325a.jpg前回ご出演頂いた時には、映画「バック トゥ ザ フューチャー2」に出てくる、宙に浮く車輪のないスケートボードを作ろう!という「エアボード プロジェクト」や、どう見ても「風の谷のナウシカ」のメーヴェにしか見えない「パーソナルジェットグライダー」を作ろう!という「オープンスカイ プロジェクト」、感謝の気持ちを表すための、自動車につけるしっぽ「サンクステイル」などのお話を伺いましたね。

それは2年ほど前のお話だったわけですが…八谷さん、今でも空を飛び続けておられました!

ただ、空を飛ぶものは失敗すると、その先には死が待っていますから、あんまり慌てて作ったりしないんです、と八谷さん。

今は、「トライク」という、ハンググライダーにエンジンがついているような乗り物で、空を飛ぶ練習をされているのだとか…。

八谷さんの制作されているその「オープンスカイ」の機体のほうも、前回お話を伺ったときはまだだったジェットエンジンも何度もテストされ、そのジェットエンジン付きの機体を現在製作中なのだそうです。

スポンサーなしでずうっと続けてこられたこのプロジェクトも、今年中には試験飛行して終了される予定なのだとか。いよいよ、お作りになった機体で空を飛ぶ準備も整いつつあるんですね…。


::: 「サンクステイル」は…?

20080325b.jpg そしてもう一つ、「サンクステイル」のお話も楽しかったですね。

商品化もされていたこの作品、残念ながら今では生産も終わってしまったようですが…でも、八谷さんの作品の中で最も「笑いが取れる」ということもあって、講演などの際はよく、この作品の映像をお持ちになるのだそうです。

ただこの作品、実際にお作りになって気づいたことは、やっぱり自動車に標準装備にして電源を取れるようにしないと、電池を替えたりするのが面倒くさいのだとか…。

なので目標は、小型車のオプションパーツにすること。いつか、“2万円で「サンクステイル」標準装備になります!” なんていう車種が…?

ところで薫堂さん、以前、首都高の事故をなくすキャンペーン「TOKYO SMART DRIVER」で、マナーの悪いドライバーを叱るのではなくて、マナーの良いドライバーを褒めるという新しい活動を始められるというお話をされていましたが…。

どうやらこの感謝の気持ちを表す「サンクステイル」、もしかしてその褒める手段にできたりすれば…とひらめいてしまったようです。

そのうちにこの可愛いしっぽをつけた車が、首都高であなたの運転を褒めてくれるかもしれませんね。


さて、八谷さん、これからインドネシアで展覧会があるのだそう。

4 月 18 日から末まで、ジャカルタとジョグジャカルタ、バンドゥンという都市で同時開催されるこの展覧会、日本のアーティストやコンテンポラリーダンサー、漫画家さんなど、いろいろなジャンルの方々による出展が。

もし、この期間インドネシアに行かれる方は、ぜひ!


みさと

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八谷和彦さんの情報はこちら
⇒ http://www.petworks.co.jp/
  ~hachiya/Hachiya_Kazuhiko/Information.html


国際交流基金「KITA!! : Japanese Artists Meet Indonesia」
⇒ http://www.jpf.go.jp/
  j/culture_j/exhibit/contemporary/indonesia.html


さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京の NEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。「コメント」は投稿してから反映されるまで、少し時間がかかります。)
今日の曲は、「Fly Away / Lenny Kravitz」でした。

TOKYO LAB. STAFF | 21:50 | コメント(0) | カテゴリー:
2007年03月23日
「春だから、花を愛でよう!」みなさんからのメッセージをご紹介
春だから、花を愛でよう!

こんばんは。今週は花のお話ばかりだったので、私の頭の中はお花でいっぱいです。いつも?

さて、みなさんからのメッセージをご紹介しますね。


::: ラジオネーム「モーゼ」さんからは、虹色の薔薇のお話。

「ラジオにも出演されていたゴージャスカレー姉妹がブログ内で紹介していた、虹色の薔薇が気になっています。花びらの1枚1枚が違うみたいで見事でした。URLも載せときます。
http://lovegorgeous.tokyobookmark.jp/e20822.html

というわけで、覗いてみますと…う〜ん、ゴージャス!!

でもあまりにも鮮やかすぎて、なんだか合成着色料たっぷりの駄菓子のようなジャンキーさ…あっ、すみません、華麗さま。

そんなことありません、やっぱりゴージャスでエレガントです!


::: ラジオネーム「花男」さんからは、スイーツのような花のお話。

「ホワイトデーから少し経ちますが、今年は彼女に何か変わったものをあげたいと思い、ネットでいろいろ調べていたらスイーツのような花のギフトを発見しました!WiSHというサイトで、私はパフェの花束を贈ってすごく喜んでいただけましたよ。
今回紹介されたバラの花に名前を入れるというのも素敵なので、次回彼女に何か贈るときは使わせていただきます!」

こちらのサイトも見てみますと…わあ!お花が、おいしそうなケーキやパフェになっています。

イチゴの代わりにバラの花、チョコレートの代わりに八角かな…?

それからふわふわのクリームは白いカーネーションで、ろうそくはストロベリーやローズなどのアロマキャンドル!

これ、食べられないけど大喜びされること間違いなしですね。本当にかわいい!!

もうじき母の日ですが、これで候補は「メッセージ・ローズ」と虹色の薔薇とケーキの花束になりました。どれにしようか迷っちゃいます。


::: ラジオネーム「地球シミュレーター」さんからは、蔵王の山桜のお話。

「春といえばなんといっても『桜』。多摩川の土手沿いの桜(ソメイヨシノ。いわゆる里桜)はきれいです。でも、お金と時間に余裕がある方は、山形の蔵王の「山桜」もおススメです。標高の高いところの桜なので開花はまだまだ先ですが、一見の価値はあると思います。」

蔵王の山桜!有名なのでしょうか?

でも、山形にお住まいの「地球シミュレーター」さんが仰るくらいですから、きっと素敵なんでしょうね!

これからの季節は、山形への旅行にもきっと、春の山野で草花が少しずつ芽吹いているのが目に見えて感じられる、いい時期ですね。

山桜を探しに、いきたいなあ…。

そういえば、去年ゲストでご出演くださった、桜ウォッチャーの中西さんは、まだ桜を追っていらっしゃるでしょうか。

もしそうだとしたら、今、どのへんにいらっしゃるでしょうね。


みさと

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「WiSH」
⇒ http://wish-flower.com/


さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(ページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。) 今日の曲は、「RAISE THE ROOF / TRACEY THORN」でした。

TOKYO LAB. STAFF | 21:50 | カテゴリー:
2007年03月20日
FENDIのシンデレラ、藤森香衣さん登場!
春だから、花を愛でよう!

去年の暮れに、ゲストにフェンディのマーケティング&コミュニケーション・ディレクターである、金古真理(かねこ まり)さんをスタジオにお迎えして、フェンディさんの「B.MIX Cinderella Audition」のお話をお伺いしたのを覚えていらっしゃいますか?

実はそのときのシンデレラの中に、フラワーコーディネーターの卵として選ばれた女性がいたのです。

彼女の活躍ぶりはJ-WAVE81.3の金曜日午後10時から放送中の「リアリティー・バイツ」でもご紹介していますが、今日はそのシンデレラ、藤森 香衣(ふじもり かえ)さんにお話をお伺いしました。


::: 売れっ子モデルから、フラワーコーディネーターへ。

現在、フラワーコーディネーターとして独り立ちするべく頑張っておられる藤森さんですが、実は去年、フェンディさんの「B.MIX Cinderella Audition」でシンデレラに選ばれるまでは、当番組のスポンサーNISSANのCMや広告にもご出演されている、オスカープロモーションという有名なエージェントに所属する売れっ子モデルさんだったそう。

それが今回シンデレラに選ばれたことを期に、フラワーコーディネーターになるべく、すっぱりと事務所を辞められたのだとか。

いきなり環境を変えるのは、誰でもちょっぴり怖いこと。その思い切りの良さが、シンデレラの素質なのかもしれませんね。

藤森さんは小さい頃からモデルのお仕事をされていたそうなのですが、実は高校生の時に一度、モデルかフラワーコーディネーターかという岐路に立たされたのだそう。

実はその頃からフラワーコーディネーターには憧れがあったものの、毎日お店でみっちり修行しなければならないので、モデル業との両立は無理。

その時は面白くなりかけていたモデルのお仕事を中途半端にすることができず、そちらに専念するために、きっぱりと諦められたわけです。

そしてそれから数年経った今、今回のこのオーディションをきっかけに、今度こそフラワーコーディネーターへの道へ。

やるならとことんまで!という藤森さんの生き方、素敵ですね。


::: 花からパワーをもらう。

20070320a.jpg現在、藤森さんは、デンマーク出身の有名なフラワーデザイナー、ニコライ・バーグマンさんの元で猛特訓中。

毎朝彼と一緒に花の市場へと足を運ぶ藤森さんが驚かれたのは、そのニコライさんのフラワーデザインのひらめきのスピードや記憶力。

花を見れば、すぐに彼の頭の中には完成物がしっかりと出来上がっており、その値段もすぐ覚えてしまうとか。

その花の見立てのスピード、振り分け方に、一生懸命ついていこうと頑張っておられる藤森さんなのでした。

市場から買ってきたお花は、すぐに下の方の葉を、手でまとめて取り除きます。

そうしないと花が下の方の葉から腐ってきてしまうため、お花を元気に保つために必要なことなのだそうで、修行中の藤森さんの好きな作業の一つだとか。

でも、バラの棘を素手で取り除くのは辛そうです…。

そんな藤森さんからの、花を愛でるためのアドバイス。

まず、花というとたくさん買わないとならないとか、高価だと思われがちですが、例えばチューリップ1本でも、お部屋の雰囲気が変わります。

そして毎日その花を見て、2日に一度くらいお水を換えてあげるだけで、日々の生活に潤いを与え、パワーをもらうことができるものです、と藤森さんは仰います。

言い淀むことなくそう話される藤森さん、もうすでにフラワーコーディネーターの風格もしっかりお持ちのようです。

藤森さんの作品が、あちこちで私たちの目を楽しませ、パワーをくれる日も近いことでしょう。とっても楽しみです。


みさと

data

「FENDI」
⇒ http://www.fendi.net/


J-WAVE「REALITY BITES」
⇒ http://www.j-wave.co.jp/original/realitybites/


「Nicolai Bergmann」
⇒ http://www.nicolaibergmann.com/


さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(ページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。) 今日の曲は、「LIFE IS A FLOWER / ACE OF BASE」でした。

TOKYO LAB. STAFF | 21:50 | カテゴリー:
2007年03月19日
小山薫堂と、東野みさとにとって、お花とは?
春だから、花を愛でよう!

春の足音は聞こえてくるのに、まだまだ肌寒い今日この頃。

でも、お花屋さんは春の花でいっぱい!どれを買おうか、うきうきしながら迷います。

江戸川区のラジオネーム「さとる」さんから、こんなメッセージを頂きました。

「この間、会社の帰りにフラワーショップでバラを買いました。
男の僕が言うのも変かもしれませんが、花が一輪あるだけで、ちょっと癒されるような気がします。そろそろ桜の花見の情報も知りたいので、花をテーマに取り上げていただけないでしょうか?」

というわけで、今週のテーマは「春だから、花を愛でよう!」です。


::: お花はやっぱり嬉しいと思うんですけど。

20070319a.jpg花を持って歩いている方を街で見かけたときにはまず、この方は今日、何か特別なことがあったのだろうか?と考えたりします。

そのくらいお花って、特別なものだと思うんです。

ですから花を頂いたりすると、なんでもない日でも、なんだか特別な日になったような気がして嬉しいのです。

ということは、花を贈るということは、その人の一日を特別な日にしてあげるということになりませんか?私だけ?

と言っても、やっぱりすぐ家に帰らない場合は荷物になっちゃうかな…とか、いろいろ考えるとプレゼントしにくいものだったりもするのですが。

(花粉症の方はかえって辛くなっちゃうし…。)

薫堂さんは、男性が花を買うのは照れくさいなんて仰ってますが、でもやっぱり、女性にはどんどんお花をプレゼントするべきだと思うのです!ばあんばあん!(机をたたく音)

そんなに力を込めて訴えることとも違いますか…。


::: 春のうららの…

お花見と言えば、薫堂さんのお気に入りは、東京タワーのふもとにあります公園、薫堂さん名付けて「タワシタ公園」。

そこから見る桜と東京タワーの景色がなんともステキなのだそうです。

それから、隅田川から見る桜なんていうのも!

これは、水上バスを利用するのですが、お花見の時期は船内で、一説によると桜餅の発祥の地と言われる、長明寺の桜餅も販売されてるんですって。

実は私は全く知らなかったのですが、水上バスでは今、いろいろなサービスをやられてるんですね!

今の時期だと、「夜桜船」にはご飯を楽しめるコースもあるらしく、「江戸文化を継承する町『浅草』の『振袖さん』が乗船します。」とあります。

「振袖さん」って、なんだろう…??

ただ船に乗って移動できるだけだと思っていた水上バスが、実はそんなことになっていたなんて…東京に住んでいながら、ちょっぴり損しました…。

今年のお花見は、水の上からとシャレてみましょうか…寒いけど。


みさと

data

「水上バス 海上バス 東京のパーティクルーズ」
⇒ http://www.suijobus.co.jp/


さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(ページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。) 今日の曲は、「AGAIN & AGAIN / THE BIRD AND THE BEE」でした。

TOKYO LAB. STAFF | 21:50 | カテゴリー:
2006年02月01日
古美術店「富士鳥居」代表・栗原直弘さんをお迎えして(その2)
東京で日本の美にふれよう
こんばんは。昨日の栗原さんのお話のは、興味を持ってくださった方がかなりいらしたようで、何人かの方に声をかけていただきました。

みなさんが少しでも、日本の美術に関心を持たれることへのお手伝いができて、とても嬉しいです。ありがとうございます。

さて、今日は昨日に引き続き、原宿・表参道の古美術店「富士鳥居」の代表、栗原さんにお話をお伺いします。


::: 外国の方が、日本の古美術品を飾るのが上手な理由。


栗原さんのおじいさまの代から、創業100年を数える富士鳥居さん。

お客様の半数は、在日されている外国の方だそうです。日本人の人口と在日の外国の方の人口を考えると、いかに、外国の方が日本の文化に興味を持たれているかがわかります。

もちろん、興味を持たれているからこそ、日本に住んでいらっしゃるのでしょうが…そんな彼らは、購入した古美術品を、小粋に飾るのがとても上手だとか。

もともとの意味を知らないからこそ、かえってその物の美しさをダイレクトに捉える事ができるのでしょうか?

一度、その物の本来の「意味」を取り去ってしまうのも、「美」を感じる、一つの方法なのかもしれません。

職人さんの息が込められればそれだけ、精巧にできていればその分だけ、たった一つの品物が、空間を引き締めるパワーを持ちますから、まずはそのパワーを肌で感じ取り、それが空間のどこに位置すればバランスがよいのか、ということがわかれば、彼ら以上に、古美術を美しく飾る事ができるわけですね。


::: では、初心者のために、古美術入門。


20060201a.jpg 富士鳥居さんには、一番安い物ではポストカードから、上限は…まあいいとして、置いていらっしゃいますから、気軽にお店に遊びに行かれるのもいいかもしれません。

古美術を好む方がよく言われるのは、「いい品に出会ったときには、体にびりっと電気が走るような気がする」ということ。

もちろん、それなりにいいものをたくさん見て、目を養わなければ、初めから電気は走らないでしょうが…富士鳥居さんには、古美術商で生まれ育った栗原さんを、そうやってシビレさせた品物が、所狭しと並んでいる訳ですから、そっとそれらを覗いてみるのは、かならず素養になることでしょう。

そして、見る目はまだまだでも、何かを手に入れたいと思われたなら、そういった信用できる古美術商さんの目を借りて、心ゆくまで吟味してみる、というのも、かなり贅沢なオトナの道楽でありましょう。

栗原さん曰く、よい品物には必ず、見た目の美しさと作り手のパワー、そして、見ている者の心を、しん、と静かに穏やかに落ち着かせる力があると仰います。

古美術を愛する方々の、その所以も、おそらくそこにあるのでしょう。

ご自分の心に耳を澄ませ、古美術品を眺めてみませんか? そこには、あなたの知らなかった、あなた自身の心の内を映し出す、あなただけの「日本の美」が見つかるかもしれません。

みさと

data
富士鳥居(お店では「本金蒔絵ワイングラス」もご覧頂けます)
http://www.fuji-torii.com/
さて明日は、日本の美といえば、女子の永遠のあこがれ、着物です。とっておきの着物、持ってますか? 私は浴衣くらいしかありません…。明日は意を決しまして、あこがれの着物を新調する方向で、お話を聞いてみたいと思います。

さて番組では、あなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問も随時お待ちしていますからね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。)
今日の曲は、「Bird Of Japan / Joyce」でした。
TOKYO LAB. STAFF | 21:50 | コメント(0) | カテゴリー:
2006年01月31日
古美術店「富士鳥居」代表・栗原直弘さんをお迎えして(その1)
東京で日本の美にふれよう
こんばんは。古美術品や伝統工芸品はお好きですか?

よく聞く話が、人は大人になると、歴史だとか骨董品だとかお経だとかに興味を持つようになるとか。本当によいもの、というのを手元に置いてみたいといった欲求が強くなる気持ちは、まだまだ若輩ながら、わかる気もします。

日本の美しいモノを毎日眺めていれば、私のような者でも少しはお勉強になるのでは、なんて下心も少し。

しかし庶民がおいそれと手の出るものでないことも確か。ならばお話だけでも。

今日は、表参道の古美術店の老舗「富士鳥居」代表・栗原直弘さんをスタジオにお招きしまして、お話をお伺いしました。


::: リーデルのワイングラスに描かれた、金蒔絵。


20060131a.jpg 薫堂さんが「富士鳥居」さんを知るきっかけになったのは、雑誌で見た、富士鳥居さんのオリジナルの商品、本金蒔絵グラス。

あの、重箱やお椀などに描かれる、金色のあの質感の絵が、リーデルのすっきりとしたフォルムのグラスワインに描かれています。

本来は、ガラスに漆は定着しないもので、最近それが実現できる薬剤が開発されまして、その後工夫を重ねたこのグラスは、なんと食器洗い機にも耐えられるそうです。

でも普通、蒔絵付きのグラスを、食器洗い機にかけたいとは、誰も思わないと思うんですが…まあそのくらい丈夫なら、普段使いもできますね。

栗原さんが今日、スタジオにお持ちくださったものには、風に舞う桜が描かれておりまして、グラスをくるくると回すと、走馬灯のように桜の花びらが舞い踊ります。

古風なような、新しいような、不思議な美しさを持つこのグラス。

かなり熟練した職人さんの手によるものかと思いきや、見せていただいたグラスは、22歳の蒔絵師さんによるものでした。こんな精巧な仕事のできる蒔絵師さん、まだお若いとなれば、先が相当楽しみです。

でも、現代の伝統芸術の若い職人さんがたは、昔のようにパトロンがいるわけでもなく、なかなか続ける事は大変なことですね…。ましてや、日本の伝統工芸は需要が減っていますから。

あまりそういったものに触れてこなかった私ですら、こうやって、この手のかかった美しいグラスを眺めていると、月並みですが、どうにかしてこの技術は、残していきたいものだという想いにかられます。

とりあえず、お酒好きの父の、還暦のお祝いに一つ購入しましょうか…本当は自分でも欲しいんですが…2つ手に入れるには、まだ私にはちょっぴり重荷ですから…。


::: 「表参道で、一番古いお店になっちゃいました。」
20060131b.jpg 浅草にお店があった、栗原さんのおじいさまの代から「富士鳥居」さんは始まります。

それから、お父さまの代に、銀座を経て、現在の表参道に移られたのが、まだ栗原さんもお生まれになっていない、昭和24年。

植樹もされていなかった、だだっ広い当時の表参道は、近所の子供たちのいいスキー場だったとか。裏手に上級者コースもあったとのことですが、それは現在のどこにあたるのでしょうか…。

現在、名だたる高級ブランド店が立ち並ぶ表参道。一番最初のお店は、由緒正しい Japanese Brand であったわけです。

昔から、国内外を問わず、多くの名だたる方々が、日本の美を求めて来店される、「富士鳥居」さん。

その三代目である栗原さんに、ぜひとも「美」の見定め方をお聞きしたいものですが…明日も引き続き、お話をお伺いします。お楽しみに。

みさと

data
富士鳥居(お店では「本金蒔絵ワイングラス」もご覧頂けます)
http://www.fuji-torii.com/
古美術商の代表がいらっしゃると聞いて、無口で頑固そうな方を想像していたのですが、栗原さん、見た目も優しそうで、お話のされ方も魅力的。何ともチャーミングな方であります。

さて番組では、あなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問も随時お待ちしていますからね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。)
今日の曲は、「Japanese Boy / Harpers Bizarre」でした。
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