2009年05月29日
山口絵理子 -5- 山口さんの夢
今週のゲストは発展途上国から世界に通用するブランド作りを目指す「マザーハウス」代表の山口絵理子さん。
もともとバッグ屋さんをしたかったわけではなくて、頑張る舞台を用意したいという気持ちが強くてマザーハウスを立ち上げました。それができる人たちはバングラデシュの人たちだけではないから、ネパールやもっとアジアに広げていって、アフリカにも行きたいし、生産拠点がそうなれば、販売エリアもオーストラリアやアメリカ、ヨーロッパへどんどん広げていきたいと山口さん。開発途上国の可能性を発信したい。
マザーハウスでお買い物をする人たちは「もの」だけを買っているという感覚ではなくて、ストライキが起きたときも、みんなで一緒に悩んで乗り越えていくという日々など、その背景にある物語や毎日のドラマも一緒に受け取っているそうです。この前は、そのお客さんたちが何十人もツアーでバングラデシュの工場へ来てくれて、工場で働く皆が「初めてバッグを使っているお客さんを実際に見た」と言っていたそうです。それからまた、働く人たちがすごく変わったと山口さんは感じたそうです。やっぱり「商品を作ってダンボールに入れて終わりの仕事じゃない」というところに、この仕事の意味があるということが実感できたのかもしれません。
そしてそのツアーに来てくれたお客さんたちと一緒にバッグ作りもしたそうです。そのときには、もちろん工員の人たちから教わることがたくさんあります。
| そこには山口さんの「先進国の人が途上国の人に何か教える立場」という考え方を逆転させるようなことをしたかったという想いが込められています。実際にそれをしてみて、バッグが出来上がり、やはり可能性を感じたそうです。工員たちにも自信になったはず。こうしたことも続けていきたいとおっしゃっていました。 |
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