2009年11月18日

古川展生-3- チェロを通して伝えたい事

今週のゲストはチェリストの古川展生さんです。

古川さんは東京都交響楽団の他、ソリストとしてもご活躍されています。オーケストラとソロでは、やはり違う臨みかたをする部分があるそうです。例えばソロではピアノと一緒であっても限りなく自分の力・表現がそのままお客さんにいくので、自分の“個”を最大限に表現できる場。

オーケストラの大きな魅力のひとつは、どんな作曲家もオーケストラの作品を書くことは大仕事であり、その作曲家の魅力が一番詰まった曲のうちのひとつ。それをどのように指揮者が解釈して、ひとつの曲をつくりあげていくんだろうということも勉強になるし、ジグソーパズルのひとつのピースを担って、その結果みんなでひとつの曲ができたときの感動もある、と古川さん。音の出し方など、自ずと違いが出てくるし、それぞれの魅力があるそうです。

他にもジャンルを超えたコラボレーションにも積極的です。ピアノの妹尾武さん、尺八の藤原道山さんとのユニット「古武道」。一昨年から本格的に活動を始めて、今年で3年目。「最近益々おもしろく感じるし、普段違うジャンルの3人なので、それぞれの音楽の魅力やノウハウを持ち合うことで、不思議に新しいものが生まれてくる。」と古川さん。
ピアノとチェロはよくある組み合わせですが、そこに尺八が加わるというのがおもしろい魅力のひとつ。指穴が4つしかない尺八は、本来、邦楽の旋律・音階出すようにできているのに、藤原さんは西洋音階も吹き分けるのだとか。そうすることによって、ときにはフルートのように聴こえてきたり、尺八特有の音色が聴こえてきたり。あの楽器1本で色々なキャラクターを持っているのだそうです。これを古川さんたちは“道三マジック”と呼んでいるそうです。

WEB: 古川展生オフィシャルサイト

ShareSmile Staff| 22:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:

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