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2006年10月31日
「豆源」六代目店主、柴田元気さんを迎えて(1)
麻布十番を楽しもう!

麻布十番って、江戸時代から続くお店が8件もあるの、ご存知でしたか?

今夜は、そんな古いものと新しいものが混在する不思議に魅力的なこの街の、その江戸時代からの老舗の一軒、豆菓子屋さん「豆源(まめげん)」の代表取締役・柴田元気(しばた げんき)さんにスタジオにお越しいただきましたよ。

::: 柴田元気さんで6代目、由緒正しい豆菓子屋さんです。

20061031a.jpg

ずいぶんお若い社長さんであられる柴田さんが代表を勤められる「豆源」さん、創業が慶応元年、1865年だそうで、柴田元気さんは6代目。

初代・駿河屋源兵衛さん、つまり柴田元気さんのひいひいひいおじいさんが江戸中を歩きながら豆菓子を売り歩いて行商されていた頃に、麻布十番が気に入ってお店を開かれたのが「豆源」さんの始まり。

その頃のレシピで作ったお豆、まだお店では売っていらっしゃるそうですよ。

::: 生粋の麻布十番っ子、お気に入りスポットは?

さて、麻布十番で生まれ育った柴田さん、この土地では「プライバシーがない」のだそうで、まあ、そりゃそうですよね、どのお店も小さい頃の顔なじみとあっては、悪いことはできませんものねえ…。

そんな柴田さんも、新しいお店にはたまに遊びに行かれます。

お気に入りは、「命の水」というシガーバー。

薫堂さんもオススメ、隠れ家的な、いいお店だそうですよ。お話を聞いた感じだと、デートにも使えるかも…?

それから、焼肉屋さんは「三幸園(さんこうえん)」。

柴田さんも子供の頃から通われる、昔からある焼肉屋さんだそうで、美味しいと評判の人気店のひとつ。

それから、がっしりした体型で体育会系だと仰る柴田さん、ここはたくさん食べても安くて美味しい!とオススメなのが、「焼肉苑 麻布十番店」。

柴田さんと、もう一人やっぱりご飯をもりもり食べる男性と二人で行かれても、一万円かからないんだそうです。

麻布十番って、何かとお金がかかりそうな印象がありますが、実はうまく遊べば、そんなに散在しなくても結構楽しめるのかもしれませんね。


みさと

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「豆源」
⇒ http://www.mamegen.com/



プレゼント
今週のプレゼントは、先週に引き続き丸々 もとお氏 著、丸田 あつし氏 撮影による、美しい写真集「海道夜景五十三次 (大型本) 」です。
ご希望の方は、このページ左上、薫堂さんの写真の下にある「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」から、お名前、住所、ご連絡先をご記入の上、お申し込みください。ご応募お待ちしています。
present_f.gif

さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。) 今日の曲は、「Downtown / Frank Sinatra」でした。

TOKYO LAB. STAFF | 21:50 | コメント(0) | カテゴリー:
2006年10月30日
小山薫堂&東野みさとがオススメする、麻布十番のお店は?
麻布十番を楽しもう!

そういえば、ちょっと前のお話になりますが、今年、麻布十番は行かれました?

当番組スタッフもお店を出していたんですよ。なかなか美味しいと評判だったそうです。

小金井市のラジオネーム「ジャック」さんから、こんなメッセージを頂きましたよ。

「今年の夏、初めて麻布十番祭りに行きました。都心にありながら、下町の風情ある町並がとても気に入りました。今度、普段着のこの街をじっくりと探索したいと思います。
番組で、是非麻布十番を掘り下げてください!」

というわけで、今週のミッションは「麻布十番を楽しもう!」です。

昔、麻布十番に事務所を構えていらした薫堂さん、じゃあもう、このへんは庭ですね。

薫堂さん曰く、この麻布十番の魅力とは、魚屋さんがやっている小さな食堂やたい焼き屋さんなど、小さな家族経営の個人商店が建ち並んでいるところ。

悲しいけれど、最近都心ではそういう光景があまり見られなくなっていますものね。

そうしたなかで、麻布十番は、時代の流れの中で姿を変えながらも、古い時代の何かを失わずに持っているようです。

ただ、比較的夜が早いのも、昔のまま。

薫堂さんが事務所を構えていらした頃は、仕事柄晩ご飯の遅い事務所のみなさん、焼肉屋さんくらいしか、行ける所がなかったようです。

最近はその頃よりは、遅くまで灯りがともるお店もちらほらあるようですが…。

::: ひみつのお店、「ちくわ」。

さて、今は事務所も麻布十番から引っ越されてしまった薫堂さんですが、最近でも麻布十番には遊びにいかれるようです。

遊びにと言っても、薫堂親分は大人のオトコであられるわけでして、昼間っから有栖川公園に行って池の鯉を眺めながら小一時間くらい平気でボーッとしている私とは違いますわね、そりゃあ夜の帳が降りる頃に行くんですよ。

で、そんな大人のオトコがどんな店に行くのかといいますと、その名も「ちくわ」。

それが何のお店なのかといいますと、それがまた、シャンパンバーなんだそうです。

ちくわ? シャンパン? と、頭の中で一見相容れなそうなものが、私の頭の中で一通り社交ダンスを踊っていましたが、なんだかこのお二方、薫堂さんのお話によると、意外と相性がいいのだそうです。

ちくわ好きのオーナーさんが、シャンパンのおつまみにちくわばっかり出してくれるんだとか。それがまた、結構イケるらしいですよ。

なんでもテーブルは、お店の真ん中に大きな楕円のテーブルがドカンとありまして、お客さんがみんな、それを囲んで座るのだそうで、その大家族で飲んでいるような席のアイデアが、薫堂さんのお気に入りのようです。

ははあ、そうやって、みんな同じちくわの穴の狢というわけですね…狸穴町も近いし。関係ないか。

さて、この穴の狢仲間になりたい方には、このお店を頑張って探して頂きましょう!

小さく看板も出ているようですので、お店を見つけたら、外からそおっと覗いてみて、もしかして、この穴の主が手招きしてくれたら、にっこり笑って入ってみましょう。

さ、麻布十番探検の旅、はじまりはじまり〜。


みさと

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「麻布十番商店街公式ホームページ」
⇒ http://www.azabujuban.or.jp/



プレゼント
今週のプレゼントは、先週に引き続き丸々 もとお氏 著、丸田 あつし氏 撮影による、美しい写真集「海道夜景五十三次 (大型本) 」です。
ご希望の方は、このページ左上、薫堂さんの写真の下にある「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」から、お名前、住所、ご連絡先をご記入の上、お申し込みください。ご応募お待ちしています。
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さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。) 今日の曲は、「Searching / Jamie Scott」でした。

TOKYO LAB. STAFF | 21:50 | コメント(0) | カテゴリー:
2006年10月27日
「東京で紅葉を楽しもう!」みなさんからのメッセージをご紹介
東京で紅葉を楽しもう!

今日は、みなさんからのメッセージをご紹介する金曜日♪

みなさんからのメッセージ、いつも楽しませていただいてます。全部ご紹介できないのが残念…。

::: ラジオネーム「みっつ」さんは、軽井沢ドライブとデートのお話。

「紅葉デート、いいですねえ。私は去年旦那さんと軽井沢をドライブしてとても良かったですよ。紅葉を楽しんで、おいしいものを食べて、お買い物して、温泉に入って…ほんとに素敵なところですよね。
ちなみにうちの旦那さんも手をつなぐのはいやがります(笑)私も彼の手をぶんぶん振り回して歩きたい!(笑)」

ありがとうございます! そう、軽井沢はこれからの季節もいいんですよ〜。

寒いけれど、これからの季節だと、紅葉でしょ、それからそう、みっつさんの行かれた温泉もいろいろありますし、軽井沢駅前のアウトレットでお買い物もできるし、丸山コーヒーさんなど美味しいコーヒー屋さんもあるし、ええと、クリスマスの時期には氷祭りもありますよ!

って、全て母親からの受け売りですが。

さて、手をつなぐか否かのお話は、ブログのほうにも「MIU」さんからメッセージをいただいてますね。

薫堂さんは、学生の頃から、手をつないでデートなんて恥ずかしくてできなかったそうですよ。

そうなんですね…手をつないで紅葉を見れば、綺麗さ半分、暖かさ半分、照れくささ半分、みたいなのが楽しいんですけどねえ〜。甘酸っぱいですねえ。

::: ラジオネーム「さくさくライフ」さん、そんないいものじゃなくてすみません。

「いつも東野さんの声で癒されています。どんな人かなあ〜なんていつも思ってます。携帯のサイトで紹介してください。」

ラジオで声だけだと、情報量が少ないので、いろいろ補足部分は好きに考えていただけるのでいいですねえ。

実際はそんなにいいものじゃあないので申し訳ないのですが…。ほんとに。

最近、「編集学校」というウェブ上で受講できる学校でお稽古をしているんですが、そこではいつもバカなことばかり発言している落ちこぼれです。

::: ラジオネーム「月のうさぎ」さんから、いきなり団子のお話。

「"いきなりだんご"は、数寄屋橋交差点のソニービルとなり、日動ビル1Fにある『くまもと物産館』にあります。しかもいつも、ほかほか!でお店の違うものが3種類くらいあるので、皮が厚くもちもちしたもの、薄く餡がが多めなどいろいろです。冷凍もありますよ。時々打ち合わせの帰りなどに買って、オフィスに戻ると、東京の人たちにも好評です。」

よかったですね、薫堂さん。くまもと物産展で懐かしい田舎の味が楽しめそうですよ。

このいきなり団子情報ですが、他にもラジオネーム「うまこま」さん、「熊本のニャン」さんからも、「くまもと物産館」にありますよ〜と頂いています。

また、「佐々木」さんからは、コープ東京の配達で冷凍のいきなり団子があるそうです。

意外と有名なんですね、「いきなり団子」。今度銀座あたりに行ったら、ぜひおためしを! 私も行ってみよう…。


みさと

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「銀座熊本館」
⇒ http://www.kumamotokan.or.jp/



プレゼント
今週のプレゼントは、丸々 もとお氏 著、丸田 あつし氏 撮影による、美しい写真集「海道夜景五十三次 (大型本) 」です。
あの、マンネリのカップルにも効くかも…?
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さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。) 今日の曲は、「FIELDS OF GOLD / STING」でした。

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2006年10月26日
夜景評論家「丸々もとお」さんが選ぶ、東京の紅葉スポット!
東京で紅葉を楽しもう!

もう少しして、紅葉が始まったら、ちょっと厚着して温かいお茶の魔法瓶持って、夜桜ならぬ夜モミジ見物なんて、いいですねえ。

秋の紅葉狩りドライブ、なんていうのもありかなあ。

今夜の電話ゲストは、日本国中夜景を求めて何処へでも、車で走って行かれる夜景評論家、丸々もとおさんです!

::: 東京の夜モミジ鑑賞は、ここで決まり。

都内で紅葉のライトアップがあるところといえば、文京区の「六義園」、ここにはモミジの木が400本もあるそうで、昼も夜も楽しめそうです。

普段は17時で閉園してしまうようですが、紅葉の見事な11月23日から12月7日までは、閉園が21時になるのだとか。

こちらも池に映る紅葉は本当に美しいそうですよ。

::: 神奈川は大山のお寺では、もみじ祭りがありますよ。

さて、週末にちょっと足をのばして紅葉狩りなら、神奈川の「大山寺(だいさんじ)」というお寺がオススメだそうですよ。

伊勢原駅から大山ケーブル行きのバスで終点まで、そこからケーブルカーに乗り換えて、大山という山に登って行きますと、この「大山寺」に行く事ができるようです。

このケーブルカー、普段は夕方17時頃までの運行ですが、11月の18日 ( 土 )、 19日 ( 日 ) 、23日 ( 木 ) 、25日(土)、26日(日)には、夜間運行もありまして、20時くらいまで上り下りできるようです。

この大山寺でも11月18日から26日までの間、紅葉がライトアップされ、18時以降は、暖かいゆず茶のおもてなしもあるそうです。

その他にも、この時期にはいろいろイベントがあるようで、なかなか紅葉以外にも楽しめそうですね。

::: 山中湖の紅葉も、いいですねえ。

まだまだあります、山中湖でも10月27日から11月12日までの間、山中湖「夕焼けの渚・紅葉祭り」と題して、山中湖・旭日丘湖畔緑地公園で紅葉のライトアップが行われるそうですよ。

入場料は無料で、点灯は16:30から20:30までだそうです。

バーベキューがてら、夜の紅葉狩りを楽しむのもいいですねえ。

::: 鮮やかな紅葉は、恋愛にも効く?

なんでも、丸々さんのお話によると、倦怠期のカップルは、ビビットな強い光を一緒に見るといいんだそうです。

倦怠感に悩まされるデートに刺激を与える、ということらしいのですが。

でもって、ライトアップの強い光は女性を何割増しか美しく見せる効果もあるそうなので、女の人はそこでご自分もスポットライトを浴びて、相手に美しさをアピールしちゃおう!という作戦はいかがですか?

丸々さん曰く、夜の紅葉狩りは、マンネリカップルにぴったりなんだそうです。

あ、今ドキッとしたあなた! これは試されるほかないようですよ…。

お話変わって丸々さんは、最近「東海道夜景五十三次」という写真集を出されました。

読売新聞で連載されていたそうですが、毎週、東京からそれぞれの宿場まで車を走らせ、終点の京都に辿り着くまでには、およそ地球2週分くらいを車で移動された計算になるとか。

この丸々さんの努力の賜物「東海道夜景五十三次」、丸々さんからリスナーの方3名さまに、プレゼントとしていただきました!

ご希望の方は、このページ左上、薫堂さんの写真の下にある「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」から、お名前、住所、ご連絡先をご記入の上、お申し込みくださいね。ご応募お待ちしています。


みさと

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「六義園」
⇒ http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index031.html


「大山寺」
⇒ http://www.oyamadera.jp/


「山中湖観光協会」
⇒ http://www.yamanakako.gr.jp/


丸々 もとお氏 著・丸太あつし氏 撮影「東海道夜景五十三次」
⇒ http://www.amazon.co.jp/gp/product/4873177820



プレゼント
今週のプレゼントは、丸々 もとお氏 著、丸田 あつし氏 撮影による、美しい写真集「海道夜景五十三次 (大型本) 」です。
あの、マンネリのカップルにも効くかも…?
ご希望の方は、このページ左上、薫堂さんの写真の下にある「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」から、お名前、住所、ご連絡先をご記入の上、お申し込みください。ご応募お待ちしています。
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さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。) 今日の曲は、「A NIGHT TO REMEMBER / SILK」でした。

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2006年10月25日
コラムニスト「泉 麻人」さんが選ぶ、東京の紅葉スポット!
東京で紅葉を楽しもう!
東京の街に住み始めて、かれこれもう11年になりますが、この街の事をまだ何も知らないな、と思う事が今でもよくあります。

でも大丈夫、東京の街をよくご存知と言えばこの方、泉さんがスタジオにお越し下さいましたから。

と、他力本願じゃあいけないんですが、何事にも先達は必要ですからね、ということで。


::: 紅葉宣言の標準木、ご存知ですか?


生まれも育ちもずっとこの街、生粋の東京っ子の泉さん、実は気象予報士でもあられるもので、去年気象庁から発表された、生物観測のデータをお持ちくださいました。

桜の開花から、シオカラトンボの発生時期、もちろんイチョウの紅葉まで、気象庁って、いろんなことを結構細かく調べていらっしゃるんですね。知りませんでした…。

そして更に、へえっと思った事は、桜は、靖国神社の桜の木が標準木になっていることは有名で、毎年その木の桜が開いたら、開花宣言をすることになっていますが、実は、イチョウにもそういう標準木があるということ。皆さんは、ご存知でしたか!?

それは、どこにあるかと言いますと、気象庁から歩いてすぐの、清麿公園なのだそうです。

そこに、大震災でも焼け残ったというイチョウの老木がありまして、それが色づいた頃に、東京の紅葉宣言が出されるのだとか。

なので、東京の紅葉は、この清麿公園(随分小さな公園だそうですが)でイチョウを眺める、というのがなかなかシブいのでは、と泉さん。

毎回のことながら、泉さんのそのいぶし銀のような発想が好きです。

ちなみに、その気象庁のデータによると、平年の東京のカエデの紅葉は12月28日、イチョウが12月29日だそうです。

なんだか、毎年もっと早かったような気がしていましたが…、ちょっと私たちもフライングしちゃいましたか。


::: 大人は黙って、一本狩り。


さて、泉さんのオススメの紅葉スポットは、町田市の北、多摩市との境に近い場所にある、小野路町。

そこは、小田急線の鶴川駅から、一時間に一本だけ出るバスに揺られて辿り着ける場所。

古い鎌倉街道沿いに武家屋敷風の建物が今なお佇み、昔ながらの山里の雰囲気を残す場所があるそうで、その山道を歩いておられた泉さん、ふらりと寄った小野神社の境内で、一本だけ、美しい紅色にそまった楓を見つけられたのだとか。

たくさんの枝が一斉に色づく紅葉もいいですが、こうした、一本だけひっそりと佇む木が見事に色づくところを眺めるのもなかなかオツなものだそうですよ。

最近は、桜も紅葉も、そんな一本狩りがお気に入りの泉さんでした。


::: 「ありえなくない。」


そうそう、泉さん、最近本を出されたのだそうで、タイトルは「ありえなくない。」

なんだか、「ありえな〜い」って騒いでる女の子達にもいぶし銀が降り掛かっていくようです。

あの独特な泉節による時事コラムがたくさん、ですね。読まなくちゃ!

(先週ご紹介したマスヒロさんの本がまだ途中なんですが。)

みさと

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泉 麻人氏 著「ありえなくない。」
⇒ アマゾンへ


さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。) 今日の曲は、「NEVER FADES AWAY / DELTA GOODREM」でした。
TOKYO LAB. STAFF | 21:50 | コメント(0) | カテゴリー:
2006年10月24日
国立科学博物館付属自然教育園、主任研究員「萩原信介」さんに伺う、紅葉の不思議
東京で紅葉を楽しもう!
今週は紅葉を話題にするわけですが、まだまだ東京では始まりませんね。
たまに、ほんの少しだけ、黄色くなっている葉っぱは見ますが…。

ところで、紅葉のしくみって、ご存知ですか?

そう聞かれて、はて、と困ってしまったのですが、みなさんはご存知だったでしょうか。

そんなお話を、今夜は国立科学博物館付属自然教育園の主任研究員・萩原信介(はぎわら しんすけ)さんにお話をお伺いしてみました。


::: 場所は、白金の庭園美術館のお隣。


国立科学博物館付属自然教育園は、白金の庭園美術館のお隣。

庭園美術館はたまに行くくせに、そのお隣は、ずっと気になりつつ入った事がなかった私ですが、この自然教育園、入場料300円で、誰でも気軽に入れます。

外側から見ると、敷地内になんだか珍しい植物が沢山生えているこの施設、研究員の方もいらっしゃるところだったんですね。

知らなかった、今度お伺いしてみなくては…。


::: ではいよいよ、紅葉のしくみを。


さて、早速ですが萩原さん、葉っぱが黄色くなったり紅くなるのはどうしてなんでしょう?

(なんだか子供電話相談室みたいな質問ですが。)

えーとですね、私はお聞きしたことを理解できているのでしょうか、試しにご説明してみますと…。

黄色くなるのと紅くなるのは、ちょっと仕組みが違いまして。

まず、緑の植物のあの緑色は、クロロフィルという物質の色です。

このクロロフィルさんは、普段、光合成をするときに光エネルギーを吸収する役目を持つ働き者で、春や夏の間は、絶えず葉の中で作られる物質ですが、日光が弱くなってくる秋頃になりますと、だんだん生成されなくなってきます。

で、黄色くなるあの色は、葉っぱの中のカロチンという物質の色。

春夏の間もカロチンさんは、葉っぱの中に同じ数くらいいるのですが、春夏の間にクロロフィルさんの割合が7割だとすると、カロチンさんの割合は1割ほど。

だんだん寒くなってきて、気温が5度くらいになってクロロフィルさんが少なくなってくると、いやでもカロチンさんの黄色が目立って来てしまう、というわけ。

ふむ、そういうわけだったんですか。勉強になります。


::: 葉が紅くなるのは、アントシアニンさんが犯人です。


さて、では紅い色は何の色なんでしょう?

冬になると、葉が落ちますね。

葉が落ちるときのその切り口、そのままではそこから水分が抜けて、一斉に葉が落ちたのでは木が弱ってしまいます。

でもご安心を。植物は賢いもので、その前に、葉と幹の間に膜を作って、ちゃんと落葉の準備をします。

すると、葉と幹をつなぐ管も遮断され、葉で生成されていたでんぷんも、幹の方へ運ばれなくなります。

そうこうしているうちに、葉にどんどん溜まったでんぷんは、糖分、そして最終的にアントシアニンという物質を作ります。

で、このアントシアニンというのが紅い色をしているそうなんです。

その間にもクロロフィルさんはどんどん減ってゆきます。

すると、始めは緑に赤や黄色が混ざって、なんだか汚い赤になっていたのが、だんだん綺麗な赤になってきましたよ…というわけ。

ちゃんとご説明できたでしょうか!? 間違ってないですか??


::: お正月に紅葉狩り??


自然教育園では、大体気温が8度くらいになると、クロロフィルが壊れ始めるそうですが、最近は紅葉のピークが12月の中旬だそうで、昔よりも随分遅くなってきているそうです。

そのうちに、紅葉が年を越すなんていう事態になるのでは、という予想もあるようで、温暖化は確実に進んでいるんですね。

お正月に紅葉狩り、なんてどうも…とのんきな事を言っている場合でもないのでしょうね、一体どんなことになってしまうのか、秋の風とともに、ちょっと背筋もひんやりしてきましたよ…。

そんなことも、自然教育園で植物を見ていると、肌で感じる事ができるのかもしれませんね。

みさと

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「国立科学博物館付属自然教育園」
⇒ http://www.ins.kahaku.go.jp/



さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。) 今日の曲は、「EVERYBODY / KISS OF LIFE」でした。
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2006年10月23日
小山薫堂と東野みさとにとって東京の紅葉スポットとは?
東京で紅葉を楽しもう!
今日は、久しぶりの雨でしたね…。
これからもっと冷え込むんだろうなあ、なんて、早くも憂鬱な気分になりがなら夜道を歩いてきましたが、でも、その前にお楽しみがあるじゃないですか。

街の街路樹の葉が黄色や赤に染まった道は、寒くても、心はちょっぴり楽しいですものね。

大田区のゴールド・ドライバーさんから、こんなメッセージをいただきましたよ。

「東京に来て初めての秋を迎えました。去年までは地元の仲間達と、紅葉を眺めながらバーベキューなどを楽しんでいましたが、東京初心者の僕に、今年の紅葉を楽しめるスポットをご紹介いただけないでしょうか?」

というわけで、今週のミッションは「東京で紅葉を楽しもう!」です。


::: 紅葉スポットその1 青山のイチョウ並木


そうなんですね…私も、東京にきたての頃は、お友達もいないし、楽しめる所も何処も知らないので、てくてく一人であちこちを散歩するのが楽しみでしたね。

さて、ぱっと思い浮かぶ紅葉スポットといえば、外苑前のイチョウ並木ですか。

毎年撮影にも使われる、紅葉お洒落スポットですからね、デートにも、一人の散歩にももってこいなのです。

薫堂さんもこのイチョウ並木はお気に入りのようで、紅葉の季節は回り道して帰られるんだそうですよ。

周到なことに、並木道の途中には、「SELAN」というお洒落なカフェもありますしね。シーズンはいつも混んでいますが…。

(ああでも、あそこからなら先日お話したBOOK246カフェも近いですね。あ、焼き蛤食べ放題のお店もあるんですよう。)


::: 紅葉スポットその2 白金の八方園


薫堂さんお気に入りの紅葉スポットは、やっぱり白金の八方園。

(ここは、年中見所なんですね…だって、いつも薫堂さんはここのお話をされますもん。)

この季節の紅葉の何がいいのかと言いますと、池のほとりで、水面に映る紅葉を眺めるのが最高のようです。

それから気のきいたことに、ここにも、お茶を飲みながら水辺の紅葉を楽しめる「スラッシュ・カフェ」というオープンカフェがあるそうです。

ちょっと厚着して、ここでランチするのもいいですねえ…。

あとはねえ、新宿御苑の日本庭園もいいですよう。

私はきっと、薫堂さんも、こういう場所で女の子と手をつないでデートをされたりしたんだろうな、と思ったのですが、そうでもないようです。

手をつないで人ごみを歩くなんて、恥ずかしくてできないんだそうですよ。はあ、九州男児ってそんなもんなのでしょうか。

みさと

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「SELAN」
⇒ http://www.kihachi.co.jp/rest/selan_m/rest004.html



「八芳園」
⇒ http://www.happo-en.com/



「新宿御苑」
⇒ http://www.shinjukugyoen.go.jp/



さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。) 今日の曲は、「MY IDEA OF HEAVEN / LEIGH NASH」でした。
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2006年10月20日
「東京、ほっぺが落ちる秋!」みなさんからのメッセージをご紹介。
東京、ほっぺが落ちる秋!
秋のほっぺが落ちちゃう特集、いかがでしたでしょうか?

今日は、みなさんからのメッセージをご紹介していきますね。


::: ラジオネーム「再出張希望」さんからは、「いきなり団子」のお話。


「秋と言えばさつま芋ですが、薫堂さん、東野さんはさつま芋を使った熊本名物『いきなり団子』をご存知ですか?
出張で熊本に行った時に初めて食べましたが、はっきり言ってうまいです!
熱々で、ほんのり甘くて、安い!(どこも100円くらい)
東京では見かけないので、デパートで九州物産展がやっていないか目を光らせています(笑)」


薫堂さんにとっても、懐かしのお団子なのだそうで、なんでも、餡とさつま芋をお餅で包んだもののようです。おいしそうですね。

東京ではやはり、手に入りにくいらしいのですが、埼玉の上里サービスエリアでは、これにとても似た美味しいお団子を食べられるそうですよ。

近くを通られる方は、ぜひ。


::: ラジオネーム「ちゃんやま」さんからは、さんまと七輪のお話。


「秋の味覚なら、東野さんも言っていたさんま! 自分で焼くと美味しいですよね。
ちょっと前に友人とさんまが食べたいという話になり、近くのスーパーまで、さんまと七輪を買いにいきました。
やっぱり炭火のさんまとビールは最高でした!
でも大学の構内だったので守衛さんに怒られてしまいましたが…」


ふふ、大学生のこういういたずら、目に浮かぶようですね。

まあ、ベランダで同じ事をした私も人の事は全く言えないんですが。

でもね、ベランダは意外と、匂いはキッチンで焼くのと同じくらいなので、怒られませんよう。なんて言っちゃいけませんね。


::: 山形のラジオネーム「地球シミュレーター」さんからは、「田舎の味」のご提案。


「『東京で田舎の味を探せ!』という特集をやっていただけないでしょうか?
わたしは東京を離れて10年経ちますが、東京に田舎の味を楽しめる場所があったかあまり記憶にありません。今わたしが住んでいる山形県酒田市は、お米、果物、…日本酒など、食べ物が本当においしいところです。東京にいながら田舎の味が楽しめれば面白いと思います。是非とも特集していただけないでしょうか?」


いいですねえ。沖縄料理屋さんなんか、大好きです。

薫堂さんは、先日ごちそうになった芋煮が忘れられないようで、おいしい芋煮を食べさせてくれるお店がお知りになりたいようです。

いいですね、このテーマは是非、取り上げさせて頂きたいです!

「地球シミュレーター」さん、ありがとうございます。

みさと

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「いきなり団子」
⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/いきなり団子



さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。) 今日の曲は、「You're The Best Thing / The Style Council」でした。
TOKYO LAB. STAFF | 21:50 | コメント(0) | カテゴリー:
2006年10月19日
キノコ料理のスペシャリスト登場!恵比寿「マッシュルーム」のシェフ、山岡昌治(やまおかしょうじ)さんを迎えて…
東京、ほっぺが落ちる秋!
先日、実はイタリア土産にもらったポルチーニで、きのこパスタをいただきました!

ほんとにおいしいもんですねえ…味にはそんなにウルサくないんですが、それでも、あれがなかなか食べられない美味しいものだということくらいはわかりますとも。いやあ、いいもの食べさせていただきました。

さて、今夜はですね、キノコ料理ならこの人! 恵比寿にありますフレンチレストラン、その名も「マッシュルーム」のシェフ、山岡昌治(やまおかしょうじ)さんのご登場です。


::: キノコ好きにはたまらない!? 「マッシュルーム」のキノコ料理。


「マッシュルーム」、可愛らしい店名ですが、これは14年前にお店を開かれる時に、山岡さんが好きなものということで奥様が考えられた名前だそうで、山岡さん自身ははじめ、ピンとこられなかったようなのですが、今ではすっかり馴染まれたとか。でも、可愛らしくて私は好きですけど!

そのくらいキノコを愛していらっしゃる山岡さんですが、お店はやはり、秋は自慢のキノコ料理で、お客さんも気持ち多くなるのだとか。

さて、フランスでの5年間の修行中にキノコ料理の魅力に目覚められた山岡さん、日本には当時、それほどキノコを使ったフランス料理は普及しておらず、キノコの種類もあまりご存知ではなかったため、フランスに渡られて、そのバリエーションの多さに驚かれたのだそう。

それから数々のキノコを扱われるうちに、その味や個性に惹かれ、いつしかキノコ料理の深みへと。

その頃は、食材としてのキノコにしかご興味はなかったそうなのですが、その後、キノコを採る方の魅力にも…今では、お仕事でもプライベートでも、すっかりキノコファンなのです。

山にご自身でキノコ採集にでかけられ、キノコの存在や、キノコを取り巻く環境、全てを含めて楽しい、と仰います。

ちなみに、「マッシュルーム」の留守番電話は、キノコ採りにでかけております、とアナウンスが流れるそうで…。

この番組のリスナーの方は、ふと思い出される方もいらっしゃるでしょうか、そう、キノコの魅力に取り憑かれたと言えば、Be-Palの編集長、加藤さん。

つい前日、「マッシュルーム」に見えたそうで、加藤さんのお好みは、とってもマニアックなんだそうです。今回は王道のキノコしかお出しできなかったと、ちょっぴり残念そうな山岡さんでした。


::: めずらしいキノコはいかが?


これからの季節、「マッシュルーム」さんではどんなキノコが食べられるんでしょう?

この時期はどの料理にもほとんどキノコが使われるそうなのですが(さすが!)、ムレオオフウセンタケ、ホンシメジがピーク、それに「くろかわ」というほろ苦い通好みのキノコは、もう少しでシーズンが終わってしまうそうです。

ここまでは王道のキノコ達で(わたしはほとんど知らないキノコばかりでしたが…)、マニアックなキノコでは、中国は雲南省から入ってくるイボタケ科のキノコというものがあるそうで、これは生だと魚のように生臭くて、トリュフよりも匂いがきつく、とても食べられるようには見えないのですが、火を入れると、とても香ばしくて美味しそうな匂いに早変わりするのだとか。

あまり他のお店でも、発注する所が少ないため、なかなか入ってこないレアものキノコなのです。

この季節、「マッシュルーム」さんでは23種類ものキノコが揃えられているそうで、キノコのお勉強がてら、美味しいキノコ料理を食べに行くのも、秋の味覚を楽しむにはぴったりかもしれませんね。

みさと

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cuisine fran?aise MUSHROOM
⇒ http://www.mush.jp/



さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。) 今日の曲は、「What's Your Flava? / Craig David」でした。
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2006年10月18日
料理評論家・山本益博さんが語る、この秋を「美味しくモノを食べる秘訣」とは?
東京、ほっぺが落ちる秋!
今夜は、昨夜に引き続き、料理評論家の山本益博(やまもと ますひろ)さんのご登場です!

昨夜は、美味しそうな秋の味覚のお話をたくさんお聞きして、もう終わる頃にはお腹がぐうぐう鳴っていました…。

今夜もますますお腹が鳴ります、その音、マイクが拾っていませんでしたか?? 心配です。


::: 「美味しいものを食べる、美味しくものを食べる」


昨夜は、「美味しいものを食べる」お話をたくさんお聞きした訳ですが、日本が豊かになって、美味しいものは溢れているけれども、それを「美味しく食べる」ということが、本当は一番大切なのではないか、とマスヒロさん。

いくら美味しいものでも、美味しく食べることができなければ、素材の命に答える事ができないのではないか、と仰います。

そのことについては、最近マスヒロさんは青春出版社から「そんな食べ方ではもったいない!」という本を出されていて、この本には、マスヒロさんの今までお料理評論家として学ばれてきたことがたくさん詰まっているそうです。

例えば、お蕎麦。

本当の蕎麦喰いは、冷たいお蕎麦を選ぶそうなのですが、その食べ方は、「すする」でも「食べる」でもなく、「たぐる」。

「たぐる」とは、両の手を互い違いに動かす事。

つまり、蕎麦猪口におつゆをちょっとずつ足しながら、お箸を持つ手とおつゆを交互に上下しながら食べると、お蕎麦の香りと口当たりを存分に楽しめるという道理です。

それを、蕎麦猪口におつゆを徳利からいきなりドボドボと全部入れて、お蕎麦をその中にどぼっとつけてしまえば、お蕎麦の香りもへったくれもない。

それでは、折角おいしいお蕎麦を作ってくれた方にも、お蕎麦にも申し訳ない、というわけです。

マスヒロさんも若かりし頃、お蕎麦屋さんに連れて行かれたときに、連れて行ってくださったお寿司屋さんのご主人に、それじゃあ徳利におつゆを入れる意味がないじゃないか、とたしなめられたのだとか。

お蕎麦は香りが命ですから、それをどう生かす食べ方をするのか、ということがお蕎麦の正しい食べ方、というわけです。

それは、お蕎麦だけのことではなくて、例えばフランス料理。

女性4人で、コースのアラカルトからそれぞれ別々のものを選ぶ人がいるが、あれは本当の意味ではシェアではない、と手厳しいお言葉。

シェアとは、同じ料理を一人一人前ずつ、みんなで一緒に食べることであって、ちょこっとずつお皿を回しっこして食べたって、お料理が冷めるばっかりで本当の美味しさなんかわからない。

それに、それぞれ違う温かいメニューを同時に出す、というのは料理人にとっては至難の業なのだそうで、お料理を出す方も、本当に美味しく食べてくれる気があるのかな…と思えば、やる気をなくしてしまうのだそうです…。

そうだったんですね…スミマセン、私もそれ、よくやってました…。

ケーキでもやはり、複数人で食べるなら、大きなホールで買って来て、みんなで食べる、というのが「美味しく食べる」ことなのだそう。

フランスには、毎年お正月に食べる習わしの「ガレット ・デ・ロワ 」というケーキがあって、それはまさに、「分かち合う喜び」を味わうもの。

そういう、「一つのものをみんなで分かち合う」という心を、僕らは学ばなければいけないんだと思う、と語られるマスヒロさんでした。


::: レストランには、3回以上通いなさい。


さて、では、レストランで美味しくものを食べるコツとは?

マスヒロさん曰く、とにかく一生懸命食べる事。それから、最初から最高のものを出してもらえるなんて、思わない事?

はて、レストランでは、最初には美味しい物を出してくれないんでしょうか??

いいえ、それは、こういうわけ。

初めてのお店に入ったら、まずはその店のシェフには、1度目で自分の料理の食べ方を覚えてもらい、2度目で顔を覚えてもらい、3度目で名前を覚えてもらって、それでやっとシェフからも、そのお客さんに合った一番美味しいものを出せるようになるのです。

その間、おしゃべりをしすぎたり、質問をしすぎたり、ましてや煙草をスパスパやってるようじゃ、美味しいものを美味しく食べることはできません。

「一生懸命食べる人に、シェフは必ず答えてくれます。」 なるほど、確かにそれは、腑に落ちるお言葉。

マスヒロ流美味しくものを食べるコツとは、つまり、作ってくれる人に感謝する、というごくシンプルなことだったんですね。

そうしてマスヒロさんが、素晴らしい料理人の方々から教わってこられた事が、この「そんな食べ方ではもったいない!」にはたくさん詰まっている訳です。

これは、素敵な大人になるための必読の書ですね! 勉強させて頂きます!!

みさと

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山本 益博氏 著「そんな食べ方ではもったいない!」(青春出版社)
⇒ アマゾンへ



さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。) 今日の曲は、「 I Still Haven't Found What I'm Looking For / U2」でした。
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2006年10月17日
料理評論家・山本益博さんが語る、この秋とっておきの「美味しいモノ」とは?
東京、ほっぺが落ちる秋!
昨日は、薫堂さんとお話ししていても、秋の味覚、そんなにたくさんはでませんでしたね。

いざ挙げてみると、意外と思いつかないものですねえ…。

今夜は、秋の味覚と言えばこの方! 料理評論家の山本益博(やまもと ますひろ)さんに、またまたご登場いただきました。


::: 秋と言えば、新米!


マスヒロさんが、秋の味覚の中で一番お好きな物は、新米だそう。

今年は、9月上旬から順番に、日本各地の米所、茨城、新潟、富山、秋田、山形からお米が届いたのだとか。

私はそんなにたくさんの種類のお米を食べ比べてみたことはありませんが…もし、そんな食卓だったらきっと、楽しいでしょうね。

何でもマスヒロさん、毎朝ご飯だけはご自分で炊かれるんだそうですよ。

山本家のお勝手には、炊飯器3台、それに炭で炊けるお釜もあって、その日によって、使い分けられるのだそうです。

毎日そんなおいしいご飯を食べられるなんて、何ともうらやましいお話です。


::: 「やっぱりさんまは、根室に限る。」


先日、目黒のさんまが食べたいなんていう冗談を言っていたのですが、マスヒロさんのお気に入りは、なんと根室のさんまなんだそうです。

その昔は、気仙沼港で捕れたさんまが目黒に入ってきていた訳ですが、今は、根室から入ってくるのだそうで、それがとっても美味しいのだそうです。

「昔目黒で、今根室。」ですって。さすがマスヒロさん。


::: 「秋は、実を食べなさい。」


マスヒロさん曰く、古の人々は、「春は芽を食べなさい、夏は葉を食べなさい、秋は 実を食べなさい、冬は根を食べなさい」と言ったそう。

なるほど、確かに旬のものは大抵がそれに当てはまりますね。

昔の人は、うまいことを言うもんですねえ…。

ということは、果物も秋が一番美味しい季節、ということになりますか。

マスヒロさんのお気に入りの果物屋さんは、高島屋内の「フルーツパーラー レモン」。

ここに、国内外から最高のフルーツが集まるのだそうで、中でも、ジュースは最高なんだとか。

今の季節の巨峰をミキサーを使わずに手絞りしたぶどうジュースは、マスヒロさんも毎年必ず飲みたくなられるようですよ。

あとは、スイーツならモンブラン。

マスヒロさんのオススメは、ホテルニューオータニの「パティスリーSATSUKIのアイスモンブラン」です。

メレンゲの上にアイスクリーム、その上にマロンクリームが。

なので、残念ながらテイクアウトはできず、その場で急いで食べなければなりませんが…。

ホテルニューオータニのシェフパティシエ中島眞介氏の傑作です。

それから、テイクアウトできるおいしいモンブランもちゃんとありまして、それは「三栗物語」と題して6年ほど前から始められた、この時期から年始にかけて発売されるモンブランの詰め合わせ。

今年は、日本・フランス・イタリアの三種類の栗を使って作るモンブランが楽しめるそうですよ。


::: マスヒロさんの、松茸づくし。


先日、大田市場で松茸をたくさん買ってこられたマスヒロさん、それで2日続けて松茸ご飯を炊かれたそうです。

なんでも、一瞬だけ松茸が安くなった時があったんですって。

そんな情報は、一体どこで仕入れられるんでしょう…今度、こっそり教えていただけませんかね?

それから、また別の日には、マスヒロさんのお気に入りのお店、銀座の「Ryo-ri genten(りょうり げんてん)」で、コースの中に「松茸の贅沢ポタージュ」というものがあったそうで、こんなにパワーを発揮する松茸は久しぶりだと、大層気に入られたようです。

クリーム控えめで、蓋を空けると、松茸の香りがふわあっ。

松茸がたっぷり入ったこのポタージュ、この一皿でコース一回分くらいのお値段があるのではというほどの贅沢ぶりだそうで、この時期、かなりお得なコースなのかも知れませんね。

それからそれからこれまた別の日には、茅場町の「みかわ」で、松茸の天ぷらを食べてこられたのだそう。

大きな松茸を丸ごと一本天ぷら揚げたものだそうで、松茸のジュースがそのまま閉じ込められて、噛むとそれが口全体に広がる、松茸の調理法の中では一番と言っても過言ではない逸品なんですって。

もう、頭の中が松茸でいっぱいです〜!

みさと

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「パティスリー SATSUKI」
⇒ http://www.newotani.co.jp/
  tokyo/restaurant/p_satsuki/index.html



「スーパー三栗物語」
⇒ http://www.newotani.co.jp/
  tokyo/restaurant/p_satsuki/2005/au_marron/



「Ryo-ri genten(りょうり げんてん)」

⇒ 中央区銀座4-6-1 銀座三和ビル2F
  Tel. 03-3564-1511



「みかわ」

⇒ 東京都中央区日本橋茅場町3-4-7
  Tel. 03-3664-9843


さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。) 今日の曲は、「Happy / Towa Tei」でした。
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2006年10月16日
小山薫堂と東野みさとの「ほっぺが落ちる秋」とは?
東京、ほっぺが落ちる秋!
そろそろ、スーパーやコンビニ、レストランなどでも、「秋の」や「きのこの」なんていった言葉を目にすることが多くなってきましたね。

食欲の秋とはよく言ったもので、この時期の食べ物のおいしさは格別ですよね。

さて、千代田区のラジオネーム「橋本かよ」さんから、こんなメッセージをいただきましたよ。

「ちょっとちょっとちょっと! 薫堂さん!
食欲の秋、まだやってませんよね?
ほっぺが落ちそうな、東京の秋、満喫したいんです!
ぜひぜひ、よろしくお願いします★」


そうですね、それはこの時期、やっぱり通らざるをえないミッションでしょう。

というわけで、今週のミッションは「東京、ほっぺが落ちる秋!」です。


::: 秋の味覚と言えば…?


さて、私は秋と言えばサンマです。

七輪で焼けると最高なんですが、都会だとなかなか難しいですよね…去年一回だけベランダでやったときは、運良く怒られませんでしたが、気づかれたら怒られちゃいますね…今年は私も難しいかな。

さて、薫堂さんの秋の味覚といえば、やっぱりマツタケなんだそうです。

そうそう、去年教えてくださった、見事なマツタケを一本混ぜ込んだマツタケご飯がある日本料理屋さん「龍吟(りゅうぎん)」

ちょうど去年の今頃でしたね。

マツタケご飯もいいですが、薫堂さん、マツタケのフライがお好きなんだそう。

素焼きだと、品質によって味の差が出るマツタケも、フライにすると、それほど高くないマツタケでもおいしく食べられるのだそうで、それにウスターソースをちょっとつけて、とか。

それから、「芋煮」。

薫堂さん、先週の山形で「芋煮」初体験をされてきたようで、その「芋煮」がとってもおいしかったそうです。

きのこに里芋、それに牛肉もこれがまた。山形と言えば、牛肉とさくらんぼですものね。

学生の頃、山形出身の友人によくごちそうになりましたっけ…。

その友人も言っていましたが、薫堂さんのお話によると、山形には「芋煮会」なるものがあって、何百人分の芋煮を大きな鍋で一気に作るのだとか。

機械油のかわりにサラダ油で手入れした芋煮会用の特別なユンボでざっくざっくとかき混ぜるのだそうで…その光景は一度、見てみたいですね。

みさと

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「日本料理 龍吟(りゅうぎん)」
⇒ http://www.nihonryori-ryugin.com/


さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。) 今日の曲は、「MY WISH / RASCAL FLATTS」でした。
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2006年10月13日
「東京で読書を楽しもう!」みなさんからのメッセージをご紹介
東京で読書を楽しもう!
今週は、いつもにもまして、たくさんのメッセージをいただきました! ありがとうございます。

みなさん、本好きなんですね。


::: ラジオネーム「成り上がりたかった男」さんから、成功ハウツー本のお話。


「僕は、有名タレントやスポーツ選手等が書いた成功ハウツー本が好きです。
最近良かった本は、イチローと矢沢永吉の対談本、『英雄の哲学』。あと、将棋の羽生名人の『決断力』です。
読んだ直後、自分がすごい人になったように錯覚してしまうところがいいです。
薫堂さんもそういう本を出しませんか?」


わかります。読んだ直後は、なんだか自分もやれるような気がして、頑張ろう!とやる気になります。(でも、私の場合、三日続けばいい方なんですが…。)

さて、薫堂さんは、11月に2冊の本を出されるそうですよ。

成功ハウツー本、ではないようですが、1冊は、薫堂さんがいつもどうやってアイデアを出されるのかを書いた本だそうです。

薫堂さんのアタマの中、いつもどうなっているんだろう…? と思っていました。発売が楽しみですね。

一体どういうタイトルにするとピッタリでキャッチーなものになるか、まだ決めかねているそうで、何かいいアイデアはありませんか…?

もう一冊は、もちろん昨日ご紹介した千倉書房「まってる。」です。こちらもとっても楽しみです。


::: ラジオネーム「コモエスタ」さんはとっても本好きでいらっしゃいます。


10月10日にご紹介した、「本屋大賞」の理事長さん・浜本茂さんのこの秋のオススメ、佐藤 多佳子氏著「一瞬の風になれ」ですが、コモエスタさんが興味を持たれ、図書館に借りに行ってくださったそうです。

でも、すでに100人待ちだったとか!

大人気です…! これは本当に、次回の本屋大賞1位を取る作品になるのかもしれませんね。

それから、コモエスタさんのオススメは、新聞記者の中山由美さんが書かれた「こちら南極 ただいまマイナス60度」という日記風南極取材記だそうです。

先日から、コモエスタさんは南極がとっても気になっておられるようで、どうも南極は、何やらとても興味深い大陸のようです。

来年は南極昭和基地ができて50周年だそうで、奇しくも薫堂さん、これから南極に関するお仕事を始められるのだそうです。

なんだか、来年は南極が流行りそうな予感…。


::: ラジオネーム「サラダボウル」さんも、落語好き?


「東野さんは『五代目古今亭志ん生全集」というのを買われたそうですが、いつものお声のイメージから落語の本を読む姿が想像できません。本の内容はどんな感じでしたか?」

ありがとうございます! 落語は面白いんです、本当に。私なんてまだ、齧った程度で、本当の落語好きからしてみればまだまだ何も知らないヒヨッコなんですが、ヒヨッコ視点から言わせて頂きますと、時代小説が好きなので江戸時代の庶民を描いた古典も大好きですし、身近な人をつぶさに観察して面白おかしく描く現代落語もいいですねえ。

滑稽で、人が良くて、ウィットの利いた会話が気持ちよく、もう、いつ笑おうかと身構えるくらいです。

「一日寄席にいれば、ちっとの病気なんかスグ治っちまわあ」という意味はとてもよくわかります。

ちなみに、この「五代目古今亭志ん生全集」、実は私は、前日古本屋で見つけた1巻しか持っていないのですが、「真田小僧」や「三枚起請」、「火焔太鼓」など、好きな話や有名な話がいくつか収録されているので、買ったのでした。

弘文出版から出ている、川戸貞吉氏という方が編集された本です。

新品も売っているようですが、古本屋さん巡りも結構はまるとクセになります。まだこの本は定価より安く買えますしね。サラダボウルさんも、ぜひ…。

みさと

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矢沢 永吉氏・「イチロー×矢沢永吉 英雄の哲学」製作委員会 著 「英雄の哲学」
⇒ アマゾンへ


羽生 善治氏 著「決断力」
⇒ アマゾンへ


中山 由美氏 著「こちら南極ただいまマイナス60度」
⇒ アマゾンへ


川戸貞吉氏 著「五代目古今亭志ん生全集1」
⇒ アマゾンへ


さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。) 今日の曲は、「La Javanaise / Madeleine Peyroux」でした。
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2006年10月12日
あの人が作った本は? 元ミスDJ千倉真理さんを迎えて
東京で読書を楽しもう!
20061012a.jpg 今週は、読書をテーマにお送りしていますが、今夜は、80年代前半、ラジオに親しんでこられたリスナーの方は、ちょっとびっくりのゲストの登場です。

元ミスDJの千倉真理さん、と聞いて、わあ!と思った方、はい、手を上げて!

そして実は、その頃のADさんが薫堂さんだったことを、ご存知の方はいらっしゃるでしょうか…?


::: 千倉真理さんの、本のお仕事。


実は千倉さんのご実家は、創業70年あまり、商学関係の実務書で有名な「千倉書房」だそうで、1年ほど前から、千倉さんはそこで編集担当役員としてご活躍されているそうなのです。

そこで、今週のミッションのご協力をお願いすることになりました。

最近千倉さんが編集を担当された本に、「ドクターオガワに会いにいこう -はじめてのマーケティング-」という絵本があります。

20061012e.jpg 神戸大学大学院の経営学研究所科の教授、小川先生が書かれたマーケティングの教本ですが、イラストレーターの上田バロン氏によるイラストのたくさん入った、絵本仕立てになっています。

マーケティングのことがとてもわかりやすく書いてありますが…なんとこの絵本、神戸大学で教科書として使われるのだそうです。

このときも、千倉さんのDJ時代の人脈がとても役にたったのだそうで…本の編集者とは、いろんな経験が物を言うご職業なんですね。


::: 10月下旬〜11月あたりに発売です、絵本「まってる。」


20061012d.jpg さて、千倉さんの最近のお仕事がもう一つありまして、それは、「J'ATTENDS…」という絵本の日本語版の制作です。

以前3年ほどフランスに住んでおられた千倉さん、その時パリで見つけられたのがこの絵本。

とても気に入られて、どうしても千倉書房からこの絵本の日本語版を出版したい!と思われた千倉さん、すぐにその出版社に掛け合いにいかれたのだそう。

それから版権を取るまでには、なかなかご苦労されたそうで、やっと許可を得たのがその1年後、今年に入ってから。千倉さんの情熱が、伝わったんですね。

20061012c.jpg さて、この「J'ATTENDS…」とは、「まってる」という意味なのだそうで、お話は、小さな男の子が成長していくまで、人生の赤い糸を辿って展開していくという内容です。

そして、ふと千倉さんが思われたのが、この小さな男の子の顔が、薫堂さんのお顔に似ているような気がする、ということでした。

そこで、千倉さんから薫堂さんに、日本語訳の文章の依頼がされたわけなのです。

「今はもう、小山君、なんて呼べなくなっちゃったけど…」とは千倉さん。

おしゃれで可愛くて、ちょっと切ない絵本「J'ATTENDS…」に、薫堂さんの文章が添えられてできた「まってる。」、千倉さんにとっても会心の作なのだそうです。

子供からお年寄りまで、「まってる。」温かさや切なさを感じたり、「仲直りのきっかけをまってる。」というページに付箋をして喧嘩中の相手にプレゼントしたり、返事を待ってる彼女にプレゼントしたりと、全ての「まってる。」人へプレゼントしたくなっちゃう本なのです。

10月下旬〜11月あたりに発売予定です。

みさと

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千倉書房
http://www.chikura.co.jp/


「まってる。」
http://www.chikura.co.jp/book/0868.htm


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2006年10月11日
鎌倉の仕掛け絵本専門店「メッゲンドルファー」店主を迎えて
東京で読書を楽しもう!
20061011a.jpg みなさんは、「仕掛け絵本」をご存知ですか?

小さい頃に、楽しんだ記憶のある方もたくさんいらっしゃると思いますが、最近、その「仕掛け絵本」が、大人達の間で静かなブームになっているそうです。

今日は、おそらく、日本に一軒だけ! 鎌倉にあります仕掛け絵本専門店「メッゲンドルファー」の店主、嵐山康平(あらしやま こうへい)さんにお話をお伺いします。


::: 仕掛け絵本は、こんなに進化してたんですね!


20061011b.jpg まずは、「ベルサイユの庭園」という絵本。

ちょうどCDケースのサイズの小さな絵本です。ケースから取り出して、昔のカメラのように蛇腹に開きますと…真ん中の穴から、ベルサイユ宮殿のお庭がずうっと奥まで続いているのが見えます…。

思わぬ遠近感にびっくり。紙だけで、こんなことができるんですね!

レトロな絵のタッチが、その不思議な奥行きの広さに、更にいい雰囲気を加えています。

20061011c.jpg それから、「不思議の国のアリス」。

これは、アリスの世界らしいキャラクター達のダイナミックな動きが、とてもいい構図で、意外なほど大きく飛び出してきます。

作者は、ロバート・サブダ氏という作家さんで、この方は他にも、「恐竜時代」など、とてもダイナミックでユニークな仕掛け絵本を数多く出版されています。

20061011e.jpg それにしても、工芸品と言っていいほどに精巧にできているのに、単価が大体3,000円前後。工数を考えると、こんな値段で手に入るのは、とってもお買い得感が。

プレゼントにしても、とっても喜ばれそうですね。


::: 仕掛け絵本専門店「メッゲンドルファー」


20061011f.jpg 現在出版社にお勤めの嵐山さん、部署は仕掛け絵本の営業なんだそうです。

でも、どこの本屋さんに行っても、仕掛け絵本は児童書コーナーの片隅にほんの少しあるだけで、専門店というものはなかったそう。

そこで、この仕掛け絵本の専門店を開こうと奥様と決心されたのは、本当につい最近の事。

そして、嵐山さんの定年後の開店を目指して、ちょうどよい店舗を探されていたところ、思いのほか早くぴったりの場所が見つかってしまったために、それよりずっと早くお店を開店されることになったのが、今年の6月のことだったとか。

なので、嵐山さんにお会いになるときは、週末に行かれるといいかもしれませんよ。


::: 意外と古い、仕掛け絵本の歴史。


西暦1300年頃は、占いの道具として使用されていたこの仕掛け絵本、その後、1500年頃には天文学、化学、建築、医学などをわかりやすく説明するために使われていたのだそう。

20061011g.jpg それが子供の絵本に使われ出したのは1800年頃で、その頃に仕掛け絵本作家として活躍された、言わば仕掛け絵本の父とも言うべき方が、嵐山さんのお店の名前にもなっています、メッゲンドルファー氏なのだそう。

嵐山さんのお店には、もちろんメッゲンドルファー氏の作品もありますよ。

20061011h.jpg 仕掛け絵本専門店「メッゲンドルファー」さん、残念ながら今の所、鎌倉にしか店舗がないそうです。でも、ぜひ仕掛け絵本を見にお伺いしたいので、そのうちに私も行ってみたいと思います。

鎌倉駅から表通りを海に向かい、下馬の交差点の手前、右側だそうですよ。

そうそう、「メッゲンドルファー」さんでは、月に一度、仕掛け絵本教室が行われています。

仕掛け絵本に感動するだけではなくて、自分で作る感動もご一緒に、いかがですか?

みさと

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仕掛け絵本専門店「メッゲンドルファー」 
神奈川県鎌倉市御成町4-5
Tel. 0467-22-0675


さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。) 今日の曲は、「The Book Of Love / Peter Gabriel」でした。
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2006年10月10日
「本屋大賞」理事長、浜本茂さんに電話インタビュー
東京で読書を楽しもう!
今日は仕事の帰りに、資料を探して本屋さんをウロウロしてきたのですが、渋谷ブックファーストの文芸書の階では、いつも本が売れている順にランキングされています。

ちょっと前までは、本屋大賞順に並んでいまして、リリー・フランキーさんの「東京タワー」には、「本屋大賞1位!」のオビが。

今夜は、その2004年からスタートした「本屋大賞」の理事長・浜本茂(はまもと しげる)さんに電話でお話をお伺いしました。


::: 本屋さんが選ぶ文学賞、「本屋大賞」


この「本屋大賞」、賞を取った本のオビには必ず書かれていますし、最近、何かと話題になる事が多いのですが、一体どんなきっかけで作られたものなのでしょう?

「本の雑誌」の発行人でもいらっしゃる浜本さんは、職業柄、本屋さんと接する機会も多いそうで、以前から、よくあちこちの本屋さんに立ち寄っては、本についての話をされていたそうなのですが、ある時、本屋さんの間で、既存の文学賞ではない自分たちの賞を作りたい、という声が高まっている事に気づかれます。

そこでできたのが、この「本屋大賞」。

有志の本屋さんを募って、投票で選ぶ賞なのですが、本の業界の中で最もお客さんに近い場所で、常に本の売れ行きを見つめている方が選ぶ訳ですから、それに選ばれた本は、面白くないわけがない。

そういう考えもあるのかないのか、この賞は、本の売り上げにもかなりの影響を及ぼしているという噂も。

ここのところ、活字離れが叫ばれ、本も売れなくなってきているとききますが、そんな出版業界の復興にも、一役買っているようですね。


::: 「本の雑誌」のライターさんは、月に50冊ほど読まれます。


浜本さん自身は、本は月に15〜20冊読まれるそうで、「ボクなんか大して読んでないんですが…」と仰っていましたが、それは私たちにとってみれば、すごいことだと思うのです。

ところが、「本の雑誌」のライターさんがたは40〜50冊ほども読まれるそうで、それはつまり、一日1〜2冊は普通に読まれちゃう訳ですか!

ライターさんって、すごいお仕事です。

さて、そんな浜本さんのこの秋のオススメは、佐藤 多佳子氏著「一瞬の風になれ」という、陸上競技に励む高校生を主人公にした、青春小説だそうです。

これは、ライターさんほどではないにせよ、本をたくさん読まれており、また「本の雑誌」の発行人でもある浜本さんをして、「読まなければ損」と言わしめるほどの作品です。

内容は、サッカー少年だった主人公が伸び悩み、とうとう陸上に転向するが、そこで素晴らしいライバルに出会い、そしてスプリンターとして一気にその才能が開花するというお話で、その主人公の葛藤や成長していく様が、すがすがしく、切なく描かれた作品だそう。

現在はまだ完結しておらず、11月に3巻目の発売が待たれています。

「別に大賞になるように誘導しているわけではないんですが…」と言いつつ教えてくださった、「本屋大賞」理事長・浜本さんの、今年のベストワン候補。

もう、お聞きしただけで、読みたくなってきました…。

みさと

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「本屋大賞」 
⇒ http://www.hontai.jp/


佐藤 多佳子氏著「一瞬の風になれ」 
⇒ アマゾンへ


さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。) 今日の曲は、「The Good Life / Tony Bennett & Billy Joel」でした。
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2006年10月09日
小山薫堂&東野みさとがオススメする、この秋読むべき本は?
東京で読書を楽しもう!
そろそろ読書の季節ですねえ…。みなさんは、最近どんな本を読まれましたか?

中野区のラジオネーム「るなるな」さんから、こんなメッセージをいただきましたよ。

「もうすぐ読書の秋がやってまいります。そこで、有名書店のこの秋おススメの本!なんていかがでしょう?
ちなみに、薫堂さんの短編集『フィルム』読ませてもらいました。
薫堂さんの優しい人柄が伝わってくる作本でほのぼのしました。次は是非長編を!」


というわけで、今週のミッションは「東京で読書を楽しもう!」です。

薫堂親分、お褒めに預かりましたよ! よかったですね!

ヨイショするわけではないのですが、「フィルム」、あちこちで好評の声を聞くのです…しまった、私、まだ読んでないんです。ゴメンナサイ、薫堂さん…。


::: カレル・チャペックの「チェコスロバキアめぐり」


ええと、私が最近買った本は、3冊です。

「チェコスロバキアめぐり」というカレル・チャペックのエッセイ集、それにジェニファー・トスという女性ライターが果敢にも危険なN.Y.地下に潜入しそこで生活する人々を描いたノン・フィクション「モグラびと」、それから「五代目古今亭志ん生全集」の1巻です。

薫堂親分がカレル・チャペックの絵本「ダーシェンカ」をアニメーション化される際に、ナレーションと台詞、全てをされたお話は、この番組でも以前、ご紹介しましたが、この本のことはご存知なかったようです。

先日ご紹介した青山一丁目にあります旅の本屋さん「book246」で、買ってきた甲斐がありました。

でも、ちょっと鼻タカダカになったところで、めずらしくいい情報を!と言われて、ぎゃふん。

博識な親分に、私ごときがそんなにいい情報をぽんぽんお出しできる訳ないんです…。


::: 舞妓さんならではの視点、「京都佳つ乃歳時記」


さて、では本題、親分のオススメは2冊。

一冊目は、「京都佳つ乃歳時記」。

2003年に出版された、生まれも育ちも京都の、祇園の有名な舞妓さん、「佳つ乃」さんが書かれた京都ガイドブックなんだそうです。

写真は篠山紀信氏で、表紙の「佳つ乃」さんの写真が美しい本です。

中にも「佳つ乃」さんの美しい写真と、京都を知り尽くしておられる舞妓さんならではの、ディープな京都が詰まっています。

ひと味違う京都ガイドをお探しの方は、これはぜひ買いですね。


::: 薫堂さんの旅のお供、「アルケミスト―夢を旅した少年」


もう1冊は、パウロ・コエーリョ氏著「アルケミスト―夢を旅した少年」。

薫堂さん、この本にはひとつ思い出があるそうですよ。

内容は、羊飼いの少年が宝物を探して旅に出て、その途中でたくさんの素晴らしい出会いを経験し、成長していく感動作で、その出会いの一つ一つがとても大切に描かれているようです。

イギリスに住むアラブ人のお友達から贈られたのだそうで、薫堂さん、旅行の時には必ず持っていかれるのだそうです。

彼は一体、薫堂さんにどんな想いで、その本をプレゼントされたんでしょう?

薫堂さんも仰っていましたが、本を贈るのって、ちょっと考えさせられるような、想いが強く伝わるような、素敵なプレゼントですね。

みさと

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カレル・チャペック氏著「チェコスロバキアめぐり」 
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佳つ乃氏著「京都佳つ乃歳時記」
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パウロ・コエーリョ氏著「アルケミスト ー夢を旅した少年ー」
⇒ アマゾンへ


さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。) 今日の曲は、「The Book Of My Life / Sting」でした。
TOKYO LAB. STAFF | 21:50 | コメント(0) | カテゴリー:
2006年10月06日
「東京で月を眺めよう!」みなさんからのメッセージをご紹介。
東京で月を眺めよう!
今週は、「東京で月を眺めよう!」というテーマでお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

折角心待ちにしていたのに、今夜はばっちり雨でしたが…。

さて、みなさんから頂いたメッセージをご紹介しますね。


::: 杉並区のラジオネーム「air」さんからは、「月見うさぎ」のお話。


「紅棉(こうめん)の月餅は私も食べたことがあります。
見た目は普通の和菓子っぽいけど持つとずっしり重いですよね。1個でおなかいっぱいです。(本物の月餅はなんとごはん4杯分ものカロリーがあるそうです)
ところで月餅もいいですがデパ地下で売っていた"月見うさぎ"というお菓子がかわいかったです。」


村山なお子さんがご紹介くださった、アヒルの卵の塩漬け入りの紅棉(こうめん)の月餅ですね。

そう、放送の後、私も残りの月餅をお土産にいただいたんですが、あれでお腹がいっぱいになってしまって、ご飯が食べられませんでした…。

「月見うさぎ」は、「榮太樓總本鋪(えいたろうそうほんぽ)」さんというお菓子屋さんのお菓子。

餡は、白い芋餡と紅いこし餡、それに紅白の藷蕷(じょうよ)饅頭(山芋とお米からできた衣で餡を包んで蒸したもの)と、いろいろレパートリーがあるようで、それに何と言っても、その見た目がとっても可愛らしいですね。

この、「榮太樓總本鋪(えいたろうそうほんぽ)」さん、大丸や三越など、多くのデパートに入っているようです。「月見うさぎ」、見かけたら買ってみますね。

「air」さん、よい情報をありがとうございます!


::: ラジオネーム「じんべえ2号」さんからは、お月見イベントのお話。


20061006.jpg 「J-WAVEのある六本木ヒルズの展望台でもお月見イベントをやってるみたいですよ!
放送が終わったらおふたりも行ってみてはいかがですか?」


そうなんですね…! 知りませんでした。10月9日(月)まで開催されているようです。

ウェブサイトを見てみると…先着で月見団子のプレゼントがあったり、カフェでは特別メニューが出たりと、とっても楽しそうです。

こんな高い所でお月見というのも、昔の人は味わえなかった楽しみ方ですね。

「じんべえ2号」さん、ありがとうございます!

みさと

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「榮太樓總本鋪」 
⇒ http://www.eitaro.com/


「六本木ヒルズ大展望台 東京シティビュー」 
⇒ http://www.tokyocityview.com/


さて、番組ではあなたのご感想をお待ちしています! それから、気になる東京のNEWS、それから、調べてほしい東京の疑問もお寄せ下さいね。(下の「コメント」、またはページ左上の「番組へのメッセージ・リクエストはこちら」からどうぞ。) 今日の曲は、「A KISS UNDER THE MOONLIGHT / THE RIPPINGTONS」でした。
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2006年10月05日
コズミック・ダイアリー著者「柳瀬宏秀」さんに伺う。月のパワーとは?
東京で月を眺めよう!
雨ですね、雨! もう〜、せっかくお月見なのに…。

でも、雨降りでも、月は確かにそこにあり、私たちの生活にも影響をあたえているんです。今日はそんなお話。

「コズミック・ダイアリー」の著者、柳瀬 宏秀(やなせ ひろひで)さんにお話をお伺いします。


::: 暦を変えれば、体にもいい?


普段私たちは1年12ヶ月で生活をしているわけですが、この「コズミック・ダイアリー」では、月の動きに従って1年を13ヶ月に(これをマヤ歴というそうです)したほうが、実は私たちの体のバイオリズムに合っているのではないか、という趣旨のもののようです。

なんでも、このマヤ暦にしたがって生活すると、女性も生理不順なんかが治っちゃうそうです。

どうも、このマヤ暦というもののほうが、宇宙の周期と一致するようなんですね。

で、宇宙の周期に合わせる生活のほうが、宇宙の中で生まれ育っている私たちの体にもいいらしいんです。

なるほど、そういえば先日聞きかじったお話によると、太陽暦って、太陽の周りを地球がぐるりと一周する間という所は地球の動きに沿っているわけですが、どうもその中身の1ヶ月ごとの区切りは、別に天体の動きに合わせた訳でもなんでもなくて、そのときの政治とか権力とか、そんなことで日にちを決めたらしいですから、それよりは確かに体に良さそうです。


::: 引力って、すごいんですね…。


満月の夜というのは、太陽と地球と月の関係を考えると、言われてみればその通り、太陽、地球、月と一直線になるわけです。

で、本当の一直線の時は、地球の陰で月食が起こるわけですね。

その時、地球では何が起こるかというと、月と太陽の引力で、大地が12cmも浮き上がるんだそうです!

海の潮の満ち欠けも月の引力のせいだといいますし、まあよく言われる事なんですが、人間の体の70パーセントが水分ですから、何かしら影響を受けない訳がない、という理屈は、ほんとに説得力がありますね。

大昔、マヤ文明の人々が感じた宇宙のリズムを、現代の私たちも意識してみるべきなんでしょうか…?


::: 十五夜は、十三夜とセットで楽しむ。


柳瀬さんによると、日本ではその昔、十五夜を見たら、その同じ場所で、十三夜に見る、ということがお月見の本来の風習だったそうです。

片一方の日だけ見る月は、「片見月(かたみつき)」といって、忌み嫌われたそう。

今年の十五夜は明日の10月6日で、十三夜は11月3日だそうです。

うーん、今年の十五夜は雨降りのようなので、今年の十三夜もなしですね…。残念!

みさと

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「コズミック・ダイアリー」 
⇒ アマゾンへ


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2006年10月04日
月を眺めながら食べるお菓子を「村山なお子」さんに伺う。
東京で月を眺めよう!
お月見と言えば、すすきとお団子ですよね。
白玉団子を積んで、ピラミッドみたいにするのがよくありますが、それ以外にも、お月見の時に食べるものが、最近はいろいろあるようですよ…。

今夜はいつもお世話になってます!お菓子愛好家の村山なお子さんに、お月見のお菓子事情やなにかをお伺いしてみたいと思います!


::: 中秋の大切なお菓子、中秋月餅。


早速ですが、村山さん、月見団子以上にお月見にふさわしいお菓子があるのだそうですよ。

それは、月餅。

中国からやってきたお菓子ですが、この月餅、実は中国ではその昔、皇帝が、良い事をした者にご褒美として与えるという、まことにめでたいお菓子だったのだとか。

パイ生地のような皮の中に、餡が入っているお菓子なのですが、この時期、十五夜の季節に限り中秋月餅と呼ばれ、その餡の中にアヒルの卵の塩漬けが入ります。

半分に切ると、確かに餡の中心には、ぽっかりと浮かぶ月のようなアヒルの卵。この卵は、神様も表しているのだそう。

なんとも神秘的なお菓子なんですね。

20061004a.jpg この時期だけ、中華料理屋さんにお目見えするこの中秋月餅ですが、村山さんのお気に入りは、横浜中華街の中国点心「紅棉(こうめん)」というお店のもの。

アヒルの卵は一つ入りと二つ入りがありまして、蓮の実の餡のほんのりとした甘みと、塩漬けのアヒルの卵のしょっぱさ、それに卵の微かなくさみとが、不思議にやみつきになりそうです。

村山さん曰く、「中国の麗しき風習をいただく」という気持ちで、お月見に楽しんでいただきたいお菓子です、と。

ちょっと居住まいを正して、じっくり食べたいお菓子です。


::: まだまだあります、お月見のお菓子。


村山さんのお話によると、お月見団子もやはり、関東と関西ではちょっとスタイルが違うとか。

関西では、お月見団子は里芋に見立てるため、お団子を餡で包んで黒いお団子にするのだそう。

お月見のときのスペシャルなお菓子は、他にもまだまだありますよ。

台東区根岸の竹隆庵岡埜(ちくりゅうあんおかの)さんでは、ウサギとお月様のマシュマロや、和三盆の干菓子などが、やはりこの時期限定で販売されるそう。

さらに、赤坂の虎屋さんでは、ウサギが描かれたお饅頭。

それからそれから、鶴屋吉信(つるやよしのぶ)さんでは、大判のウサギがデザインされた麩焼き(こちらは既に、予約が殺到しているそうですよ)。

どれも今の時期だけしか手に入らない、秋の風物詩です。

花より団子…ではありませんが、こんな特別なお菓子を買ってくれば、また一つ、違った十五夜を迎えられそうですね!

みさと

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「横浜中華街 中国点心 紅棉(こうめん)」 
残念ながら、ウェブからは中秋月餅は注文できないようですが…

⇒ http://www.koumen.co.jp/


「竹隆庵岡埜(ちくりゅうあんおかの)」 
⇒ http://www.wagashi.or.jp/tokyo/shop/1202.htm


「虎屋」 
⇒ http://www.toraya-group.co.jp/


「鶴屋吉信(つるやよしのぶ)」 
⇒ http://www.turuya.co.jp/


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今日の曲は、「FOOD FOR THE MOON / PAUL BROWN」でした。
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2006年10月03日
国立天文台の渡辺潤一さんに伺う、月の魅力とは?
東京で月を眺めよう!
今日も、お月様みえませんねえ…。昼間はちょっと晴れてたのに。

でも考えてみれば、月のこと、身近なようでそんなに知ってる訳じゃないんでした…。

そこで、国立天文台の渡辺潤一さんに電話でお話をお伺いしました。


::: お月様がどうしてできたか、ご存知ですか?


ご存知の方も多いかと思いますが、そもそも月というものができたのは、46億年ほど前だそう。

まだ月がなかった頃、地球に次々とぶつかってきた隕石たちの、衝突の際の小さな破片たちが一時的に土星の輪のように地球を取り巻き、それがくっついてたちまちのうちに月になったのだとか。

へえ…その、輪っかだった頃を見てみたかったですねえ。絶対無理ですけど。

だから、月の石の成分は地球の石とあんまり変わらないそうなのです。なるほど、そのせいで月に行ったのはウソなんじゃないかと言われ…いえ、そんなことはあるわけないじゃないですか!!!


::: お月見を、秋にする理由。


私たちは満月の夜に、今夜はお月様が明るくてきれいだなあと思って眺めたりしますが、渡辺先生のような天文台の学者さんたちには、宇宙を観測するときに明るすぎて邪魔になるので、あんまり歓迎されないようです。

でもね、秋のお月様がどうして名月と呼ばれるのかは教えてくださいましたよ。

それは、気温が下がると空気が澄んでくることと、それからお月様の高度が秋冬の方が高いために、地平線の遠い所にある月よりも、直に月の光が届く、というのが理由のようです。

ですから、本当は冬が一番月が冴えてきれいになる時期なのですが、昔は冬に障子を開けっぴろげて月を鑑賞するには寒すぎますし、それから、お月見をするときに、秋の実りに感謝するという意味もありましたから、結局昔の人が秋に落ち着けたんですね。

ということは、ダウンジャケットなんかで温かい恰好をして車で月を観に行ったり、野菜もスーパーで買う現代人の私たちは、最高のお月様を極めたかったら、十五夜も真冬の一番お月様が高くて、空気が澄んでる時にしてもいいのかも。

でもそれじゃあ、風情もへったくれもありませんね…。

みさと

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「国立天文台」 
⇒ http://www.nao.ac.jp/


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今日の曲は、「MOON OVER BURBON STREET / STING」でした。
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2006年10月02日
小山薫堂と東野みさとにとって月とは?
東京で月を眺めよう!
ここのところ雨降りが続きますね…。
ところで先日、金曜日の夜には、空が晴れていたので、ちょうど半分の月を見ましたよ。
いつでも見られるものなのに、たまにふと気がついて見上げる月は、なんだかとても希有なもののような気がして、しばらく見とれたりします。

江戸川区のラジオネーム「みきお」さんから、こんなメッセージをいただきましたよ。

「この間、同僚の送別会でビンゴ大会があって、『天体望遠鏡』をゲットしました。子供の頃は憧れだった『天体望遠鏡』で一番最初に見たのはやっぱり『月』でした。10月6日は『中秋の名月』、7日は満月!…という事で、『月』の特集をお願いできないでしょうか。」

わかりました! 今週はお月さま特集です!

薫堂親分は20代の頃は、天体望遠鏡を車に積んで、街の灯りが邪魔にならないところまで夜中にドライブするのが大好きだったそう。

ついでに、隣に女の子がいると、なお良し??

私はお月さま、天体望遠鏡で見た事がないのですが、薫堂さんのお話によると、本当に感動するそうです。

なので、そんな美しいお月さまを見ないなんて、人生もったいないくらいのことなのだそうで…しまった、そんなんだったら私は、32年間ももったいない事をしました。見てみます。反省。

::: 12年に一度の、ストロベリー・ムーン


ところで、薫堂親分は地中海で「ストロベリー・ムーン」なるものをご覧になったそうです。

月がとっても低い所に出る時に見える現象で、私も10代の頃に、新潟で一度見たきりでしたが…どうやらあれは12年に一度しか見る事のできないシロモノだそうですね。

私は、自分が気づかないだけで、割としょっちゅう見えるものなのかと思っていました。

実は、今年の6月に、貴重なその12年に一度が訪れていたそうで、それをご存知だった薫堂親分、ちょうど地中海の方にいらしたのですが、夜の海辺に観に行かれたそうです。

すると、水際ぎりぎりを滑る大きな月が、イチゴ色に染まっていて、まるで夕日のように、その光が海の表面に光の道を作っていたとか。

想像すると、なんだか不思議なような、美しいような、見てはいけないものを見てしまうような、ロマンチックなような、きっとちょっぴり怖い感動、みたいなものになるような気がします。

でも一度、見てみたいですね。いいなあ薫堂さん。

次はまた12年後、私は44歳か…。その頃、何してるかなあ。


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今日の曲は、「MOONLIGHT SERENADE / MANHATTAN JAZZ ORCHESTRA」でした。

みさと

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