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2008年01月31日
IT ジャーナリスト・林信行さんに聞く“Apple”の魅力とは?
'Apple'の未来を覗き見しよう!

こんばんは。今夜は Mac ファンにはおなじみ IT ジャーナリストの林 信行(はやし のぶゆき)さんをお迎えして3日目ですが、今日は昨日からのお話の続きをもう少し詳しく伺ってみましょう…。


::: 本質に切り込んでいく力。

昨日までのお話からは、Apple の製品によって、市場のトレンドがそのまま移っていってしまうような印象すらありますが、それにしても Apple はなぜ、こうして次々とこのような画期的な商品を出す事ができるのでしょうか?

20080131b.jpgApple のすごさとは、本質に切り込んでいくところだと思います、と林さん。

日本のメーカーさんが何かを作ろうとされても、「ここまではキャリアさんの領分で、ウチはここまでしかできない…」というような、もしかしてそれは実際には存在しないのかもしれない無言の了解のようなものが、製品をいびつにしてしまっていることがあるのでは、と仰います。

そこを Apple は、理想の製品に突き進んでいく途中で、その線引きを軽々と飛び越えてしまう力を持っているのだそうです。


::: 一つのプロダクトが、業界をひっくり返す?

そして面白いのは、例えば「iPhone」。

日本でもアメリカでも多少の違いはあれども、メーカーさんが端末をお作りになったら、それを売って下さいとキャリアさんにお願いするものなのだとか。ですから当然、立場的にもキャリアさんのほうが上なのです。

それはどういうことかというと…メーカーさんも「この製品ならあのキャリアさんで売ってもらえるかな…」というような、顧客よりもキャリアさんを向いた物作りをしてしまいがちになってしまうという危険があるということなのだそうです。

ところが…ですよ、今回のこの「iPhone」のキャリアさんは「AT&T」なのだそうですが、その普通とは逆にその「AT&T」から Apple に対して1人当たり基本料金のうちの幾らかが支払われているという、逆転現象が起こっているのだとか!

更に Apple 製品は、この「iPhone」に限った事ではなく、実は数年前にも音楽業界でも同じような逆転現象を引き起こしていたというのです…と言えばもうお判りですね。

20080131a.jpg実は当時、インターネット上での音楽の違法コピーがアメリカでも問題になっていたのだとか、そこで Apple が、音楽を違法コピーするよりも、購入したほうが楽しくなるような仕組みを作ろうということで提供されたのが、その逆転現象を引き起こすことになった「iTunes Store」だったわけです。

アルバムではなくて、一曲ずつが安価で購入でき、更に「この曲を買った方はこんな曲も買っています」というリストを出されると、あ、これもいいな…なんてついつい買い過ぎてしまう楽しさ、それに加えて、iPod でそれを簡単に持ち歩ける手軽さ…。

アメリカでは今や、3番目に売れている音楽販売ルートにまで成長しているのだとか。

実はこの「iTunes Store」、Apple 自身はほとんど儲けは出ていないとか。つまり iPod の販売数を伸ばすための外堀りなわけです。

こうして Apple の製品は、ただ「かっこいい」だけでも終わらずに、一つ一つの影響力が考えられないくらい大きいというところが、一番すごい所なんですね、と林さんは仰います。


それを象徴するような出来事で、林さんが「Macworld Expo」で毎年面白いと思われているのは、そこに訪れるジャーナリストの面々。

まず '90 年代初めは Mac 関連雑誌の方々のみ。そして、'90 年代半ばには Apple が潰れそうだと経済誌の方々が。それからしばらくして iPod が発売されると、今度は音楽関係の方々。そして iPod mini が出る頃にはファッション関係の方々まで。

そして今回は、テレコム系の方々もそれに加わり、毎年やって来られる業界の方々の層がどんどん広がりを見せているのだそうです。

それだけ生活のいろいろな分野に Apple が切り込んでいる、ということなんですね、と林さん。

それはジョブズ氏がすごいのはもちろん、その周りを固める世界的に優秀な人材が Apple にあってこそ。

そして林さん曰く、その能力を存分に引き出すジョブズ氏の能力というのがまた、Apple が成功した秘訣なのだとか…その詳しい内容は、林さんの著書「スティーブ・ジョブズ 偉大なるクリエイティブ・ディレクターの軌跡」と昨日もご紹介しました「iPhone ショック」をご覧下さい!

林さん、興味深いお話を3日間、ありがとうございます。またもうひとつ、Mac と Apple のことが好きになってしまいました…。


みさと

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林 信行 氏著「iPhone ショック」
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林 信行 氏著「スティーブ・ジョブズ
偉大なるクリエイティブ・ディレクターの軌跡」

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「nobilog2」(林さんのブログ)
⇒ http://nobi.cocolog-nifty.com/


「Apple」
⇒ http://www.apple.com/jp/


さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京の NEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。「コメント」は投稿してから反映されるまで、少し時間がかかります。)
今日の曲は、「1234 / FEIST」でした。

TOKYO LAB. STAFF | 21:50 | コメント(0) | カテゴリー:
2008年01月30日
IT ジャーナリスト・林信行さんに聞く“iPhone”とケータイの未来とは?
'Apple'の未来を覗き見しよう!

こんばんは。
今日も昨夜に引き続きまして、IT ジャーナリストの林信行(はやし のぶゆき)さんをスタジオにお迎えしています。Apple のプロダクツのお話も、盛り上がってまいりました…!


::: ひとつのプロダクトが、環境を変える?

20080130a.jpg昨日のお話に重なりますが、今回出た「MacBook Air」、イーサネットポートもついていません。

それは、ワイヤレス技術が進歩して、そして外出先でも無線でウェブにつながることが多くなった、ということがあります。

やはりちょっと前に出ました「iPod touch」をウェブにつなげると大変便利なことは、Apple ファンの方なら当然ご存知かと思いますが、あれが出てから日本でも、地下鉄の駅に無線 LAN のアンテナが導入され、「iPod touch」で無線 LAN を始めようというキャンペーンが行われていたのだとか…いつの間にそんなことに!?

アメリカでも「iPod touch」が登場してから、無線 LANが繋がる場所がどんどん増えているのだとか。スターバックスでは、お店で流れている曲を、簡単にその場で「iPod touch」から購入することも。

一つのプロダクツが登場したことで、それほどまでにそれを取り巻く環境までが変化していくなんて、すごいことですね。


::: 林さん、「iPhone」はどうなんでしょう??

20080130b.jpgそして、もう一つ話題になっています「iPhone」。

現在アメリカとヨーロッパで販売されているその出荷台数は、今年の1月半ばの時点で、すでに 400 万台を越えているのだそうで、Apple の目標は、2008年中に1千万台。それはつまり1社の1機種で世界シェア1パーセント、すごい数字なのです。(と仰っていました。)

林さんももちろんお持ちの iPhone、なんでも日本のメーカーさんが同じ物を作ろうと思っても、企業の仕組み的にもかなり難しいことなのだそうで、それをどうしたら作れるようになるのかという林さんの著書「iPhone ショック」も去年の暮れに出版されたばかり。

まだ残念ながら日本では電話として使う事はできない iPhone ですが、それでも、お持ちの林さんのお話によると、先ほどお話した通り地下鉄や、あちこちでもうすでにウェブが使えるようになっていますから、メールチェックはもちろんのこと、つまりパソコンを持ち歩かなくても、電話一つでかなりそれに近いことができてしまうということになっているのだそうで。

GPS は搭載されていない iPhone ですが、今回のエキスポで発表されたところによると、無線 LAN の位置関係から、かなり正確な現在位置を割り出すという機能もついたのだとか。

ん…これは…!「iPod touch」にするか、「iPhone」が出るまで待つのか、また一つここに大きな課題が…(おおげさ?)

さてアメリカでは既にその「iPhone」も、それを取り巻く環境に大きな変化をもたらしているようですが…そのお話はまた明日、お伺いしましょう。


みさと

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林 信行 氏著「iPhone ショック」
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今日の曲は、「Perfect Timing (This Morning) / Orba Squara」でした。

TOKYO LAB. STAFF | 21:50 | コメント(0) | カテゴリー:
2008年01月29日
IT ジャーナリスト・林信行さんに聞く“Apple”の最新情報!
'Apple'の未来を覗き見しよう!

こんばんは。さて今日からは、「"Apple"の未来を覗き見しよう!」と題して、Mac好きにはおなじみの IT ジャーナリストさん、林信行(はやし のぶゆき)さんをスタジオにお迎えします。

どんなお話を伺えるのか…今から楽しみですね。


::: 林さん、「Macworld Expo 2008」いかがでしたか?

20080129.jpg先日サンフランシスコで行われた「Macworld Expo 2008」にも取材で行かれていたという林さん、Apple 歴は 1970 年代後半からなのだとか…。

えっ お歳から考えても、随分お若い頃からそんな高価なものを…あ、その頃はまだお持ちではなく、パソコンショップやショールームに通われたりされていたのですね。

それも、その頃まだ高校生だった林さんのお家に、あのキャノン販売が独自に開発した「DynaMac」発表会のプレス招待状が送られてきたというのですから、Mac 好きな高校生として、その頃既にかなり有名になっておられたようです。

関心空間」というサイトには、林さんご本人のそのあたりの思い出も少し…。(余談ですが、このウェブサイト自体もとても面白いのです。)

それが林さんの初めての取材となったわけですが、その後「Macworld Expo」へも '91 年から毎年行かれ、林さんはアメリカで大学生をされていた頃からずうっと、雑誌「MACPOWER」で記事を書かれています。

そんな林さんによると、その「Macworld Expo」の一番の目玉は、毎回何と言っても、スティーブ・ジョブズ氏の講演なのだとか。

朝10時スタートの講演を聴くのに午前3時から並ばなければ会場には入れないのだそうで、それに入れなかった方のためには、第二会場で中継を流す程の人気ぶりなのだそうです。

その理由は…おそらくジョブズ氏の生い立ちを少しでもご存知の方にはご説明にも及ばないでしょうが、とにかくカリスマ…というのはこういう方のための言葉と言っていいほどの方ですものね。


そしてそして…今回発表された「MacBook Air」も当然、林さんはご覧になって来られたわけですね?

20080129b.jpg私も写真で拝見しておりますが、薄くて、閉じたときの姿が飾りもののようだったとか…そして、底にいくに従ってお皿のように窄まっていくあの形、実は上からみると、本当に薄い板が宙に浮いているように見えるのだそうです。

そこでまたひとつ、「MacBook Air」というネーミングに納得されたのだとか。なるほどねえ…。

なんでも林さんのお話によると、実は以前、元アップル代表取締役の前刀さんは Apple に入社された時に、ジョブズ氏に薄型 VAIO をお見せになって、既に薄型のパソコンを提案されていたのだそうです。

その当時は、光学式ドライブがどうしても必要だとジョブズ氏が仰ったのだそうですが、ご存知の通り、今回のこの「MacBook Air」には光学式ドライブもイーサネットポートもありません。

つまりどういうことかと言いますと…、ワイヤレステクノロジーもそれから随分進化し、それに加えて iTunes Store で映画もレンタルもできるようになったから、ということなのです。

このレンタルサービスは日本ではまだ始まっていないのですが、iTunes Storeで安価でレンタルした映像は1ヶ月のレンタルとなり、一度観始めたら 24 時間以内に観終わらなければならないという制約はあるものの、かなり便利なサービスのようです。

2008 年中には海外展開もしたいと仰っていらしたとか…。楽しみです。

そしてもうひとつ、光学式ドライブが要らない理由。近くに光学式ドライブがついている Mac か Windows があれば、Remote Disc といって、そのドライブをワイヤレスで「借りる」ことができるようになったのだそうです!なんですと!!

そうやって外堀からきちんと埋めて製品を出される…というそのアイデアが、Apple 製品の売り上げにもつながり、またその魅力ともなっているわけですね…!


なんだか面白くなってきました…林さん、Apple のこと、もうちょっと詳しくお聞かせ願えますか…!? というわけで、明日も引き続き、林さんにお話をお伺いします。お楽しみに。


みさと

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「nobilog2」(林さんのブログ)
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「Apple」
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今日の曲は、「New Soul / Yael Naim」でした。

TOKYO LAB. STAFF | 21:50 | コメント(0) | カテゴリー:
2008年01月28日
小山薫堂・東野みさとが語る“Apple”の魅力とは?
'Apple'の未来を覗き見しよう!

こんばんは。最近、Apple のサイトを覗くと、あの「MacBook Air」のスリムな写真が。
薄くて軽そうで、これなら打ち合わせに持って行っても重くないなあ…なんて、私はここのところいつも羨望のまなざしで眺めているわけなのですが…江東区のラジオネーム「メガマック」さんからもこんなメッセージが。

「つい先日、Apple の新しいノートパソコンが発表されましたね。新し物好きの薫堂さんは、やっぱり購入予定ですか? アメリカでは、iTunes でハイビジョンの映画がダウンロードレンタル出来るようになったりと、一歩も二歩も日本の先を行っているようですが、ぜひ番組で Apple が描く未来に迫ってください!」

というわけで、今週のテーマは「"Apple"の未来を覗き見しよう!」です。

薫堂さんは、初めて買われたパソコンは Macintosh SE/30 という、今ではもうお目にかかる事すら難しいであろう、でも、今でもアップルファンの方々の中に良き思い出として残るあの代物。

といっても私、それが出まわっていた頃には、パソコンに触った事もなかったわけなのですが…。

20080128a.jpg今でも薫堂さんがスタジオにお持ちになるのは MacBook ですが、実は途中でなんどか Windows に乗り換えられていた時期もあったのだとか…。

それも大切な原稿が、その Mac ちゃんのフリーズのせいでなくなってしまったことがきっかけだったのだそうで。それからしばらくはそのMacちゃん、罰としてトイレに飾られていたのだとか…(笑)。

それから薫堂さんのお仕事の相棒は、ワープロのキャノンワード、そして VAIO の時代へと移り変わっていって…現在また Mac に戻ってこられた理由の一つは、やはり Apple 製品のその遊び心。

まさにそれは、薫堂さんのお仕事にも必要なものですし、ね…。


その一つの遊び心の現れとして発売された製品、そして最近薫堂さんも購入されたものといえば、「nike+(ナイキプラス)」。

音楽とランニングシューズを結びつけてしまう、というユニークな発想が話題になり、以前から人気のある商品ですよね。

それをどうして薫堂さんが買われたのかと申しますと、そもそもこんな理由がありまして。

先週ご登場いただきました小椋さんも出ておられました、雑誌「東京カレンダー」のショコラ特集の対談では、美味しい山ほどのショコラを、みなさんで一日中召し上がっておられたのだとか。

そして、その時の謝礼は 15,000 円。

せっかく頂いたこのお金、自分のために使おう…と決心された薫堂さん、その足でナイキショップに向かわれて、その「nike+(ナイキプラス)」とシューズを合わせてご購入。

その金額はちょうど 14,000 円といくらかだったのだとか。

そこまで潔くお金が使えると、寧ろ気持ちがいいですね…その時にたくさん摂取してしまったカロリーも、なんだかきれいさっぱり消費できそうな気がします。


明日からは、Apple のそんなユニークな発想、そしてその未来について、雑誌やウェブでもおなじみの IT ジャーナリスト・林信行(はやし のぶゆき)さんをゲストにお迎えして、お話を伺います。お楽しみに。


みさと

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「Apple」
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「nike.jp: NIKE JAPAN」
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今日の曲は、「Dance Tonight / Paul McCartney」でした。

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2008年01月25日
リスナーから届いた「ショコラ」情報!
ショコラで幸せになろう!

こんばんは。今週は、カカオの甘〜い香りに包まれた一週間、いかがでしたでしょうか?
ショコラのことを知れば知るほど、バレンタインデーの甘いチョコレートは好きな方に差し上げたくても、おいしい「ショコラ」は自分でも食べたいものですね…(笑)

では、みなさんからのメッセージを…。


::: ラジオネーム「夏みかん」さんからは、義理チョコのお話。

「薫堂さん今晩は!
私は、男だったらバレンタインデ〜に義理でもいいからチョコレートが欲しいです。だから、女子が職場で楽しんでチョコをあげる事はいい事だと思います。
でも中には相手に気を使わせるから嫌だという人もいます。
男子は実際、どうなんですか?
義理は必要無いですか?(?_?)

結果から申し上げますと、必要です!

もし、バレンタインデーが本気のチョコレートしか配らない決まりなら、チョコレートを頂く意味はかなり重くなってしまいますよね…と薫堂さん。

確かに…そうすると頂いて嬉しい場合はとにかく、困る場合も多々、出てくるわけですね?

そして、意中の女子が、チョコレートらしき包みを持っていたにもかかわらず、もらえなかったときの悲しみ!

なるほど、義理チョコとは、世の中の厳しい現実を甘く包むためにも必要不可欠なものだったのですね…(笑)。


::: ラジオネーム「スゥイート スゥイート」さんからは、サロン・デュ・ショコラのお話。

「サロン・デュ・ショコラに初めて行ってきました!
女性だけかと思ったら、意外と男性の姿もあってちょっとびっくりしました。
薫堂さんオススメのキャギドレーヴも買って来て会社の友達と食べました。ショコラをいただくのって、なんて幸せなひと時なんでしょう。
開催中にもう一度行ってみようと思ってます!」

女性同士でショコラを召し上がるのは…いいですね、と薫堂さん。

ええ、でも男性同士で召し上がったって、いいんですよ…寧ろ、とっておきのショコラをこっそり自分一人で食べてしまわれるような男性って…ちょっと可愛らしくありませんか?? 私だけでしょうか…そんなことを思うの。

もちろん、私がそんな現場を見つけたとしたら、一つ二つは横取りするとは思いますが…(笑)。


::: ラジオネーム「チョコチョコッと」さんからは、温かいホットチョコレートのお話。

「毎年、チョコレートの季節になると思い出すことがあります。それは、当時つき合っていた彼女が作ってくれたホットチョコレートで、寒い冬に僕の身体を温めてくれた、懐かしい思い出の味です。
今は別々の生活を営んでいる僕らですが、あの頃に飲んだホットチョコレートの味は、甘くもあり苦くもある、青春時代の大切な記憶です。」

素敵な思い出ですね…!

小椋さんの著書「チョコレートのソムリエになる」にも、おいしいショコラショーの作り方が載っていますから、彼女の作ってくれたものを思い出しながら、ご自分でも作ってみられてはいかがでしょうか…?

そういえばN35では、去年のバレンタインデーには社員にショコラショーが振る舞われたのだとか。

スターバックスのプレミアムホットチョコレートも捨て難いですが、そちらもなかなか素敵なバレンタインデーですね!


みさと

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「chocolatclub.com」(小椋さんの公式サイト)
⇒ http://www.chocolatclub.com/


「チョコレートのソムリエになる」
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2008年01月24日
ショコラ研究家 小椋 三嘉さんを迎えて その3
ショコラで幸せになろう!

こんばんは。今日はショコラ研究家の小椋 三嘉(おぐら みか)さんをお迎えして3日目。
今日は、去年出された小椋さんの著書のお話も交えながら、またまたショコラの甘い世界にご案内します…。

::: 「ル・クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ」とは?

20080124d.jpgさて、この小椋さんが去年のちょうど今頃に出された本「チョコレートのソムリエになる」の中には、「ル・クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ(CCC)」というクラブが出てきます。

これは、「ショコラをバリバリ食べる会」という意味なのだそうで、フランス料理界の重鎮と言われる料理評論家のクロード・ルベ氏が、美食家やジャーナリスト仲間6名とご一緒に始められたクラブなのだとか。

20080124f.jpg今ではフランスではかなり権威のあるクラブなのだそうで、そこではショコラについて、まるで政治や経済のように、とてもショコラのことを言っているようには思えない程に真剣に、論争が巻き起こっているのだとか。お伺いする限りではなんだかすごいようなちょっぴり微笑ましいような…(笑)

小椋さんの本には、その主要メンバーの錚々たる面々のお写真も…こんな方々が真剣に語られるんですから、これは…かなり面白いお話が飛び出してきそうです。(どんなメンバーが登場されているかは、ぜひ、この本をご覧ください…)

20080124g.jpg世界中で150人限定のこのクラブ、日本では小椋さんが唯一の会員なのだそうです(!)。

そんなお話からショコラにまつわる素敵なお話や、美味しいショコラショーのレシピまで、ショコラの甘い香りに包まれた小椋さんの著書、ショコラ好きならもちろんのこと、そうでなくても楽しめそうな、本棚に忍ばせておきたい一冊ですね!


::: 今年のバレンタインのオススメは…

20080124b.jpg ではそんな小椋さんに、今年のバレンタインデー、オススメのショコラをお伺いしてみましょう…。

今日、実は小椋さんがわざわざスタジオにお持ち下さったショコラがあります。

深い赤の素敵な箱には、「NOKA」の文字がきらきらと…そう、あの「NOKA CHOCOLATE(ノカ チョコレート)」の「Teh Vintages Collection "Fascinationg Red Box"(ヴィンテージコレクション ファッシネイティング レッド ボックス)」。

スタジオには、今度は気のせいではなく、本当にコクのあるショコラの香りが溢れます。ふわああ…

20080124c.jpg小さなその一粒一粒には詩的な名前が刻まれ、それぞれの産地(ベネズエラ、エクアドル、コートジボワール、トリニダッド)によって分かれているのだとか。

産地ごとにそれぞれ一種類の豆で作られているものをシングルビーンズと呼ぶそうですが、こうしたショコラを味わうには、ちゃんとお作法が…(!)。

まずは深呼吸をして心を落ち着けます。

そして、ショコラの香りを楽しんでから、舌の上にそっと乗せます。

酸味や刺激、風味などを、全神経を舌に集中させて、味の中にぐぐっと入り込んで浸ってみましょう…。

20080124e.jpgこのショコラは、バニラビーンズで香りを着けたり、レシチンなどのつなぎを入れていないのが特徴で、そうすることで更に、純粋なカカオの特徴が楽しめるのだとか。

小椋さん曰く、それぞれの香りのカカオから、その現地の様子にまで想いを馳せるのだそう。

現地に行った事のない私たちは、ぜひとも小椋さんと一緒にショコラを食べて、その風景を話して聞かせていただきたいものですが…毎回そうもいかないので、ショコラを食べながら世界地図を広げて、想像の翼を羽ばたかせてみる、というのもなかなか楽しい遊びになるかもしれませんね…。

この「NOKA CHOCOLATE」、六本木のミッドタウンの中にブティックができたばかり、今年、日本で初めてのバレンタインを迎えられるそうです。

お値段は…ちょっとお高いです…さすがに。でも、もしかしてこれがショコラの国への切符になるかと思えば…一度は体験してみてもいいかも…?


みさと

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「chocolatclub.com」(小椋さんの公式サイト)
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「チョコレートのソムリエになる」
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「サロン・デュ・ショコラ」(会場マップもこちらにありました!)
⇒ http://www.isetan.co.jp/icm2/jsp/store/shinjuku/
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「東京カレンダー」(小椋さんと薫堂さんの対談が…)
⇒ http://www.tokyo-calendar.tv/


「NOKA CHOCOLATE(ノカ チョコレート)」
⇒ http://noka-chocolate.jp/


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2008年01月23日
ショコラ研究家 小椋 三嘉さんを迎えて その2
ショコラで幸せになろう!

こんばんは。昨夜に引き続きまして、ショコラ研究家の小椋 三嘉(おぐら みか)さんにお話をお伺いしています。スタジオ内ももう既に、心なしか甘い香りに包まれているようです…。


::: サロン・デュ・ショコラ、始まりました。

20080123a.jpg昨夜、フランスのサロン・デュ・ショコラでの小椋さんとショコラとの出会いのお話をお伺いしていましたが、まさに本日、伊勢丹でも日本のサロン・デュ・ショコラが始まったようです。

なんでも日本での開催も今年で6回目を数えるそうで、第1回目のみ東京フォーラムで開催された時には、小椋さんも講演をされたのだとか。

それからたびたび小椋さんがご登場される年もあり、去年は名だたるショコラチエの方々と並んで、カカオの実にサインされたものが展示されていたのだそうです。

今回のサロン・デュ・ショコラ、例年に続き、またまたたくさんの人気ブランドが。そしてそのショコラチエご本人が来日されるのも、ショコラファンの楽しみ。

この時にしか味わえないものもたくさんあるのだそうで、リヨンからは「ベルナシオン」や、アルボアからは「イルサンジュ」。

「イルサンジュ」に関しては、さまざまなナッツ使いも素晴らしく、小椋さんも初めてここのショコラを召し上がった時に、こんな美味しいショコラがあったんだ!と思われたのだとか。数々の美味しいショコラをご存知の小椋さんがそう思われるとは…気になります。

20080123b.jpg今年初参加の「フランク・フレッソン」さんのボンボンショコラも小椋さんからのお墨付きです。

最近は日本でもこういった高価なショコラを、プレゼントのためだけでなく、ご自分で楽しむために買われる方も増えたのだとか。

差し上げてばかりではつまらないですものね、小椋さんもそれはとても良い事だと仰います。

結果的に、買われるご本人がいいものを知る事ができ、更にショコラの質も上がってゆくし、そして日本で行われるサロン・デュ・ショコラ自体も、外国のシェフと日本のシェフがお互いに刺激を受け合う良い関係を築いてゆける礎にもなるわけですから…。

そんなショコラの国々と日本との素敵な関係、これからももっともっと良くなり続けていきますように。

そうすれば私たちも、これからも毎年毎年とっても美味しいショコラを楽しめるというわけです(笑)。


::: サロン・デュ・ショコラの歩き方…

ではサロン・デュ・ショコラ初心者のために、小椋さんから少しアドバイスを。

まず、人気のあるショコラチエのものが欲しいと思ったら、とにかく早めに足を運ぶこと。

それから、会場はとても混み合いますから、事前にその売り場の場所などのチェックをお忘れなく。そうでないと、目的のものを買う前に、いろんな誘惑に負けてしまうかもしれません…。

ショコラチエと会ってみたい方は、会期の終わりかけを狙うのも手だとか。ちょっぴり暇になられた彼らがお店から出てこられたりして、サインしてもらったり、一緒に写真を撮ったりできるかも?

いろいろな楽しみ方ができるサロン・デュ・ショコラ、ショコラファンなら会期中は通ってしまいたいくらいですね!


みさと

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「chocolatclub.com」(小椋さんの公式サイト)
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「サロン・デュ・ショコラ」(会場マップもこちらにありました!)
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「東京カレンダー」(小椋さんと薫堂さんの対談が…)
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2008年01月22日
ショコラ研究家 小椋 三嘉さんを迎えて その1
ショコラで幸せになろう!

こんばんは。今日からは、チョコレート…もとい、ショコラを語って頂くならこの方!! ちょうど2年前の今頃にご登場いただきました、ショコラ研究家の小椋 三嘉(おぐら みか)さんをお迎えいたします。

::: ショコラの国、フランス。

ちょうど前回ご出演くださった時は、長いパリ生活から日本に戻ってこられてすぐくらいだったとお伺いしましたが…実は小椋さん、ショコラの魅力に目覚められたのは、フランスで生活をはじめられてから、そして偶然行かれたメゾン・ド・ショコラがきっかけだったのだそうです。

20080122a.jpg そのときに試食として気軽に渡された一粒が、小椋さんを、香り高く美しいショコラの国へといざなう切符となったわけですね…。

「ショコラ」はチョコレートのフランス語読みですが、今ではその呼び名もすっかり定着した日本でも、ほんの数年前までは、小椋さんのそのショコラという呼び名に、みなさんハテナという顔をされたとか。確かに、同じ顔をしておりました(笑)。

最近日本でもその呼び名は珍しくありませんが、実はこういった現象は、日本だけではなく、ドイツやイギリスなど、あちこちの国でも見られるのです、と小椋さん。

他の食べ物はそれぞれの国の名前で呼ばれるのに、「ショコラ」や「ショコラティエ」だけは、共通なのだそうです。しかも、かなり昔から。

さすがにショコラそしてスイーツの文化の高い国フランス。それにみなさんが敬意を表され、その呼び名にクオリティの高さを込めてのことなのでしょうね。


:::東京カレンダーにも、特集が…

実は先日薫堂さんは、小椋さんと会われたばかりだったのだとか、それは実は雑誌「東京カレンダー」の取材。

20080122b.jpgお二人とも、その日は一日中ずうっと、たくさんのシェフが丹誠込めて作られた数々のショコラを召し上がっておられたのだそうで…わあ、何て幸せなお仕事!

中でも、「マンダリン オリエンタル」の紹興酒を使ったボンボンが印象的だったのだとか、それに「ピエール・エルメ」もたくさんのテクスチャのものが毎年出されるのが楽しみだとか、そして日本では「テオブロマ」のショコラティエ・土屋さんが出された「トマト」という、ドライトマトを使ったブラッディマリーのような印象を持つ大人のボンボンは、アペリティフにシャンパンと合わせても素敵かもと思われたのだそうです。

その「トマト」のお話から小椋さんは、ショコラがスイーツだけではなくて、お料理の分野にもどんどん入って来ているんだな、と感じられたというお話もお聞かせくださいました。

もう、お伺いしているだけで、甘い甘い気分になってきます…!

明日も引き続き、小椋さんに甘い甘いショコラのお話、お伺いしていきます。お楽しみに。


みさと

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「chocolatclub.com」(小椋さんの公式サイト)
⇒ http://www.chocolatclub.com/


「サロン・ド・ショコラ」(こちらは、日本で開催されるもの)
⇒ http://www.isetan.co.jp/icm2/jsp/
  store/shinjuku/event/chocola/index.html


「東京カレンダー」
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2008年01月21日
小山薫堂と東野みさとにとって、ショコラとは?
ショコラで幸せになろう!

こんばんは。まだ2月にもならないのに、もうバレンタインデーの話なんかもちらほら出てくるようになりまして…どれだけお祭り好きなの!?と思いつつも私もちょっぴり楽しみにしていたりして。

なんて言っている傍から、練馬区のラジオネーム「ミキティー」さんからは、こんなメッセージを頂きました。

「そろそろバレンタインデーのチョコレートをどうするか…という話題で盛り上がっています。サロン・ド・ショコラも間もなく開催ですね。今年のチョコレートの情報を教えていただけないでしょうか。」

20080121a.jpg さて、今年は薫堂さんからのオススメのチョコレートがあるそうなのです。

それは、「Cagi de reves(キャギ・ド・レーヴ)」という大阪のお店のチョコレート。

そして、その薫堂さんの今年のオススメというのは、そのお店の「Degustation(デギュスタシオン)」という商品だそうで、「鍵」の形をしたものなのだとか。

丸い箱にぐるりと並べられたその香ばしい鍵たちは、カカオの種類と濃度によって順番に並べられたセットになっているのだそうです。

日本のブランドであるこの「キャギ・ド・レーヴ」さんですが、それにしても薫堂さんはそれほどまでになぜ、ここのチョコレートをお薦めになるのかというと、それはカカオへのこだわりに秘密が。

はるばるマダガスカルまでスタッフの方が行かれて、カカオ農園を指定、更にカカオの豆の品種まで指定した上で仕入れてこられ、それでお店で独自のクーベルチュールを作られるのだとか。

(クーベルチュールとは、カカオバターの含有量の高い、チョコレートの材料になるものだそうで、普通は、その状態のものを仕入れて加工して、商品にする場合も多いのだそうです。)

20080121b.jpgそれだけの手間ひまをかけて作られたこだわりのチョコレート、なのにお値段も一箱で1,260円と、それほどお高くはないんです。お買い得かも。

東京では今年のサロン・ド・ショコラに出品される予定だそうで、今年なら、東京の女子もそこで手に入れる事ができます!

そして、お店のウェブサイトからも購入することができますよ。わあ、他にも美味しそうなチョコレートがたくさんで、目移りしそうです。

これで、意中の男性の心の鍵も…なんて薫堂さん、確かにこのチョコレートをプレゼントするのはとっても素敵なアイデアだと思いますが、心の鍵は、そんなに簡単に開くものなのでしょうか…?(笑)


みさと

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「Cagi de reves(キャギ・ド・レーヴ)」
⇒ http://www.cagidereves.jp/


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2008年01月18日
リスナーから届いた「ダンキモ」情報!
'ダンキモ'の謎を解明しよう!

こんばんは。今週は着物を羽織った一週間、いかがでしたでしょうか? 私も折角日本人なのだから、もっと日本文化を知るために、着物を着よう…と思った一週間なのでした。まずは着付けからお勉強しなければなりませんが…(汗)。
さて、今日はみなさんからのメッセージをご紹介しますね。


::: 杉並区のラジオネーム「スケルトン」さんからは、痩せ型の方の着物の着かた。

「こんばんは! 僕はかなり痩せているのですが、果たして着物は似合うのでしょうか? ホテルで浴衣を着たりすると、どうも帯がしっくり来ないまま、朝起きた時にはすっかりはだけて、相当悲惨な外見になってしまうのです。メンバーである谷原章介さんなんて、相当スマートであるように見受けられるのですが、『ダンキモ』のメンバーの皆さんの中で、痩せていらっしゃるかたの着こなしを是非、教えて頂きたいです。」

薫堂さん曰く、ホテルの浴衣は着崩れて当然です! …確かに、そうですね(笑)

とはいえ、お腹が出ている方が格好よく着られるお着物、なんでもお腹にタオルを当てて補正されている方もいらっしゃるとか。

女性でも、胸が大きい方やウエストの細い方は、大体タオルで補正されますね。

でも多分私思うに、昔の方が毎日それをされていたとは考えにくいので、やはり体に合うように着る事ができるようになるまでは、着かたも、更に着て歩く所作にも、馴れが必要なのでは…。あ、それとも昔の方は皆さん、お腹が出ていらした…わけもないですしね。


::: 神奈川県のラジオネーム「のざらし」さんから、着物の小物のお話。

「実は密かに、着物に憧れています。でも、和服を揃えるには、お金がかかりすぎるのが悩みの種です。中古の着物の選び方を教えて頂ければ、助かります。他に、男の和服に必要な小物があれば、ご教示下さい。」

残念ながら、中古のお着物については薫堂さんも私もその道には暗くて…すみません。

小物なら、なんでも「ダンキモ」では、常々着物に合う物入れがなくてお困りだったそうで、とうとう皆さんで革の巾着を、なんとエルメスに特注に出されたのだとか。

一年ほど前のご注文だったとのことですが、それはまだ、できあがってこないそうですが…できあがってくるのが楽しみですね。

それから小物と言えば、着物に腕時計というのもまたちょっとちぐはぐな気持ちがしますので、懐中時計なんかもいいのでは、と薫堂さん。

ああ、それも素敵ですね! 帯の間にチョッと挟んで、気分はもう、昔の紳士ですね…。


::: 世田谷区のラジオネーム「スノースマイル」さんからは、着物を着たときの所作、のお話。

「オトコのキモノ、なかなか楽しそうですね。とは考えつつも、やはりハードル、まだまだ高いです。薫堂さんがキモノを着る時に心掛けていることは何でしょうか? 所作、振舞いなど、気を使っていることがあったら、是非教えてください。」

薫堂さんによると、まず、着物を着てから心がけるというよりは、着物を着てみればわかります、と。

普段締め付けられていないお腹のところに帯があるだけで、自然と背筋はしゃんと伸びますし、車に乗るときもシワにならないように気を使うようになります。

腕の上げ下げだけでも、ちょっと袂を持たないと、腕がさらけてしまったりと、動作が着物によって矯正されるようです。

そして、お腹いっぱい食べられないという利点もあるとかないとか…。

お家に帰られて、お着物を脱がれたときの開放感もまた、格別だそうで。そんな気分を味わえるのもまた、着物の魅力…ということで、よろしいのでしょうか?(笑)


みさと

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「男子着物を羽織る会」
⇒ http://www.dankimo.com/


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今日の曲は、「Born In Time / Eric Clapton」でした。

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2008年01月17日
着物デザイン・プロデューサー服部一正さんに聞く「冬の京都」の魅力とは?
'ダンキモ'の謎を解明しよう!

こんばんは。今夜もまだまだ、「男子着物を羽織る会」顧問もお務めの、着物デザイン・プロデューサー・服部一正(はっとり かずまさ)さんにお話を伺います。


::: 冬の京都の魅力

京都にお住まいの服部さんに折角お越し頂いたのですから、今夜は京都のお話なども伺ってみましょう…。

冬の京都ですか…もうその響きだけで溜息が出そうです。浸り過ぎですか?

服部さん曰く、東京よりはちょっぴり寒いですかね…と仰る今時分、観光客も他の時期ほどは多くなくて、お勧めなのだそうです。

20080117a.jpg食べ物も牡丹などのジビエ系も美味しくて、それから、服部さんのお知り合いの京料理屋さんは、冬は美味しいものが揃っていると仰るのだとか。

美味しいものが揃う季節…もうお聞きしているだけで、まだ食べた事もないような京料理に、私は思いを馳せてしまっています(笑)。


そして、散策されるなら東山近辺がお勧めだそうです。

お寺などが点在するこの辺り、雪がぱらつく冬の借景は服部さんもお気に入りなのだとか。

お天気の良い日曜日などに鴨川沿いを歩かれるのが服部さんの日課だそうですが、ふっと見上げると薄化粧した比叡山が…。

ああ、京都にたまらなく行きたくなってきました。

薫堂さんは京都に、お気に入りのカレーうどん屋さんがあるのだそうで、京都の息が白くなる中を歩いて行かれ、そこで熱々のカレーうどんを召し上がってから、ホテルに戻るのがお気に入りのお散歩コースなのだとか…。

お店の名前は「味味香(みみこう)」さんと仰るのだそうですが、なんでも服部さんのお知り合いでも、このお店のファンは多いのだそうです。


いろいろ伺ってまいりましたが、食べ物ももちろんのこと、やはり何と言っても京都の魅力はその景観。

ここでお着物を着て歩く事は、京都の景観を飾ることにもなるのでは、と薫堂さん。

なるほど、自分ばかりが格好をつけているわけではなくて、街を飾っているのだと思えば、もうちょっぴりお着物も着易くなりますね。

そうして京都に来られた方に、なんだかまるで別の時代に来てしまったような気分で、美しい京都の街を楽しんで頂けるといいですね…と服部さん。

私もそんな京都をぜひ、体験してみたいです…!


みさと

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「服部織物」
⇒ http://www.hattoriorimono.co.jp/


「龍言(ロンゴン)」
⇒ http://www.longon.net/


「味味香(みみこう)」
⇒ http://www.mimikou.jp/


「男子着物を羽織る会」
⇒ http://www.dankimo.com/


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今日の曲は、「Home / BONNIE PINK」でした。

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2008年01月16日
着物デザイン・プロデューサー服部一正さんに聞く「男子×着物」の魅力とは?
'ダンキモ'の謎を解明しよう!

こんばんは。今夜も昨夜に引き続き、「男子着物を羽織る会」顧問もお務めの、着物デザイン・プロデューサー・服部一正(はっとり かずまさ)さんにお話を伺います。


::: 男子が着物を羽織る理由。

20080116a.jpg昨日から着物はいいですよ…というお話をしてまいりましたが、そう言われてもやっぱり着物を着るということは、なかなか手間もお金もかかることですから、手を出しにくい代物でもありますよね…。

では、その良さというものをもう少し具体的に、服部さんに伺ってみましょう。

服部さんご自身も、乗り物を多用したり慌ただしい現代のライフスタイルには、着物はあまり適してないと感じていらっしゃるのだそう。

でも、例えば正装にしたい場合や気持ちを新たにぴしっとしたい時、ちょっぴり自己主張したいときなどに使うと良いのでは、と。

なんでも薫堂さんも、去年いらした京都のお花見の席で、着物を着ただけでコミュニケーションが取り易くなったのだとか。

服部さんは普段からお着物を着られる場合が多いわけですが、やはり公の場所にお着物で行かれると、いろんな方との紹介のやり取りから、つながりが増えると感じられるようです。(もちろんそれだけが理由ではなく、服部さん自身のお人柄ということもあると思いますが…。)

それから、これは気持ちをぴしっとさせたい時、ということとも重なりますが、着物を着ると、物を一つ取るにしても、箸を持つにしても、所作が自然と美しくなる、ということ。

離見の気持ちが育つのでしょうか、洋服の時のように力を抜いていては格好がつかない、と、無意識のうちに気持ちが張りつめるのだそうです。

そういった内面の部分を育てるという意味で、着物はとても重要なのかなと思います、と服部さん。


::: 男性着物ブランド「龍言(ロンゴン)」

20080116b.jpg さて、小さい頃は、実際には洋服が多かったとはいえ、着物に関わる方や職人さんがたにいろんなお話を聞かれたりして、常に着物のすぐ近くで育ってこられた服部さん。

大人になられた今、やはりそういう環境で育ったことはよかったと感じておられるそう。うらやましい限りです…。

そんな服部さんが開かれた男性着物ブランド「龍言(ロンゴン)」は古い言葉で、例えば昔の皇帝のような、とてつもない上の方に向かってもの申すことだそうで、そのくらいの意気込みでやれ、ということで服部さんに餞として贈られた言葉のようです。

それに加えて、服部さんがお考えになる着物業界の将来についてなど、ご本人は「自分のような若い者が…」と仰っていましたが、それでも、もの申してみよう…という想いが込められているのだそうです。

服部さんによると、ブランドを立ち上げた当時から見てこられて、着物を着てみよう、と思われる男性は少しずつですが増えているとか。

現在東京では、伊勢丹新宿で手に入れる事ができるそうですよ。

お値段は…まあ、お着物ですからね、Tシャツを買うようにはいきませんが…けれどもその投資も、そうして心を育てることに活用できるのであれば、決して高いお買い物ではありませんね!

私も、購入するかどうかは別にしても、また着物屋さんを覗いてみたくなりました…。


みさと

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「服部織物」
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「龍言(ロンゴン)」
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「男子着物を羽織る会」
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今日の曲は、「I'm Stepping Out / John Lennon」でした。

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2008年01月15日
「ダンキモ」顧問・着物デザイン・プロデューサー服部一正さんを迎えて
'ダンキモ'の謎を解明しよう!

こんばんは。今夜からはいよいよ、「男子着物を羽織る会」発足のきっかけとなられました、当会の顧問もお務めの着物デザイン・プロデューサーの服部一正(はっとり かずまさ)さんにお話を伺います。


::: 「男子着物を羽織る会」とは?

20070115a.jpg着物のデザイン、プロデュースを手がけていらっしゃいます服部さん、「龍言(ロンゴン)」というブランドをお持ちで、そして京都の創業 220 年の服部織物という帯屋さんの若旦那さんです。

その服部さんが顧問を務めておられる「男子着物を羽織る会」には、先日この番組でもお世話になりました、株式会社フォーシーズの浅野 秀則さん、それから皆さんもよくご存知のところでは、落語家の林屋正蔵師匠や俳優の谷原章介さん、書道家の武田双雲さん。それから釜師の大西清右衛門や株式会社美術出版社の大下健太郎さん、その他にも文化人や経営者など、日本文化に造詣の深そうな、蒼々たるメンバーです…!

なんでも、この会に入会するには、あまり明らかにはされていない、厳しい審査が…。

ご希望の方は、メンバーの推薦でこの会合に一度ご参加の上、メンバーの方々全員でお話し合いを…ということですが、それは皆さんで楽しむ会ですから、当たり前のようで確かになかなか厳しそうです…。

服部さんによると、会長(つまり薫堂さん)の面談が一番大変です…とにこにこお笑いになりながら仰っておりますが…なんでも先日、松竹株式会社の迫本淳一さんがいらしたそう。

会長さんからは、「日本文化とはどのようなかかわりをお持ちでしょう…?」というようなご質問を…わあ! お待ち下さい会長、その方は松竹株式会社の社長さんです…(笑)。

すると迫本さん、「一応、歌舞伎座などもやっておりまして、日本文化にはそこそこ貢献しているつもりでおります…」と。なんと慎み深いご返答!!!


::: 「遊ぶ」ことから、日本を知る。

20080115b.jpg さて、この「ダンキモ」の会合では一体どんなことが行われているのでしょうか?

毎回、いろいろな趣向をこらした会が催されているようですが、薫堂さんが心に残っていると仰るのは、「書」をテーマにされたもの。

12月、場所は京都。

武田双雲さんがご参加で、「書遊び」をされながら、みなさんでお食事を楽しまれたのだそうです。

ああ、このお料理はおいしい!という想いを、書で表現するという…なかなか難しそうですが、武田さんのお話をお聞きしながらそれをするわけですものね、とても楽しそうです…!

薫堂さんはそこで、「食」のまた別の楽しみ方をお知りになったとか。

こうして「和」の遊びをすることによって、日本の文化を改めて見直す、ということにも繋がるわけです、と薫堂さん。

ちなみに一番気持ちがいいのは、着物を脱いで畳に大の字になる瞬間だとか…。


それからあと、この会は女人禁制です。

私も正蔵師匠の落語会なんかにはぜひ、端っこのもう玄関口かどこかでいいので入れて頂きたいところですが…だめなのです(笑)。

全国の着物と日本文化を愛する淑女のみなさま、ぜひ「女子着物を羽織る会」を作っていただけませんでしょうか?

そして、日本文化には何も貢献できていない私ですが、あのう、雑用係かなにかで仲間にいれて頂けると…!


みさと

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「服部織物」
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「龍言(ロンゴン)」
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今日の曲は、「I'm Wondering / Stevie Wonder」でした。

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2008年01月14日
小山薫堂が語る「ダンキモ」の魅力とは?
'ダンキモ'の謎を解明しよう!

こんばんは。先日、街を歩いていて着物姿の男性を見かけました。やっぱり男性の着物姿は、3割増くらい素敵に見えてしまう気がします…。

さて、杉並区のラジオネーム「火星探査車」さんから、こんなメッセージをいただきました。

「今年のお正月は、いつもより男性の着物姿が多かったような気がします。(もちろん、女性の晴れ着姿に比べると、とてつもなく少ないですが。)そこで思い出したのが、この番組でも時々話題に出てくる『ダンキモ』。イマイチ全貌が明かされない『ダンキモ』の秘密を、ぜひじっくり取り上げて下さい!」

というわけで、今週のテーマは「"ダンキモ"の謎を解明しよう!」です。

この「ダンキモ」、正式名称はご存知の通り、「男子着物を羽織る会」です。

発起人は薫堂さん、そして今から3〜4年前のある日、京都の帯屋さんの若旦那、服部さんに出会われたことがきっかけなのだとか。

20080114a.jpg服部さんがその時に、「着物は面白いですよ」と仰ったことから、お着物を召した男性3人で「京都の街にイタリアンを食べに行く会」を催される事に。

東京なら、着物の男性3人がイタリアンレストランにいらしたら、この辺りには何かあるのかな…? なんて思われてしまいそうですが、これが京都の街ではとても馴染んで、お店の方も「今日はご正装で…」くらいのご挨拶。

(なんでも京都のタクシーは、お客様に着物の方がいらっしゃると、料金が10パーセントオフになるところもあるのだそうです。京都のみなさんが、着物に親しみ、そして愛していらっしゃるんですね。)

そして着物で颯爽と出かけられた当のご本人がたも、その姿でお食事をされてみると、ピンと背筋が伸びて、いつもより食事を文化として楽しまれた気分になったのだとか。

それに気をよくされた薫堂さん、あくる朝も着物をお召しになって、うずら粥を食べに出かけられたのだそう。なんとも粋な。

20070114b.jpgこうして男性同士で着物を着て、文化的な遊びに触れる、という集まりを催したら、とても面白いのではないだろうか…? とお考えになったが、この「男子着物を羽織る会」が発足した理由、というわけです。

それからというもの、たびたびこうした会を重ねてこられたそうですが、そこで薫堂さんが気がつかれた事は、ひとつ「和」を知ると、それがまた他のものに目を向けるきっかけになるのだ、ということ。

もともと着物がお好きだった薫堂さん、そこからまたお茶、お花…と興味が広がったのだとか。形から入る、ということが、実はこんなにポジティブに興味の方向性を増やすことだったとは。

本質は後から探していけばよい、そのための装置として、着物は十分にトライしてみる価値のあるものだと思います、と薫堂さん。

そして…お腹が出ている方が、着物は格好よく見える、という利点も(笑)。

こうして文字通り肌で文化に触れられて、どんどん内面も素敵になっていかれる着物男性…これは試してみない手はないかもしれません。

さて、明日からは先ほどのお話にもありました、「男子着物を羽織る会」結成のきっかけともなられた京都の帯屋さんの若旦那、服部一正さんのご登場です。お楽しみに。


みさと

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「男子着物を羽織る会」
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今日の曲は、「Looking Forward / Crosby, Stills, Nash & Young」でした。

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2008年01月11日
「東京タワーを極めよう!」みなさんからのメッセージをご紹介
東京タワーを極めよう!

こんばんは。今週は東京タワーについてお送りしてきましたが、いかがでしたか? 私も、東京タワーの近くだと思うと、いつも無意識にその姿を探してしまう自分に気づいて、改めてその存在の大きさを確認した一週間でした。
では、みなさんからのメッセージを…。


::: 世田谷区のラジオネーム「タカトシ」さんから、足元の窓のお話。

「東京タワーといえば、展望台のシースルーの床が面白いですね。高い所は大丈夫な僕ですが、さすがにあそこに乗ると、ドキッとしますね。」

確かに…そしてまた、怖いと思うのはわかっているのに、恐る恐るみなさんが覗き込んで、「ふわぁ〜」というような歓声を上げていらっしゃるのが楽しかったりします。あの光景を見た時に感じることは、やっぱり皆さん似てるんだろうな、と。

恋人達がああいった場所を好むのも、吊り橋効果という意味だけではなくて、そういう同じ感情を共有したいと願うから、なんでしょうね…。

さて、共有といえば薫堂さんは、去年マカオに行かれた際に、60階以上もの高さを誇る「マカオタワー」で、バンジージャンプをご覧になったのだとか。

ご覧になった、というのは、薫堂さんご自身はさすがにそれに挑戦される気にはなれなかったということなのですが、どうしてそういうことになったのか、薫堂さん率いるN35の副社長さんが挑戦されることに。

はじめにタワーに登られる前に、つい仰ってしまった「バンジー飛ぼうかな…」発言から、周りの方々の手前、後に引けなくなってしまったというのが本当のところのようですが…。

日本円にして2万円ほどの料金がかかるというこのマカオタワーのバンジージャンプ、それだけの恐怖を体験したことを証明する、勇者としてのメッセージ入りTシャツや、その瞬間のDVDなどがもらえるそうで、それは後々、かなりの話の種になるかもしれませんね(笑)。

ところが、いざいよいよその瞬間が近づくと、その光景をご覧になっていた薫堂さんや周りの方々の方が怖くて仕方なくなってしまわれたのだとか。

手を水平に広げ、怖くなるから下を見ないように…と言われて、その先端に立ち、おそらく風はかなり強いでしょうね、60階以上の高さですから。

もしかしたら、青空に浮かんでいる雲が、異様に近いなあ…なんて思われるかもしれません。

耳元で風がびゅうびゅうと鳴り、心なしか堅牢にできているはずの足場はゆらゆらと…それは気のせいではないでしょうね。

足腰にはしっかりと補助具がつけられているものの、それも頼りなく感じられるでしょう。

そうして…「用意はいいか?」「OK」「3、2、1、0!」で背中をドンと押されます。

体が15度ほど傾いた時に地上が見え、ご自分がどれだけ高い場所にいるのかを改めて認識され…その瞬間に「怖い!」という恐ろしく強い感情が全身を駆け巡るわけです。時すでに遅し…ですが。

後からお聞きになったお話では、彼はその次の事は何も覚えていらっしゃらないのだそうです。

その光景を目の当たりにされた薫堂さん、それからというもの、お仕事で何か大変なことがあるたびに心の中に神様が降りていらしては、「お前は今、あの時の彼の替わりにバンジージャンプをするか、それともこの仕事をするか」と問われるようになったのだとか。

そう思われると、どんなに大変でも、何という事はないように感じられるのだそうです。

なるほど、薫堂さんはいつもそんなことを考えていらしたんですか…。副社長さんには何とも気の毒でしたが、そのお陰で、ユニークな気持ちの切り替え術ができたわけですね。


::: 品川区のラジオネーム「ムラゾー」さんから、安心の種、のお話。

「気にして見ているわけではないですが、東京タワーがあると、何だか安心するんですよね。僕にとって東京タワーってそんな感じです。」

そうですね…そのお気持ち、なんとなくわかります。冒頭でも申し上げましたが、高い場所に上がったり、都心に近づいていたりすると、無意識に東京タワーのあの朱色を探してしまいます。

薫堂さんも東京タワー好きで有名ですが、実はお好きになられたのは大人になられてから、だったのだそう。

けれどもよくよくお伺いしてみると、どうも大学時代に東京タワーの周りを、角松敏生の「東京タワー」という曲を流しながら車でドライブされた…あたりが怪しいようで。

助手席にはどなたがいらしたのでしょうか…。どうも、そんな甘酸っぱい思い出が関係しているような気がします(笑)。


みさと

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「東京タワー」
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今日の曲は、角松敏生「東京タワー」でした。

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2008年01月10日
東京タワーの秘密その3「日本電波塔株式会社 取締役 前田久徳(まえだ・ひさのり)」さんを迎えて
東京タワーを極めよう!

こんばんは。今夜は日本電波塔株式会社 取締役 営業企画室長 前田 久徳(まえだ ひさのり)さんをお迎えして3日目。
今夜は、これからの東京タワーについて、お伺いしてみました。


::: 今年で50周年、東京タワー。

今年で開業50周年を迎えられるという東京タワー、去年の12月にはそれを記念して、オフィシャルDVDを発売されたのだとか。

内容は、東京タワーの建築の際のエピソードやその様子、四季折々のタワーの表情から、普段見る事ができない東京タワーの貴重な映像など、盛りだくさんの内容で、これを観れば、あなたも東京タワー博士になれるかも?

前田さんによると、東京タワーのライトアップが変更されたのは今から20年前、東京タワー30周年の時だったのだそうで、そこでだいぶ東京タワーの雰囲気は変わったのだとか。

それ以前は、東京自体があまりライトアップということがされていなかったそうで、その頃の東京の様子はどんなものだったのでしょうか…?

今年は50周年ということで、いろいろイベントもこれから企画されるのだとか…今年の12月23日、東京タワー開業記念日をピークに催される予定だと仰るイベント、一体どんなものになるのか楽しみですね。

ちょっと気が早いですが、今年のクリスマスは、東京タワーで過ごしたいすね!


::: 東京タワーのこれから。

20080110a.jpgさて、これからの東京タワーですが、前田さん曰く、今までは上に上に…と縦方向に見ていたものですが、これからは視点を変えて、東京タワーの周辺の地域、例えば芝公園などとどうやって融合していくのか、つまり横方向に、面でもって発展させていけたら、とお考えのようです。

先日も、都市計画の中にあらかじめ含まれていたように美しいエッフェル塔が憧れです、というお話を前田さんからお伺いしましたが、あれだけの土地を持つ芝公園や、その周りの地域が一体となって、文化に触れたり、住民の憩いの場所として素晴らしいエリアに成長していければ…というのが前田さんの願いです。

開業50年の東京タワーさん、東京のランドマークシンボルといつまでも言って頂けるように、その時代に合った文化施設としてよい方向に変化していければいいなと思っています、と前田さんは仰います。

変化し続ける東京タワー、これからも楽しみにしています。


みさと

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「東京タワー」
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今日の曲は、「ONE WISH / MINT CONDITION」でした。

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2008年01月09日
東京タワーの秘密その2「日本電波塔株式会社 取締役 前田久徳(まえだ・ひさのり)」さんを迎えて
東京タワーを極めよう!

こんばんは。今夜は昨日に引き続き、日本電波塔株式会社 取締役 営業企画室長の 前田 久徳(まえだ ひさのり)さんをスタジオにお迎えしました。
さて、今日のお話は、東京タワーにまつわるいろんな噂、についてです。どんなお話がお伺いできるのでしょうか? 楽しみです。


::: ロマンチックな東京のランドマーク。

20080109a.jpgまずは、東京タワーの照明が消える時間。

薫堂さんはたまに、東京タワーの見える場所におられるときは、電話で時報を聞きながらその瞬間を確かめたりされることがあるのだそう。そこまで気にされるのもめずらしいですが…(笑)。

ところがここのところいつ確認しても、その時差は0.5秒もないほど正確なのだとか。

確か以前この番組でお伺いしたときに、照明は手で消していらっしゃるとお聞きしましたが…。それに、上下で二つのスイッチがある、とも。にもかかわらず、それほどまでに正確なのは、ちゃんと正確な時計をご覧になりながら職員の方が消していらっしゃるからなのですが、それほどまでに厳密にしなければいけないものなのでしょうか…?

もともと12時に消すという決まりはあったものの、以前は、テレビやラジオ局さんなどがアンテナの夜間工事に入る関係で、12時過ぎても照明がついていることがよくあったのだそう。そう言われてみれば、そんなこともあったような。

ところが現在は、ちゃんと12時ぴったりに、一度は照明を落とす事が徹底されています。

それは…あなたもご存知かもしれませんね、そう、東京タワーの照明が落ちるところをカップルで一緒に見ると、幸せになれるというジンクス。

ここ数年の間にも、東京タワーの下で照明が消えるのをお待ちになっておられるカップルの数はとても増えたのだとか。

せっかくそれほどまでに心待ちにしていらっしゃる方が毎晩おられるのなら、少しでも東京の恋人たちに幸せになっていただこう…ということで、今ではちゃんと、きっかり12時に照明が消されることとなったわけです。

ランドマークタワーとしての役割とはいえ、まだお仕事があるというのに…粋な計らいをされる企業さんなのです。

実はこのジンクスから、去年末は「ライトダウンストーリー」と題して、20時に照明を消して、その後にライトショウと音楽を楽しんでいただくというイベントまで生まれたというのですから、東京って案外、世界から見ても、かなりロマンチックな街なのかもしれませんね。


::: 東京タワーの、照明費用は?

20080109b.jpgさて、そんなに大切な東京タワーの照明、電気代もかなりかかっていそうですが…実はそれほどでもないのだとか?

前田さんによると、一日の電気代は2万5千円ほど。普通の企業さんのビルでの電気使用料がいくらくらいなのかはわかりませんが、思ったより安い気がします…。

もちろん、イベントなどで色を変える場合は大変です。

通常のライトにカラーフィルムをかけても、東京タワーの色までは変わらないので、4キロ〜4.5キロくらいのサーチライトを30発近く運び込んで、地上300メートルあまりあるタワー全体を染めあげるのだとか。

ライトのレンタル代や人件費で、イベント時の費用はかなり…と言葉を濁される程。

それでも、見たい!と思ってしまう私たちは贅沢でしょうか? 東京タワーを愛しているんです。

残念ながら、薫堂さんの会社「オレンジ」の設立2周年に、東京タワーをオレンジに染め上げるのは、みなさんが今日は何の日!?と思われてしまうので難しいようですが…そんな風に、自分の希望の色に染めてみたいというお気持ちも、東京タワーLoverならではなのです…。


みさと

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「東京タワー」
⇒ http://www.tokyotower.co.jp/


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今日の曲は、「GOODNIGHT / SAINT ETIENNE」でした。

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2008年01月08日
東京タワーの秘密その1「日本電波塔株式会社 取締役 前田久徳(まえだ・ひさのり)」さんを迎えて
東京タワーを極めよう!

こんばんは。今日からの3日間は、東京タワーならこの方!東京タワーを代々守ってこられた日本電波塔株式会社 取締役 営業企画室長の 前田 久徳(まえだ ひさのり)さんをスタジオにお迎えしました。

::: 東京タワー、その歴史。

20080108a.jpg前田さんのお祖父さまが設立されたというこの東京タワー、前田さんは小さな会社ですが…と仰いますが、これほどまでに有名な会社ビル、というものもまた稀なのではないでしょうか?

お祖父さま、そしてお父様も東京タワーで働かれていたわけで、前田さんも小さな頃から「お父さんはどこで働いているの?」と聞かれると、答えるたびにびっくりされていたのだそう。

50年前、東京タワーができるまでは、NHKをはじめ、各局で独自の電波塔をお持ちだったのだとか。そんな時代もあったんですね…。

でもそれではもしこれからもっとテレビ局が増えれば、東京中がアンテナだらけになってしまう…という懸念から、共同テレビが開局される際に、高い山のない東京で、一番効率のよい場所に一つ大きな電波塔を作ろうということで、郵政省の肝入りで建てられたのがこの、この東京タワーだったわけです。

その当時から既に、東京中を見渡すことのできるランドマークタワーとしての機能も構想としてあったのだとか。その機能は今でもしっかり、果たしていらっしゃいますね!

建築家は、内藤 多仲(ないとう たちゅう)さんという方だそうで、この方は当時、塔の権威として「塔博士」とも呼ばれ、通天閣など他にも私たちがよく知っている塔も、彼のお仕事なのだそうです。本当に、素晴らしいお仕事を残された方なんですね。

そんな経緯をお伺いすると、いつも眺める東京タワーの、また別の素晴らしさが見えてくるようです。


::: 前田さんの憧れ、エッフェル塔

20080108b.jpgところで前田さん、やはり他の塔をご覧になると、気になられるものなのでしょうか…?

他の土地でそういったタワーがあると、やはり必ず登ってしまいます、と前田さん。他のタワーにも、ちゃんと「さん」を付けて呼ばれるのがまた、素敵です。

特に、歴史的にも文化的にも価値のある、パリの街にあってしかるべきもの、という存在であるエッフェル塔さんは、前田さんにとって憧れなのだそうです。

私たちからしてみれば、東京タワーさんも、その役割は十分果たしていらっしゃると思うのでですが…。

実際、薫堂さんも、海外から日本に帰ってこられたときなどに、東京タワーをご覧になると「ああ、帰ってきたな」とほっとする、と仰っておられましたし、前田さんもそんなお話を聞かれるたびに嬉しく思っていらっしゃるそう。

それでも、もっと東京の方に身近に感じていただけるようにしていかなければ…と前田さんは仰います。

エッフェル塔は、周りの環境も美しく整備され、都市計画の一環として成り立っているような印象を受けられたのだそうで、街ぐるみで文化を創っていこうというするような意識を感じられたのだとか、それがまた、前田さんのエッフェル塔に対する憧れにつながっているようです。

ちなみにエッフェル塔には、設立当時には美観を損ねると言って猛反対したピカソやダリといった画家たちが、できたとたんに頻繁にその展望レストランに通うようになり、それはエッフェル塔が見えない場所だから、と言った、なんていう逸話も残っているのだとか。

薫堂さんも、東京タワーからの景観は東京タワーが見えないからつまらないんです、なんて仰っていますが、最近は近隣の高層ビルもさまざまな光の演出がほどこされているところが増えているとか…。ですから東京タワーからの夜景もダイナミックで、今の東京を一番感じる事ができる、また更に素敵な場所となっているのではないでしょうか?


みさと

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「東京タワー」
⇒ http://www.tokyotower.co.jp/


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今日の曲は、「EVERYBODY HURTS / PAUL ANKA」でした。

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2008年01月07日
小山薫堂と東野みさとにとって東京タワーとは。
東京タワーを極めよう!

こんばんは。お正月休みも終わり、今年もお仕事が始まりましたね。東京タワーを眺めつつ、よし、今年もこの街で頑張ろう…と密かに心に決めた私です。
ところで、今年のお正月も随分、東京タワーにはお客さんがいらしていたようですね。

港区のラジオネーム「東京ダワーン」さんからは、こんなメッセージをいただきました。

「東京タワーが見える…という条件で、今住んでいる部屋を決めました。
そういえば東京タワーは50周年を迎えるとか。近くありながら、なんとなく眺めている東京タワーについて教えてください。」

というわけで、今週のテーマは「東京タワーを極めよう!」です。

東京タワーが見えるお部屋なんて…なんだかラグジュアリー感がありますね。でも、東京タワーが見える、というだけでそう感じてしまうのも、不思議といえば不思議ですが…。

20080107a.jpgJ-WAVEのスタジオからも東京タワーが見えまして、私はお上りさんよろしく、スタジオに来ると今だに写真を撮ってしまいます。

ところで、去年の初めに薫堂さんが東京タワーの2Fに開かれた「東京カレーラボ」。私もたまにお邪魔して、おいしいカレーをいただいています。

薫堂さんはお店を開かれるに伴って、東京タワーに出入りされることがとても多くなったわけですが、そこでお感じになるのは、東京タワーの中は、時の流れが昭和のままゆっくり流れている、ということ。

東京タワーの周りはだいぶ開発も進んで、今風の雰囲気が漂っていますが、東京タワーの中では、まだ昭和の香りを感じる事ができるのだとか。

水族館がすごい、というお話は確か、以前にも薫堂さんからお聞きした覚えが…。

その他にもおみやげ屋さんやフットタウン屋上の遊園地など、まるで浅草仲店のように、至る所に昭和を残す、貴重な一帯となっているわけです。

「東京カレーラボ」はその中でも、ワンダーウォールの片山正通さんデザインの現代風の内装で、そういう意味ではちょっと浮いているような気もしますが…。

でも、とっても素敵ですし、カレーも美味しいので、大好きです。

そういえば以前に、この番組の罰ゲームで、階段で東京タワーを登ったこともありましたね。

一緒に登って下さったお三方、お元気でしょうか…? その節はありがとうございます。また、どこかでお会いできますように!

明日からは、東京タワーのあの方に、お話をお伺いします。お楽しみに。


みさと

data

「東京タワー」
⇒ http://www.tokyotower.co.jp/


「東京カレーラボ」
⇒ http://www.tokyocurrylab.jp/


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今日の曲は、「OU RAISE ME UP / WESTLIFE」でした。

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2008年01月03日
映画パーソナリティー・伊藤さとりさんがオススメする DVD 注目作は?
お正月は映画を満喫しよう!

こんばんは。今夜は1年で 400 本以上の映画をご覧になるという映画パーソナリティの 伊藤 さとり さんをスタジオにお迎えして3日目。

今夜のお話は、お正月におすすめの DVD について、です。おこたにあたりながら、のんびりいかがです?


::: その前に、もう一本劇場映画のおすすめ。

さて、DVD のご紹介の前に、もう一本、お正月のおすすめ劇場映画のお話を。

ミニシアター系の映画なのだそうですが、伊藤さんからぜひ、とおすすめのこの映画、ドイツ映画でタイトルは「4分間のピアニスト」。

とある刑務所に訪れた一人の老女。彼女は囚人達にピアノを教えるためにやってきたピアノ教師です。

厳格で、人を寄せ付けない性質を持つ彼女が、ピアノを習いたいという囚人達の中に見いだしたのは、素晴らしい才能を持つ、けれども獣のように凶暴な面を持った一人の少女。

相容れない性格の二人がピアノを通して心を通わせ、やがてピアノの大会をめざしてレッスンに励むように。

伊藤さんが、ご覧になって身震いがした、と仰るこの映画、ドイツ映画の熱い情熱が、ピアノの音色や彼女の表情などの一つ一つから強く感じられるのだそうで、音楽映画という括りだけには収まらない、心の解放を描いている作品だと思います、と伊藤さん。

映画をたくさん見ていらっしゃる、目の肥えた方にも、特におすすめの映画なのだそうです!


::: では改めて、おすすめ DVD を。

20080103a.jpg伊藤さんによると、ちょうど1月1日からレンタルが開始されているもので、いいものがあるそうですよ…。

伊藤さんが大好きだと仰る監督さん、ペドロ・アルモドバル氏の監督作品「ボルベール <帰郷>」。

ペネロペ・クルスさんをはじめ、錚々たるメンバーによるキャスティングで繰り広げられるのは、一人の女性の女として、そして母としての生き様。

この映画で、ペネロペ・クルスさんは、付け尻をして演技をされたのだそうです。それは、スペインの母のたくましさ、といったものを表現しているのだとか。台所で映し出される、彼女の胸元のシーンなどからも、伊藤さんは、母性を感じ取られたのだそう。

そうして、母としての自信に満ちあふれているペネロペ・クルスさんの演技力や、その周りの女性たちの生き様も見事で、拍手を送りたくなるような作品なんです、と伊藤さんは仰います。

同じ女性として、観ておかなければ…。


::: おすすめDVD、もう一枚。

そして、もうひとつ。

こちらは伊藤さんがとてもとても大好きな作品だと仰る、「リトル・ミス・サンシャイン」。

一昨年から去年にかけて公開されていた映画ですが、私もそういえば何度か予告編を見て、主人公の女の子が可愛いな、と思っていた映画なのです。監督さんは、大学時代からのおつきあいというご夫婦なのだとか。なんだかハッピーな映画の予感…。

内容はといいますと、見た目は…美少女と言うにはちょっと厳しい、とある一人の女の子の夢は、美少女コンテストで賞を取ること。

その彼女が、ひょんなことから大会に出場できることに。家族は、それなら彼女を応援しなきゃ!ということで、バスを一台借り、それにみんなで乗り込んで始まるロードムービー。

でもその家族、どこの家庭にも大なり小なりあるように、お父さんもお母さんも、お兄ちゃんもおじいちゃんもおじさんも、みんな悩みを抱えていて、それが旅の中で綴られていき、やがてばらばらだった家族が目標に向かって、ひとつになっていく…という、とても前向きな作品なんです、と伊藤さん。

一昨年の国際映画祭の受賞作品にもなっているのだとか、とても温かくて、アメリカでも日本でも口コミで話題になり、どんどん公開劇場が増えていったのだそうです。

そんな風に広がって行く映画って、とても素敵ですね。私も早速、レンタルしてきます…!

伊藤さん、これからもそんな素敵な映画のご紹介をよろしくおねがいします!


みさと

data

「4分間のピアニスト」
⇒ http://4minutes.gyao.jp/


「ボルベール <帰郷>」
⇒ http://volver.gyao.jp/


「リトル・ミス・サンシャイン」
⇒ http://movies.foxjapan.com/lms/


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今日の曲は、映画「リトル・ミス・サンシャイン」サウンドトラックより「No Man's Land / Sufjan Stevens」でした。

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2008年01月02日
映画パーソナリティー・伊藤さとりさんがオススメする「お正月映画」注目作は?
お正月は映画を満喫しよう!

こんばんは。今夜は昨夜に引き続き、1年で 400 本以上(!)の映画をご覧になるという映画パーソナリティの 伊藤 さとり さんをスタジオにお迎えしてお話を伺いました。

今夜は、「ハズレなしのお正月の大作映画」のお話です。


::: このお正月にハズレない映画、邦画編。

ではまず、邦画から。泣かされる映画はあまりお好きではないはずの伊藤さんが、あえてお選びくださったのは、始まって 15 分から終わりまで、ずうっと号泣されてしまったという「マリと子犬の物語」。

伊藤さんは試写室でその映画をご覧になったそうなのですが、伊藤さんのお隣も、更にその向こうも男性。ところが彼らは伊藤さんよりも先においおいと泣き出されてしまったとか…。

この映画、新潟県中越地震で大災害を受けた山古志村が舞台。地震の際に取り残されてしまった柴犬のマリという母犬とその子犬達の姿、それからその飼い主の姿を描いたものだそうです。

幼い兄妹と子犬だったマリの出逢いから始まり、そして地震が起こったときのマリの取った献身的な行動、そしてその後、取り残されてしまったマリと子犬たちの健気な生き様まで、泣かされるポイントがたくさん盛り込まれているというこの映画。

「ベタですが、そんなことがどうでもよくなってしまうくらい、温かさに包まれた映画」と伊藤さんが評されていることですし、ここはひとつ、素直に泣かされてしまうお正月というのもまたいいかもしれません(笑)。

ちなみにでもこの映画、ここまでこうしてご紹介しておいて、主演は船越栄一郎さんです…。


::: このお正月にハズレない映画、洋画編。

20080102c.jpgさて、今度はハズレなしのお正月の洋画ですが…伊藤さんが去年、実際お会いになったというウィル・スミス氏主演の映画「アイ・アム・レジェンド」。

渋谷にも、「今年の年末はウィル・スミス以外は越せない…」といった内容の大きな看板が出ていて可笑しかったのですが…ニューヨークでウィル・スミス氏演じる主人公が一人だけで生き残ってしまうという、あの映画ですね。

この映画の主人公は、ウィル・スミスさんと、またもや犬、だそうです。

2012 年が舞台で、主人公の彼は生き延びるために日中は外に出て食料などを探し求めますが、日没になるといそいそと隠れ家へと戻ります。

そして全ての入り口を閉めて、犬と一緒に眠りにつきます。その理由は…観てのお楽しみなのだそうですが、かなり怖い映画なのだとか。

この映画の見所は、なんといってもウィル・スミス氏の演技力。

今までいろんなヒーローを演じてこられたウィル・スミス氏ですが、今回のヒーローに伊藤さんは、一番ストイックだけれども、彼の演技力とかっこよさを感じられたのだそうです。寧ろ、そんな数々のヒーローを演じてこられたからこそ、今回の役を演じる事ができたのかも、とも。

人が追いつめられた時に、どんな風になっていくのかという内面を見事に表現されたというウィル・スミス氏の演技、どうやらここに話は尽きるようです。

この映画に出てくるワンちゃんとのコンビネーションもとっても素晴らしいのだとか…では、このお正月、ワンちゃんと人の交流に泣かされてみましょうか。

ところで、「アイ・アム・レジェンド」は泣けるのでしょうか…?それも、観てのお楽しみです。


みさと

data

「マリと子犬の物語」
⇒ http://mari-movie.jp/


「アイ・アム・レジェンド」
⇒ http://wwws.warnerbros.co.jp/iamlegend/


さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。「コメント」は投稿してから反映されるまで、少し時間がかかります。)
今日の曲は、映画「マリと子犬の物語」の主題歌「今、風の中で / 平原綾香」でした。

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2008年01月01日
観た映画は年間400本!映画パーソナリティー・伊藤さとりさんを迎えて
お正月は映画を満喫しよう!

こんばんは。今夜からは1年で400本以上(!)の映画をご覧になるという映画パーソナリティの 伊藤さとり さんをスタジオにお迎えします。


::: 伊藤さん、去年の一番お好きな映画は?

20080102a.jpg1年間で 400 本…ということは、毎日1本以上は何かしらご覧になっているわけですが…この伊藤さんの「映画パーソナリティ」というお仕事、邦画洋画問わずの初日舞台挨拶や記者会見に携わられたり、雑誌のコラム、ラジオでの映画紹介などをされるのだそうで、当然、それだけたくさんの映画を観ることになってしまうのだとか。

普通に私たちは、いい映画もそうでもない映画もありますから大変ですね…と思ってしまいますが、小さな頃から映画がお好きだった伊藤さん、ずっと映画のコメンテーターのお仕事をされたくて、淀川長治さんの「どんな映画にもいいところがある」というお言葉が子供心に刺さってしまった、と仰るのですから、これはなるべくしてなられたお仕事なわけですね!

そんな伊藤さんが去年ご覧になった映画の中で一番お好きなのは、あの「オールウェイズ 〜3丁目の夕日〜」と脚本家さんが同じという「キサラギ」だそうです。

とあるD級くらいのアイドル・如月ミキちゃんの一周忌からお話は始まり、ファンサイトで知り合った男性5人が一つの部屋に集まって繰り広げられる群像劇で、はじめはミキちゃんのお宝グッズを肴に盛り上がるシーンから、やがてミキちゃんはもしかして殺されたのでは…!? と、コメディからサスペンスに早変わりする見事なサスペンス仕立てになっているのだとか。

脚本も相当良くなければならず、キャラクター設定も面白くなければならず、そして役者さんも引きつける魅力がなければならない、という密室劇において、ここまでロングランヒットを記録したこの映画は、その3拍子が揃っていたということになるのだそうです。

何度見てもおもしろい映画です、と、伊藤さんをしてそう言わしめる映画…これは本当におもしろそうです。

まだまだ今年もあちこちの映画館で上映されるようですし、1月9日に DVD も発売されるのだそうで、もうすぐですね! 楽しみです。


::: では、洋画のほうもひとつ…。

20080102b.jpg一方、洋画では、去年一番心に残っている作品は、いろいろありますが強いて言えば「主人公は僕だった」かも知れません、と伊藤さん。

これはウィル・フェレルさんという、どちらかというと脇で光るタイプの役者さんが主人公。

規則正しい生活を送る生真面目で無趣味な男が一人。

ある日突然、彼の頭の中で、彼の行動の一部始終をナレーションする女性の声が聞こえだします。しかも、整った小説の文体のような口調で。

そしてそれからというもの、彼は四六始終その声に悩まされることになるのですが…実はその声、ちょうど同時進行で彼の人生を綴る小説を書いている女性作家の声だったのです! もちろん、彼女もまさか自分が、実存する人間の人生を書いているのだとは気づかないまま…。

もしあなたが、自分が行動することで、その小説が動き出すことに気づき、しかもそれが、悲劇小説ばかり書く小説家によるものだということを知ってしまったら…!?

始めはシュールに淡々と紡がれてゆくお話が、彼が行動しはじめるにつれてだんだんと疾走しはじめ、やがて…?

その脇を固める役者さんがたも、ダスティ・ホフマン氏をはじめとする素敵な役者さんばかりなのだそうです。


伊藤さんからお話をお伺いすると、なんだかその映画の面白いところが、ぱあっと頭の中に展開されるようですね。まるで映画のソムリエです。

お仕事柄、監督さんや役者さんなど、作り手により近い場所におられることもあって、その作品の良さが伝わりやすいのです、と仰る伊藤さんですが、やっぱり子供の頃からお好きだったというその素養も大きいと思います!

明日はでは、このお正月にオススメの映画のお話をお伺いします。


みさと

data

「キサラギ」
⇒ http://kisaragi-movie.com/


「主人公は僕だった」
⇒ http://www.sonypictures.jp/movies/
  strangerthanfiction/site/home.html


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今日の曲は、映画「キサラギ」の主題歌「キサラギ / ライムライト」でした。

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